不安や焦燥と向き合えばあなたは救われるのか | 四畳半スピリチュアル

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世の中の胡散臭そうな話を
ユルく扱うスピ系ブログです。

こんにちは。

フネです。

 

怒涛の11月が終わろうとしています。

ほとんど毎日酒を飲んで(付き合いでですよ)

肝臓が死ぬんではないかという1ヶ月でした。

 

そのおかげで、

ちょっと面白い話も転がり込んできたりで

まんざらではないのですが

 

本当に飲みすぎると体の調子が悪いので

体調を崩さないように

あと1ヶ月乗り切りたいと思います。

 

さて

話は変わりますが

 

フネは対外的な肩書きの一つで

カウンセラーを名乗っています。

 

カウンセリングのオファーは少なくないですし

実際にいくつか資格も持っていますし

名刺にも記載してます。

 

別にキラキラゴツゴツした肩書きではなくて

●●代表,●●士,●●会長,カウンセラー

みたいな序列の慎ましい(笑)感じです。

 

で、ご挨拶でその名刺をお渡ししとくと

その後の懇親会なんかで

「カウンセラーさんなんですよね、実はちょっと……」

みたいなことがよくあるんですよ。

 

それで、今月の怒涛の飲み会の中で

ちょっと面白い話があったので

具体的なところは伏せた上で

ブログにまとめます。

 

テーマは、

不安感や焦燥感との向き合いについて。

 

ご相談してくださった女性は

現在心療内科に通院中です。

 

ストレスの原因は仕事か人間関係かは

話をよく聞いてなかったので忘れましたが

 

とにかく不安感や焦燥感が強く

精神的に不安定になるので

心療内科を受診してそこでカウンセリングも

受けてらっしゃるとのことでした。

 

ここまではよくある話ですね。

 

で、ご相談の内容は

カウンセリングを受けた後

めちゃくちゃ調子が悪いんだけど

続けてもいいのかしら、というものでした。

 

どのようなカウンセリングなんですか?と

質問してみました。

 

大雑把にまとめると

「自分の中の不安や焦燥感とゆっくり向き合ってみる」

というものでした。

 

先に呼吸法や自律神経調律法などの

リラクセーションをかけてから行う

若干、狭義で言うところの

催眠が入っているような感じのものでした。

 

最近では、こう言うの

マインドフルネスとか言うんですかね?

 

で、

そのカウンセリングを受けた後は

とにかく調子が悪くて日常生活にも差し障る、

とのことでした。

 

やっていることの意味や、

カウンセリングの意図は

自分でもよくわかるけど

とにかく不調になるそうです。

 

世の中には様々な

心理療法の体系があります。

 

私はその全てを

熟知しているわけではありませんし

むしろほとんど知らない

部類に入ると思います。

 

ただ、

カウンセリング後に

圧倒的に調子が悪くなるのであれば

そのカウンセリングは

功をそうしているとは言い難いと思います。

 

自分でゆっくりと向き合って

不安や焦燥感を乗り越えられるなら

カウンセラーなんていらないんじゃね?

 

と言うのが私の持論です。

 

これを極力甘くて柔らかい

言葉のオブラートに包んで

彼女にお話ししました。

 

向こうも、

「それはそうよね」

と納得してくれたので

 

お土産程度に

 

不安や焦燥から向き合わずに

潔く逃げるやり方

 

と言うものを一つ教えて帰りました。

 

(表面的には、ストレス緩和のセルフケアと嘘ついてます)

 

後日メールが来まして

それ以来、カウンセリング後の不調は

出なくなったそうです。

 

そのやり方は

子供の手遊びの

『いないいないばあ』

みたいな動きなんですけど

 

まあ、酒の力も手伝ってか

帰宅後にでも遊び半分で

実際にやってくれたんでしょうね。

 

向き合って乗り越えていける人

向き合って潰れてしまう人

向き合って拗らせてしまう人

 

人によって物事の捉え方や

処理の仕方は様々です。

 

私自身は断然『逃げる』派です。

 

そして誰かの相談でも

立ち向かわせずに逃す派でもあります。

 

しかし、そこに一切の甘言や

「許し」系の単語は入れません。

 

冷静に合理的に淡々と逃げるように進めます。

 

逃げる自分や許された自分に

陶酔されるのも困るし

それが続けばいよいよ逃げ場もなくなります。

 

なんのために逃げるのか、

どうすれば逃げられるのか、

と言うものを

非説得的に(ここ超大事)

相手に伝えることができれば

私が考えるところのカウンセリングは

終わりだと思います。

 

逃げ道をそっと手引きするのと

逃げなさいと命令するのは

似ているようで違います。

 

誰かに逃がされたのか、

自分で決めて逃げたのかの違いは

先々の結果と意味づけを大きく変えてしまう。

 

強く実直にぶつかって

潰れて壊れてしまうくらいなら

 

したたかに狡猾に冷静に

逃げ回って再起を図る方が

絶対いいと思うんですよねぇ。

 

もちろん選ぶのは本人なんですけど。

 

今回はこのぐらいで。

ありがとうございました。

フネ