前回の記事では、ヨーガで学ぶ人間構造論・人間機能論について、簡単にお伝えしました。

 

『人間構造論・人間心理機能論ってなんぞや?』ヨガは、医療・福祉の現場だけではなく、教育・企業など…幅広い分野に広まっていますよね。 ヨガの研究が年々増え、ヨガの論文も増え、ヨガに関するエビデンスも増えて…リンクameblo.jp

 

今回は人間構造論の中のひとつ『人間五蔵説』について、もう少し掘り下げて書いてみます。

 

 

人間五蔵説とは!?

『古ウパニシャド聖典』(特にタイティリーヤ・ウパニシャド聖典)という古典書に記載された人間の構造論がパンチャ・コーシャと呼ばれる人間五蔵説です。

 

 

人間の身体は、5つ(パンチャ/panca)の鞘(コーシャ/kosa)から成り立っているという考え方になります。


外側が最も粗雑な次元で、内側へいく程に精妙で繊細になっていき、その最深部には五蔵を動かす原動力である真我(アートマン)が存在すると言われています。

 

聞きなれない言葉が多く???と思う方も多いかもしれませんが、簡単に言えば。。。

神は自分の中にいる✨

そんな感じでしょうかぁ〜

 


外側から順に

  • 食物から造られて機能している食物鞘(肉体)
  • 呼吸作用を持つ生気鞘(自律神経機能)
  • 知覚と運動作用に関係する意思鞘
  • 認知・判断等に関与する理智鞘
  • 記憶の倉庫である歓喜鞘

変化し続けるココロやカラダは真の自分ではないという考えです。

 

ヨーガ療法では、病気の原因は、理知鞘の部分の誤認知からくると考えられてます。

 

誤認知から意志鞘の乱れを引き起こし、生気鞘の自律神経系を乱し、食物鞘である肉体へ波及し、不調な症状や疾患が発生していくととらえています。

 

ヨガでは、この5つの鞘の調和がとれている状態を、真の健康な状態ととらえるのです。

 

ヨガのアーサナは、五蔵説の中の主に食物鞘に働きかけます。

 

呼吸法は生気鞘に働きかけます。

 

呼吸は自律神経によってコントロールされてますが、自律神経の中で唯一、自分自身でコントロールできるものなのです✨

 

呼吸とカラダの状態って不思議とリンクしてて

 

緊張してると呼吸は早く浅くなる。

 

集中してる時は息が止まる。

 

そして

リラックスしてると、深くゆっくり。

 

心臓は自分の意思で早くしたり遅くしたり止めたりは出来ないけれど、呼吸は自分の意思で早くしたり遅くしたり、一時的に止めることもできます。

 

なので、そこを逆に利用しちゃうのです✨

 

私たちは毎日2〜3万回の呼吸をしています。

 

 

この無意識に行ってる呼吸を意識的に行ってみる!

 

呼吸をコントロールすることで、自律神経がととのい、カラダの状態もととのってくるのです。

 

 

緊張している時に深呼吸してたら、呼吸が深まるとともに緊張感がほぐれたと言う経験をした方は多いかと思います。

 

生気鞘ココロとカラダの架け橋とも言われています。

 

毎日の暮らしの中で、自分自身のは呼吸に意識を向けてみる時間を作ってみませんか?

 

長くなってきたのでまた続きは次回に〜

 

 

【 お問い合わせ&お申し込み】

メールメールフォーム または

♦︎公式LINEアカウントから♪ ↓↓↓ 

→スマホからは上記のバナーをクリック!

→パソコンでご覧の方は表示されたQRコードを読み取ってください。

 *上手く登録出来ない方はID検索して頂けたら嬉しいです♪

 

ブーケ2Yoga×Ayurveda×Aroma ととのえる。ブーケ2

  Hokkaido Sapporo / CHIHO

 

ととのえる。Yoga×Ayur…のmy Pick