谷口さんの著作はこれまでにいくつか読んだ。
確か似たようなタイトルで、、信長・秀吉の家臣たちにスポットを当てたもの。だから重複しているところもあるであろうが、書棚にこのタイトルを見つけてしまったら自然に手が伸びてしまうというもの。
塙直政や宮部継潤、佐々成政などマイナーな名が目次にあるのを見てしまうと、有無を言わさずレジに向かう。これはもう条件反射的な。
谷口さんの著作はこれまでにいくつか読んだ。
確か似たようなタイトルで、、信長・秀吉の家臣たちにスポットを当てたもの。だから重複しているところもあるであろうが、書棚にこのタイトルを見つけてしまったら自然に手が伸びてしまうというもの。
塙直政や宮部継潤、佐々成政などマイナーな名が目次にあるのを見てしまうと、有無を言わさずレジに向かう。これはもう条件反射的な。
関東軍。
いやな響きです。
ウチの親父とかは、昔たまに
「あの人は関東軍のような人だ」とか言っていた。
人の忠告を聞かないとか、自分本位な人というような意味で。
まさにその通りで外地軍隊の性で、関東軍はやりたい放題だった。もちろん軍であるからシビリアンコントロールが建前で、アメリカなどはそれが機能していたが、日本にそれを求めることは難しい。今でもそう。抑制できる政治家がいない。内地の軍に対してもやられたい放題だったわけで。。
これはそんな関東軍の歴史(日露戦争直前から終戦まで)を一本の線として描かれた本で、スポットでは様々な本に登場する関東軍だが、こうして書かれたものに初めてお目にかかった。
ゆえに関東軍の精神、宿命、限界などがきちんと書かれていて、勉強になった。
にしても歴代の関東軍司令官たちの情けなさと言ったら。。下に突き上げられるまま言いなり。最後も我先に逃げる。
高橋是清のような気根のある人が上にどんと乗っかっていればまた違う歴史にはなっていただろう。
タイトル買い。
僕も死ぬのは怖いので。
少し調べたところ、著者は東大出身の有名な科学者で、100冊以上の著作があるとのこと。
好感が持てたのは、いわゆるオカルトではないということと、これはまだ仮説だということを何度も書いているところ。
後半は壮大すぎてよくわからなくなったが、そもそも生命やらそれを構成する地球、宇宙が壮大なのだから致し方なし。
ゼロ・ポイント・フィールド。
要はそこに繋がるということ。
他の著作もいくつか読んでみようと思う。