今回は、最初に勉強スケジュールを立てる際に
必ず必要になる、
「自分の現状の把握」
の仕方についてお伝えします。
1、自分の現状を知る
「現状を知る」というのは、
自分がどれくらい勉強が出来るか?
ということです。
単純明快ですね。
ですが、これが非常に重要です。
イチローに憧れて野球を始めた少年が、
いきなりイチローモデルの木製バットを使って
素振りしても、身体を壊してしまうだけです。
ドラゴンボールの大ファンの少年が、
いきなりかめはめ波の練習をしたとしても、
ヤムチャにすら勝てないでしょう。
そう、彼らがしているのは、
自分の実力に見合わない努力です。
これが受験生であれば、事態は深刻です。
ちょっと下の例を考えてみてください。
英語の偏差値が50にも満たないあなたは、
早速志望校の長文問題に挑み始めました。
偏差値が50もないうちは、まともに
一文すら読むこともままならないはずです。
にも関わらず、志望校に受かりたい一心で
あなたは過去問に誰よりも早く取り掛かりました。
しかし、案の定読んでも訳がわからない。
一文を読みきるのに数分かかり、
しかもその意味すらよく掴めていない。
そんな状態でありながら、長文はなんと800語。
このまま読み続けていたら何時間もかかる。
なのに、本番ではたった90分間で長文を読み切り、
いくつもある設問にも解答したら、
休みなく長文以外の大問も解かなきゃいけない…
さらに、これで合格目標点は8割。
まさかまさか…受験勉強の余りのハードルの高さに
あなたは絶望し、一般受験を投げ出してしまいます。
そして勉強から逃げたまま推薦受験に切り替え、
結局面接も小論文も勉強せずボロボロの状態。
受かったのはレベルの低い大学だけで、
一般受験で良い大学に受かった友人にバカにされる…
あなたが身の程知らずであればあるほど、
そんな最悪のシチュエーションが
あなたの身に降りかかるようになります。
イチローのようになりたければ、
ちゃんと自分に合うバットで素振りを重ねる。
技術や身体が育つにつれ、
徐々にイチローのように大人の道具を使っていく。
それが一番効率的なんです。
いきなり身の丈に合わない事をしても、
ただ疲れるだけで成長は見込めません。
勉強も同じで、身の丈に合う勉強をしなければ
逆に自分自身に悪い影響を与えてしまいますが、
自分のスタート地点を把握し、
それに合った勉強を行うことで、
最高のスタートダッシュを切る事が出来ます。
では、スタート地点を知るにはどうすれば良いか?
それに最適な手段は、模試を受けることです。
模試とは、予備校各社が作成している
センター試験などの試験問題を模したテストで、
これが受験生にとって非常に大切な指標、
偏差値を確認する手段になります。
代ゼミ・河合・駿台の3大予備校の模試は
5月から始まりますが、
東進は4月から日程があるので、
ひとまず受けてみて、現時点の能力を知りましょう。
さらに良いのは、2月の時点で行われる
センター模試を受けることです。
当然ながらスタートは早い方が良いでしょう。
また、4月辺りのシーズンに模試を行う高校も
多いと思うので、それでも構いません。
模試を受けると、約1ヶ月後に結果が返ってきます。
その結果に、科目毎の点数と偏差値、
全体の偏差値が出てきます。
また、志望校を書いていると、
その志望校に対する合格判定も行われます。
私は最初、4月に受けた模試では、
偏差値はまさかの30台でした。
自分が志望校として書いたMARCHは、
もちろんE判定(A~Eの順で合格率が高い)でした。
「志望校のたった半分しか偏差値がない…」
私はそう思って絶望し、早速勉強を投げかけましたが、
逆に大馬鹿だと知る事ができたおかげで、
中学生の知識の復習から基礎を固めることにし、
たった半年足らずで、偏差値が倍の60を超えました。
このように、自分に最適なスタート地点を
把握することで、誰でも最高のスタートダッシュが
切れるようになります。
という訳で、模試の案内があったら、
まずは迷わず申し込んで受けてみましょうね!
参考になったら ひとつヨロシク!
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