カウンセリングに来る方で、
「私がこうなったのは、親のせいだ」
と、うまくいかないことを親のせいにする人が多いです。
親じゃなくても、パートナーのせい、付き合っている人のせい。
上司のせい、周りの人のせいと、
自分以外のせいにしている人です。
過去の私もそうでしたので、気持ちはわかります。
被害者意識ですが
「自分は悪くない、悪いのは親だ」と
誰かのせいにしたほうが楽です。
また、心理学を勉強しはじめた人に、
親のせいにする人が多いです。
心理学で、親の影響や親の刷り込みを受けて、
自分の性格や考え、人格ができると習うからです。
でも、「親のせい」にするのは、まだ途中の段階です。
自分の思考が先。
親よりも、自分の意識の存在が先だという考えを受け入れると、
親のせいにしていたり、誰かのせいにしていたことが、
一変します。
親よりも、自分の思考が先というのも、
そんなにスピリチュアルでもありません。
この話は深くしませんが。
こういう考えを受けれないとしても、
自分が一生懸命に、幸せになる努力をして幸せになれば、
親のせいとか、周りのせいにすることはなくなります。
幸せな人が、「親が悪い」なんて言っていないですからね。
むしろ、これまでのことを感謝したくなると思います。
じゃあ、やることは何か?
今の現状を誰かのせいにしていたら、それをやめる。
そして、自分が幸せになる努力をすることです。
自分のやるべきことに意識を向ける。
親のせい、ひとのせい、やめていきましょう。