今年も、残すところあとわずかですね。
今日は、
この一年を振り返っていて
「これは本当に売れてよかったなぁ…」
と思ったものの話です。
あなたは、
今年なにか売りましたか?
メルカリで
ちょっとしたお小遣い稼ぎをした、
という方もいるかもしれませんね。
わたしの「今年いちばん売れてよかったもの」は、
そんな気軽なものではなくて。
実家でした。
辺鄙(ヘンピ)な場所にある、古い実家
実家は、
わたしが今住んでいる場所から
車で約3時間。
山の上にあって、
駅までも遠く、
近くにお店もありません。
正直、
交通の便はあまりよくなくて、
いわゆる「ヘンピな場所」ではあるのですが。
海もあって、
山もあって、
自然にはとても恵まれた場所でした。
子どもの頃は、
その環境が当たり前すぎて
特別に感じたことはなかったけれど。
今思うと、
贅沢な場所だったのかもしれません。
父が亡くなり、母がひとりになって
昨年末に、父が亡くなりました。
それをきっかけに、
母がひとりで
実家に住み続けることになって。
車の運転もできない母にとって、
冬は特に大変で。
寒いし、
雪も多いし、
何かあったときのことを考えると、
だんだん心配になってきました。
思い切って、実家を手放す決断
悩んだ結果、
実家は手放すことにして。
母は、
札幌に引っ越してくることになりました。
売ろうと決めて、
不動産屋さんに見積もりをお願いしたのですが…。
値段はついたものの、
「うちでは取り扱えません」
と断られることが続いて。
「負の遺産かも…」と思ったことも
わが家は、
木造ではなく鉄筋の家だったので、
解体費用も高くなるそうで…。
「え、そんなにかかるの?」
と、正直かなりショックでした。
「これって、よく聞く負の遺産…?」
と、不安になったこともありました。
もう売れないかもしれない。
どうしよう…。
正直、
途方に暮れた時期もあります。
「うちに任せてください」と言ってくれた不動産屋さん
そんなとき、
とある不動産屋さんが
「うちに任せてください」
と声をかけてくれました。
築40年で古いけれど、
鉄筋の家だから丈夫なこと。
DIYしたい人には、
魅力に感じてもらえるかもしれないこと。
そう言ってもらえて、
お願いすることにしました。
そして数ヶ月後…
数ヶ月後、
無事に、実家は売れました。
諦めなくて、
本当によかった。
買ってくださった方には、
感謝の気持ちでいっぱいです。
空き家問題は、他人事じゃなかった
いま、
社会問題にもなっている空き家問題。
ニュースでは見ていたけれど、
まさか自分が
当事者になるとは思っていませんでした。
「大きなものが売れた一年」。
そう思うと、
本当にありがたい一年だったなぁと思います。
寂しさはあるけれど…
故郷がなくなってしまったのは、
やっぱり少し寂しいです。
でも、
思い出までなくなるわけじゃない。
時々、
思い出す場所として、
心の中に残っていればいいのかな、
なんて思っています。
手続きは大変だったけれど、
売れて、本当によかった。
そんなふうに思いながら、
今年を終えようとしています。