『記憶にございません!』ネタバレの詳しいあらすじ(改訂) | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

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監督:三谷幸喜 2019年

主な登場人物(俳優)役柄

黒田啓介(中井貴一)記憶喪失の総理大臣

井坂(ディーン・フジオカ)首相秘書官

番場のぞみ(小池栄子)首相秘書官

黒田聡子(石田ゆり子)総理夫人

寿賀さん(斉藤由貴)官邸料理人

山西あかね(吉田羊)野党第二党党首

スーザン・セントジェームス・ナリカワ(木村佳乃)日系女性大統領

古郡祐(佐藤浩市)フリーライター

鶴丸大悟(草刈正雄)官房長官

柳友一郎(山口崇)元小学校教師

大関平八郎(田中圭)警官

小野田治(梶原善)建設会社社長

南条実(寺島進)大工

鱒淵影虎(ROLLY)衆議院議員。聡子の兄

黒田篤彦(濱田龍臣)総理大臣の息子

キャスター(有働由美子)ニュースキャスター

 

 男は目覚めると病院にいた。病院から逃げ出すと、廊下にいた黒服の男達が追ってくる。街を彷徨うと、男は記憶がなく自分が誰か分からないが、街の人々は自分を知っており、酔っ払いに罵声を浴びせられる。食堂で食事していると、テレビニュースで黒田総理の頭に石が当たり入院していると報じていた。男は、自分中心の傲慢な性格で、史上最低の支持率2.3%の国民から嫌われる黒田総理大臣だった。

 パジャマで道端に倒れている黒田を、酔っ払いと思った大関巡査が助ける。黒田が自分は総理大臣だと言うと、冗談だと思った大関はSPにして欲しいと言う。黒田は約束する。2人をSPの車が取り囲み、黒田を連れて行く。

 首相官邸の執務室に黒田が連れてこられる。医者が診察すると、子供の頃の記憶はあるが、政界に入ってからの記憶がなく、記憶が戻るかどうか分からないと井坂秘書官に言う。黒田に史上最悪のダメ総理と言う今までの傲慢さが無く、周囲は戸惑う。井坂秘書官はビデオを黒田に見せる。野党第2党の山西党首が「金銭の授受はあったのか」と質問し、黒田は「記憶にございません」と答えていた。

(タイトル『記憶にございません』)

 総理大臣が記憶喪失だと分かると、政局は大混乱するので、井坂首相秘書官、番場事務秘書官、野々宮秘書官補だけの秘密にする。鶴丸官房長官が来て、黒田に無事を喜ぶ。鶴丸は10年間官房長官を続け、陰の総理と言われる実力者だ。帰ると、鶴丸は自分の秘書に「悪運の強い奴だ」と話す。

 黒田と番場は首相公邸に行く。番場は庭で、いつも黒田が番場の尻を触っていたと教える。公邸では、黒田は息子の篤彦だと気づかず挨拶し、妻の聡子だと思って抱きしめると料理人の寿賀で、驚かれる。寿賀が「いつもの奴」を作りましょうかと言う。黒田が聡子に優しくすると、嫌がられる。聡子の兄の鰐淵が顔を出し、黒田の無事を喜ぶ。黒田が帰る番場秘書に礼を言うと、礼を言われたのは初めてと驚く。寿賀が「いつもの奴」と黒田に持って来たのはチョコバナナだった。

 黒田が自分の部屋でテレビを見ると、鶴丸が記者会見で「いいニュースと悪いニュースがある。黒田総理が退院して元気だ。これが悪いニュース」と報告していた。別チャンネルで山西が「石が飛んできたのは警備に問題がある」と追及してた。ある男から「近々会いたい。また連絡する」と電話がある。

 篤彦は部屋の中で、一人でゲームしながらカップラーメンを食べていた。居間で聡子が顔パックをしていた。黒田が寝室に行こうとする聡子を抱きしめると、驚かれる。居間で黒田が寿賀に「口の中が甘いので」と頼むと、キムチを持って来る。黒田は悪夢を見て起きる。

  次の朝、官邸でぶら下がり会見(囲み取材)があり、黒田は不安がる。、井坂が「復帰したと一言いえばいい」と教える。野々宮秘書が昼食を黒田に聞き、いつもの宅配ピザを注文する。首相権限のチーズ12倍で、好きな言葉は「当店のサービス」だと教える。

 官邸の通路で黒田が記者達に「この度は、ご心配かけました。この通り元気です」だけ言うと、井坂が黒田を連れ出す。記者逹が追いかけ、倒れた女性記者を黒田が起こすと、記者達は驚く。黒田が扉を開けると物置で、黒田と秘書達はモップで床を拭きながら去る。

 黒田は一人で閣議応接室に行と、大臣たちに「お帰りなさい」と拍手で迎えられる。黒田は座る場所を間違える。森崎財務大臣が「例の件はあれで通していい?」と聞くので、黒田は「あれでいい」と適当に答える。閣議室で閣議が始まり、最初に桜塚厚生労働大臣が「多大なる迷惑をかけた」と謝罪する。黒田は何の事か尋ねると、国会を休んでフィリピンパブへ行った件だった。外国語を話せない牛尾外務大臣が、来月、米国大統領が来日すると、片言の英語で伝える。

 首相執務室に戻った黒田は「いずればれる」と怯える。首相権限でチーズ12倍にしたピザが届き、黒田が秘書たちに御馳走すると、黒田らしくないと気味悪がられる。

 1時。黒田は番場と車で、野党第2党の山西党首との密会に出かける。黒田は何の用事か聞くが、番場は「知りません」と答え、同席しないと言う。

その頃、首相公邸では、聡子と井坂が浮気していた。聡子は「あんな写真を撮られたのに、何も言わないうちの人おかしいと。昨晩、抱きしめて来た。追い詰めようとしている」と、不思議がる。井坂は気にしなくて良いと言う。

黒田がホテルの部屋に行くと、山西が待っていた。山西は「時間がないでしょ。始めましょう」と言うと、下着姿になって黒田に迫って来る。黒田と山西が浮気していたのだ。山西は党を合併させようと言う。山西が黒田の服を脱がせようとするので、黒田は慌てて逃げ出す。部屋の外のSPに帰ると言う。

 井坂がタクシーの中で、黒田と同級生の小野田建設会社社長に会い、K2プランの賄賂をもらう。小野田は、中学の時にサッカーボールを黒田の頭に当てた話をする。井坂は小野田に、直接黒田に会わないように注意する。

 政府の広報室が税金で作らせているバラエティーショーのテレビ番組『聡子ナンバー1』の本番直前に、黒田が電話で聡子を夕食に誘う。聡子は今までなかったと、気が動揺して帰る。生放送に穴をあけられず、番場が踊る。

 井坂が総理秘書室に、小野田から受け取ったK2プランの賄賂を持って来る。テレビのニュースで派手な化粧の女性ニュースキャスターが、黒田が女性記者を助け起こした事を、支持率アップの演技だとこき下ろす。

 首相公邸で鰐淵が黒田に、貰い物の酒を持って来る。黒田は鰐淵に、聡子との結婚の経緯を尋ねる。鰐淵は「父は首相で、自分も首相を目指していたが、政治家に向いていなかった。父が死の間際に、黒田を後継者に指名した。知っているくせに、こんな話をさせるとは惨い」と、部屋から出て行く。

 総理秘書室で番場は井坂に、黒田が記憶を失った事を隠し続けるのは無理と話す。井坂は番場に、聡子との浮気は本気で付き合っている訳でなく、首相を利用しているだけと話す。

 黒田にフリーライターの古郡から、会いたいと電話がある。黒田はSPの警備を断るが、SPの古賀が付いてバーに行く。古郡が黒田に渡した物の代金を催促するが、持って来ていない。黒田が品物とは何かしつこく尋ねると、浮気現場の写真らしい。古都は「ばらまかれても良いのか」と脅し、黒田は金額を聞いて、1997万円を払うと約束する。

 公邸に帰った黒田が机を探すが、写真は見つからない。寝室で妻を見ていると、驚かれる。

 息子の篤彦が未成年飲酒で補導され、井坂と番場が警察署に引き取りに行く。警察に表ざたにしない約束を取り付ける。篤彦は父に迎えに来てほしかったようだ。

 官邸に「ミスしらたき」の表敬訪問があり、黒田は「しらたきと糸コンが同じと知らなかった。宣伝する」と和やかに対応する。農家の陳情団がサクランボを食べて欲しいと持って来る。井坂が止めるが、黒田が2粒食べる。井坂は「これを許すと、他の陳情も直接首相に来るのでやめて欲しい」と言う。

黒田が「辞任する」と言うと、番場は黒田に「記憶を失くした総理にしかできない事がある。変われるチャンスだ」と言う。黒田が「政治の事は何も分からない」と言うと、番場は「自分の言葉で自分から言う総理は、初めて見た」と感心する。

 黒田に石を投げた犯人が分かり、大工の南条を首相官邸に呼ぶ。南条は、怪我をした同僚の生活保護の金額が下げられた不満を話し、「困っている人の生活を覗いた事があるのか?」と言う。黒田は困っている人の為の政治を約束し「生まれ変われるチャンスをくれた。石を当ててくれてありがとう」と礼を言う。

 黒田は、小学校時代の担任で社会科教師の柳先生を官邸に呼び、勉強のやり直しをお願いする。柳は小学校の時の黒田のノートを持って来る。黒田は柳に、週3時間、政治の基本から教えて欲しいと頼む。柳は「総理に教えるとは、これほどの名誉はない」と了承する。

後日、黒田と番場が柳先生の、三権分立の授業を聞く。柳は「総理大臣は子供達にとって憧れであるべきだ」と言う。また「記憶を失った事で、一切のしがらみが無くなった。期待する」と言って帰る。

 秘書室で井坂が製薬会社から電話を受け、政治献金を受け取りに行こうとする。番場は反対し、黒田に、記憶を失って一切のしがらみのない政治をしようと励ます。

 黒田はホテルで山西と密会し「別れよう」と切り出すと、山西は「二度と審議拒否はしない」と謝る。黒田は、妻とよりを戻したいので、これで終わりにしたいと伝える。

 黒田はレストランで聡子と篤彦と食事する。店長が高級酒をサービスすると、黒田はプライベートだからと断る。黒田はSPにも食事を御馳走すると、SPは「地球が滅びる」と驚く。黒田が篤彦の名前を間違え、どんな父親か質問する。篤彦は「人として最低で、自分の事と金の事しか考えない」と答える。黒田は「僕は生まれ変わった。尊敬される父親になる」と約束する。聡子は「あなたが怖い。どういう魂胆?」と怯える。

 黒田は官邸に戻る。番場は黒田にしかできない政治を応援する。井坂は、一人ではできないと反対する。黒田は法人税を上げて、消費税を下げる事を提案する。井坂は、幼馴染に良い顔をさせようとしているK2プラン(スーパー銭湯付き第2国会議事堂建設)を中止すれば協力すると言う。

 黒田と井坂はタクシー内で小野田に賄賂を返し、K2プランの中止を申し出る。小野田は「もう後戻りできない」と言う。黒田は小野田に「お前を悪者にしたくない」と言って説得する。中学校時代に小野田が一人で殴り込みに行こうとした時、黒田が友達をこれ以上悪者にしたくない」と引き留めた言葉を思い出し、小野田は「お前に救われた」と了承する。

 井坂は、番場にK2プランの中止を報告する。井坂は黒田と番場に「今の政治の全ての原因は、政治の中心にいて10年間官房長官をして権力を持ちすぎている鶴丸だ」と言う。井坂は、鶴丸の悪事を探して失脚させる事を提案する。黒田はそれを探す役に、古郡を推薦する。井坂は先手を打って、謝罪会見を提案する。

 黒田が記者会見を開き、女性記者を化粧したチンパンジーと言った事、公用車でSMクラブに8回行った事を謝罪し、今後は強行採決しないでとことん審議する事も約束する。それを聞いた鶴丸は驚く。ニュースキャスターは、「これで帳消しになるのは大きな間違いだ」と報じる。

 黒田は官邸に古郡を呼び、記憶を失ったことを教え、新しい政治をしたいので、鶴丸を失脚させるために探って欲しいと頼む。古郡は前に政治部の記者で、大スクープを掴んだが圧力で潰された過去があった。「鶴丸を潰そうとすると、この世界にいられなくなる」と怯えるが、金で動くと言って、了承する。

 明日、米国の日系3世のナリカワ大統領が来日する。黒田は語学が堪能だったが忘れたので、自信がないと弱気になる。井坂は全ての会話を「Me too」で乗り切ろうと言う。

 次の日、ナリカワ大統領が来日し、迎えた黒田は何でも「Me too」と答える。

 次の日、ナリカワ大統領が来日し、迎えた黒田は何でも「Me too」と答える。

 明日一緒にゴルフをするが、黒田はゴルフの仕方も忘れ、鰐淵に教えてもらう。

 当日、ゴルフ場を黒田と聡子、大統領、鶴丸が回る。番場が黒田に付き添い、寿賀もキャディーに変装して同行する。黒田はティーからボールを何回も落とし、番場が助ける。黒田が林に打ったボールを黒田と番場が探しに行くと、キャディーに変装した古郡が鶴丸を探っていた。鶴丸は、ピンから離れた大統領のボールをOKにすると言い、黒田は反対する。

 黒田は、首相公邸で大統領に得意の手料理を振舞うと約束していた。料理も忘れた黒田が寿賀に頼むと、用事があると嫌がる。黒田が料理を作る振りをして、調理台の陰で寿賀が作る。寿賀が作ったカモ肉の料理をご馳走する。

 食後、ベランダで大統領は、アメリカンチェリーの関税を下げるように黒田に要求する。黒田は日本のサクランボ農家を守るために断り、大統領は怒る。牛尾外務大臣が「鶴丸は農家より米国との関係の方が大事だと言っていた。大統領は次の選挙で落ちるので、その後でまた決めればいい」と話す。英語でばかり話していたが、大統領は日本語が分かり、怒って「持ち帰って検討する」と帰る。

 次の日、鶴丸は黒田に、農家よりアメリカと友好関係を続ける方の利益が大きいと警告する。記者会見で大統領は、貿易問題で対立したと話すが、本音で言う総理は素晴らしいと褒め、日本語で「腹を割って話すべき。新しい外交の始まりだ」と話し、黒田と握手する。

 古郡が「これが広まれば、鶴丸は終わりだ」と、鶴丸のしっぽを掴んだと黒田に報告する。

公邸で、鶴丸は黒田を誉める。黒田が鶴丸に「この国をどうしたいか。なぜ政治家になったか」尋ねる。鶴丸は「国民は変化を好まない。大事なのは平穏であること。少しでも長くこの世界にいる事」と答える。黒田は鶴丸に「心置きなくあなたと戦える」と宣戦布告する。

 黒田が、写真の額の裏に封筒を見つける。中には、聡子と井坂の浮気現場の写真があった。

 森崎財務大臣が「あれを進めている」と言うので、黒田は「あれは中止しよう」と話す。鶴丸は黒田が記憶喪失ではないかと疑う。入院していた病院の医師を呼ぶと、記憶が戻るかどうか分からないと答える。

 鶴丸は黒田に、記憶を失ったので引退を勧める。鶴丸は記憶を失ったか試すため、黒田に大臣の写真を見せ、名前を当てさせる。黒田は全問正解する。こんな事もあろうと暗記していたのだ。

 古郡は、鶴丸をバーに呼び出す。鶴丸に暴力団の金庫番と会った写真を見せても動じない。別の写真を見せると鶴丸は動揺し、古郡は官房長官を辞任するように迫る。

 記者会見で鶴丸は、官房長を辞めると言う。その写真は、ゴルフ場で林に入ったボールを手で投げていた写真で、全日本ゴルフ協会名誉会員の鶴丸には、許されない事だった。

黒田は内閣改造にかかり、鰐淵を新官房長官にする。SPも増員され、黒田は稚内に飛ばされた大関をSPにする。

 聡子と井坂の不倫の写真が新聞に載る。古都は「金を払わないので、止められなかった」と言う。井坂は秘書官の辞職を願い出るが、黒田は全て自分の責任だと、引き留める。井坂は思いとどまる。井坂と番場は、カメラの前で黒田が国民に訴える方法を考える。黒田は山西に電話して協力を頼む。

 番場はホテルに避難するように聡子に言うが、聡子は旅に出たいと言う。番場は聡子に、井坂は本気でなかったと教える。だが、首相公邸の周りに記者が詰めかけ、外に出られない。長く公邸に努めている寿賀が、暖炉の裏から鳥小屋に抜ける隠しトンネルを教え、聡子と番場が公邸を脱出する。鳥小屋に回した車に乗る。

 国会中継で山西が黒田に、妻の不倫問題について質問する。

 黒田は自分のせいだと謝り、カメラに向かって「聡子、もう一度やり直そう。愛している」と聡子に呼びかける。聡子は車の中で国会中継を見る。鶴丸は秘書に、スナイパーを準備しろと指示する。

 黒田が国会の廊下で記者に囲まれていると、聡子がやって来て黒田と抱き合う。番場や記者達も拍手する。

国会議事堂のベランダから、黒田は妻が戻ってきたと報告する。下の群衆の中から鶴丸が雇ったスナイパーがパチンコで石を飛ばす。それを見た大関がベランダから飛び降り、スナイパーを追う。

 鶴丸の秘書が古郡に、篤彦が飲酒で警察に補導された事をマスコミにばらしてほしいと頼むが、古郡は断る。鶴丸の秘書も賛成する。

 番場は柳先生が持ってきた封筒の中にあった「将来、政治家になって総理大臣になりたいが、急に明るくなるとおかしいので、いつか皆の前でボールが当たればいい」と書いてある黒田の作文を見つけ、黒田の前で読む。黒田は、中学校の時にサッカーボールが当たって、政治家になった。今回は、最初は本当に記憶がなかったが、途中で記憶が全て戻ったが、悪い総理に戻りたくないと打ち明ける。

 支持率は2.8%の微増だった。ニュースキャスターは「期待できない。記憶を失くさない限り、人間は急に変わらない」と黒田政権を批判する。

 篤彦がやって来て黒田に「僕もいつか総理大臣になりたい」と言う。

 (エンドクレジット)

(写真は「Yahoo!映画」「公式ホームページ」より)

 

 (2024年9月14日の「土曜プレミアム」で放映されたのを見て、2019年9月16日に掲載した「ネタバレの詳しいあらすじ」を改訂した。)