なぜ、この世に苦しみというのがあるのか?
自分達が生きてる世界とは、常に対極のものがあり、比較でしか感じることができません。
寒さがあり、暖かさがあり。
常に暖かかったら、暖かさというのは存在しなくなります。
下降があって上昇がある。
目に見える世界というのも、目に見えない世界があって成り立っています。
光というのも、暗闇があっての光です。
星が光るのは、周りが暗い夜空だからです。
すべてに対極のものがあります。
不幸や苦しみがあるから、幸せを感じます。幸せがあるから、不幸というのも感じます。
つらい、苦しいというのは、その人の感情、自分の感情ですが。
喜びやうれしさ、楽しさとは、対極のものです。
白い服を着れば、汚れが見えます。
苦しみや不幸というのも、幸せの生活のベースの中にあることが多いです。
時には、本当に地獄と感じられる苦しみがあるときがあります。
僕も味わいましたが。
生きていれば、本当に何もかもない、絶望的な状況にされされる時もあるかと思いますが・・
そういう状況でも、幸せというのは見つけたり、感じたりすることができるものかと思います。
自分の好きな言葉
人間にとって、辛い体験をしている時、困難に直面している時こそ、
深く豊かな人間性を育てる絶好のチャンスでもあるのです。
他者に対する深い愛や慈しみの心は、
忍耐と寛容の実践を通して学ぶものです。
たとえば、誰かがあなたに理不尽な苦しみや耐え難い悲しみを与えたとする。
その時、あなたの心にはその人に対する激しい怒りや憎しみの心が湧き起こってくる。
まさにその時こそ、耐えることを学び、
許すことを学ぶ絶好のチャンスなのです。
その為にはあなたに苦しみを与えてくれる人が必要になる。
そして自分に苦しみを与えてくれた人にさえ、
尊敬や感謝の念が生まれてくるのです。
-----ダライ・ラマ14世 地球交響曲・第二番より

多くの方に読んでいただきたいと人気ブログランキングに参加しております。
応援クリックよろしくお願いします。いつもありがとうございます!