どこよりも早い(と思いたい)65位~80位の得票数予測 | AKB48選抜総選挙の選挙戦略~あなた(メンバー)が当選する又はあなたの推しを当選させる方法~

AKB48選抜総選挙の選挙戦略~あなた(メンバー)が当選する又はあなたの推しを当選させる方法~

このブログの目的は、「AKB48選抜総選挙」を市場として分析し、新たな視点でヲタ活を楽しむこと、ヲタ・運営・メンバーの皆さんの議論の下地としていただくことです。
主に、選挙全体の分析、当選のための施策を考える視点、日々の選挙への材料について書いていきます。

とうとう投票が始まりましたね。
ブログも、まとめサイトも、ぐぐたす・ツイッターも、選挙一色という様相です。

特定の選対に入っていない私ですら、なぜか今から緊張しています(笑)

前日まで投票可能なわけですが、この18日間は1年で最も熱い期間の一つになりそうです。
今年は選挙直後にブラジル・ワールドカップもあるので、6月が気が抜けない月ですね。

さて、本題です。

1.当選議席数の拡大
今回の選抜総選挙より、当選議席数が去年までの64議席から80議席に拡大されました。
「とにかくランクインしたい!」と考えるメンバー、ヲタにとっては朗報です。

運営の残念さに触れたことがあればあるほど、「運営はまた何の考えも無く、集金増のために議席数を拡大したのか」と思いがちです。

そこで、何か本当は理由でもあるのかなと好意的に解釈して、その理由を探るべく過去の選抜総選挙の当選倍率を算出してみました。

第1回=被選挙権者:98人、当選議席数30議席、当選倍率3.3倍
第2回=被選挙権者:104人、当選議席数40議席、当選倍率2.6倍
第3回=被選挙権者:150人、当選議席数40議席、当選倍率3.8倍
第4回=被選挙権者:237人、当選議席数64議席、当選倍率3.7倍
第5回=立候補者:246人、当選議席数64議席、当選倍率3.8倍
第6回=立候補者:296人、当選議席数80議席、当選倍率3.7倍

第3回~第5回までは、3.7倍又は3.8倍になるように調整されていました。第6回も3.8倍になっていることから、今回の当選議席増は当選倍率の調整によるものなのではないでしょうか。

ちなみに、第6回の立候補者数で64議席のままだったとすると、当選倍率は4.6倍になっていた計算になります。


2.どこよりも早い(と思いたい)65位~80位の票数予測
それで、結局のところ、アップカミングガールズ(65位~80位)の票数はどうなるのでしょうか。
平均下落率を用いて試算してみたいと思いますl。

(1)平均下落率
その予測をするために、昨年と一昨年のステージ(選抜、アンダー、ネクスト、フューチャー)ごとの平均下落率を算出してみました。

下落率とは、順位が一つ下がるごとに(例48位→49位)、何%下がっているかの割合です。平均下落率とは、各ステージ16人の下落率の平均です。算出結果は以下の通りです。

○選抜=92.3%(昨年)、91.2%(一昨年)
○アンダー=95.7%(昨年)、94.4%(一昨年)
○ネクスト=97.9%(昨年)、97.7%(一昨年)
○フューチャー=98.4%(昨年)、98.8%(一昨年)

ご覧いただいたとおり、ネクスト・フューチャーになると、昨年と一昨年でほぼ平均下落率が一致します。ここから、過去の実績で今年を語ってもたぶん大丈夫そう、との推論が得られます。

そして、アップカミングの平均下落率がどうなるのかです。下位に行くほど平均下落率は上昇するのですが、

○フューチャーとネクストの平均下落率の差=0.5ポイント(昨年)、1.1ポイント(一昨年)

となっていますので、フューチャーからアップカミングにステージが移る際、上記のフューチャーとネクストの平均下落率の差について、昨年と一昨年の間をとって0.8ポイント平均下落率が上昇するものと仮定します。

この上昇幅を昨年のフューチャーの平均下落率に足すと、アップカミングの平均下落率は99.2%となります。

(2)票数予測結果
仮に投票総数が昨年と同じ程度だったとして、99.2%と設定した平均下落率を使ってアップカミングの票数を予測すると、以下の通りになります。

<予測>
65位 11,509票
66位 11,417票
67位 11,326票
68位 11,235票
69位 11,145票
70位 11,056票
71位 10,968票
72位 10,880票
73位 10,793票
74位 10,707票
75位 10,621票
76位 10,536票
77位 10,452票
78位 10,368票
79位 10,285票
80位 10,203票
<予測>

80位であっても1万票以上必要という重たい結果が得られました。
なお、CDの売り上げ減少率約95.2%を加味すると、以下の予測値となります。

<予測>
65位:10,962票
66位:10,874票
67位:10,787票
68位:10,701票
69位:10,615票
70位:10,530票
71位:10,446票
72位:10,363票
73位:10,280票
74位:10,197票
75位:10,116票
76位:10,035票
77位:9,955票
78位:9,875票
79位:9,796票
80位:9,718票
<予測>

3.まとめ
(1)この予測の限界
平均下落率を用いた予測は、ある時点で限界が来ます。

それは、本当にあまり人気がない又は入ったばかりで知名度が低いメンバーに到達した時点で、下落率ががくっと下がるということです。

たぶん、80位くらいまでは予測可能範囲だと思いますが、全てを予測することはできないので注意が必要です。

(2)実際のところどうなの?
先ほどの予測は昨年の票数で試算しましたが、今年の場合はどうなるのでしょうか。

投票総数によることになりますが、たぶん今年は全体的に票数が下がるのではないか、と予想しています。

理由はいくつか考えられますが、一番広範囲な理由としては、主要メンバーの卒業や、ヲタ総数の減少、イベント乱発によるヲタ一人当たり可処分所得の減少などが考えられます。

明日の出荷数報道、明日又は明後日のオリコンデイリーを見守りましょう。

ちなみに、明日の速報値は、各陣営への速報戦術の浸透により昨年比で上昇すると思います。

<予告>
明日か明後日には、速報値に基づいて順位及び最終得票数予測をしてみたいと思います。