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異常に身体能力が高い二人の子供コナンとジムシーの能力差

の由来として、年齢と育った環境の違いに加えて、

遺伝・才能があると見るべきかは難しいポイントだが
出会いのシーンで走力が互角な事を示したのは、あの靴が

単なる能力退化させる人工物という意味ではなく、

猪の蹄的に有用だという意味なのかもしれない。
コナンにあとをつけられる原因も、足跡が残りやすい

蹄=靴にしてある。


・三蔵法師を三分割した内の二人、モンスリーとラオ

の徹底した対比描写

モンスリーのコナンへ向けた熱意とリスペクトの増大の過程

の比較対象を
名無しの牢屋番、直ぐ下の部下クズウ、直ぐ上の上司レプカ
と、インダストリア内ヒエラルキーを上げていった末

に登場するのがパッチである。
(脱獄してファルコから飛び降りるシーンの段階で、コナンの

側も笑顔になっていて
モンスリーに対する意識の変化が既に表現されている。
ラナを奪われたままであるこの段階で、

「上手く利用させて貰った」という意味だけのしたり顔は

不自然で、銭形に対するルパン的な構図が既に始まっている

と言える。)
コナン達を追いかけている様で結果的に逃がしていくモンスリー

と、守っている様でひたすらインダストリア中枢へ

引き戻そうとしているラオ
という構図と共に、

コナンとラナの二人の仲への関わりもそれと連動している。

手枷足枷の遠隔操作でファーストキスを演出し

("海中=塩水"で味噌汁を活用して金属を錆びさせて脱獄した

実在の日本の岩窟王の話をオマージュしつつ、結局の所
火事場のバカ力で壊させる事で、コナン側が一回人口呼吸を

求めた様にも見せている)、
その後ハイハーバーでの"スレスレの銛投げ"の為に

ラナを気絶させて大の字に仕立てあげる爆撃をしたのも

モンスリーである。

人口呼吸を口実にしたファーストキスを済ませた後に

二人だけの砂漠の場面に移行するが
ここは、イスラエルの民の40年間の放浪を引き合いに

40日間を耐え抜いたキリストの逸話
「荒野の誘惑」を模している。
つまり、現実に死なずに耐えられる(がさすがにコナンでも

倒れて意識を失う)4日間
荒野で誘惑に耐えたのかどうか、

と想像させようとしている訳だが、
荒野の誘惑の他の逸話「高所からの飛び降りの誘惑」を

事前にパロディしていて
キリストと逆に、コナンは飛び降りて石よりも硬い鉄の地面に

コミカルに着地している。


・キリスト物語をなぞる展開から連想する、

三蔵法師と東方の三博士マギの類似

三蔵というネーミングと"博士"が三人になる流れ、

巨大文明帝国の宗教家の西方への旅、
と、言われてみれば印欧語族インド・イラン語派内の

仏教・ゾロアスター教で普通に共通した由来を含んだ逸話

であろうと思わされる。
三蔵法師を分割した三つのキャラクターの中に、

怪しげな博士呼ばわりの科学者を置くこの配置を
科学者として母親として女として、の人格移植したOSだ、と

そのままオマージュしたのが
エヴァのマギである。
アニメージュでのナウシカの後の連載だった

セラフィム2億6661万3336の翼
はマギの三キャラクターがタクラマカン砂漠を西に進んで

謎のウイルスの秘密を探る、
という三蔵法師との重ね合わせを踏襲している。
(2億6661万3336は当時のアメリカの人口なのか、

或いは日本の人口の二倍というイメージなのかが気になる。

アメリカの人口がまだ大体二倍だった時代の漫画である。)

エヴァのマギは、最後の最後(旧劇)にリツコの期待と予想

を裏切る多数決の結果を出す訳だが、
これは、三人格の内モンスリーだけが成長・変化して

立場を変える話だった未来少年コナン
を意識したものだろう。


・ラオ博士という名前の元ネタ

戦前のアメリカの小説が大元で、町全体を煙に巻く

一人サーカス団の団長(中国人)の芸名、というのがそれだが
原作のブライアック・ロー博士からわざわざこれに

変更しているという事は
ラオは博士ではない、或いは単なる一博士ではない、という

意味が込められている、と読める。
そして、「ラオ博士」の原作者が米軍の兵として

中国に滞在した経験がそのキャラクターの由来だという事で
西遊記、東方の三博士、キリスト教世界、米軍の東アジア遠征、

と世界一周が完成している。
60年代開始のアメコミXメンにも「ラオ博士」という名前の

インド人キャラがいるらしいが、どうやら初登場が

2004年のようなので、この未来少年コナンの

世界一周構造を意識しているのかもしれない。


アメリカで60年代に映画化されたラオ博士は、

一人でサーカスの団員を全てやる謎めいたキャラクターを

演じる俳優の映画、という扱いである。
綾波レイの元ネタは筋肉少女隊の歌詞で、その元ネタが

ホラー漫画のサーカス団に売られた少女である

(その元ネタも同じく森田童子の歌詞のサーカス団に

売られた少女)。
レイ役の林原めぐみが色々な声を担当する事で、

世界全体に遍在している、
主人公シンジを見守っている=監視している、という構図も

この流れが元なんだろう。
ペンペン(血縁ゼロの「楽しかった家族ごっこ」の

マンション一室内の監視ペット)の担当に関して、
「酔っ払った林原が飲み会で強引に役をとった」という

軽い内輪ネタ的逸話があるのが、
いかにもらしい感じだと思っていたが、元ネタが

未来少年コナンのテキィだと考えると
当初の予定は実際に違ったんだろうと思われる。