監督:ギル・キーナン 2024年
主な登場人物(俳優)役柄
【新世代ゴーストバスターズ】
フィービー・スペングラー(マッケナ・グレイス)イゴン博士の孫。天才的頭脳の15歳。
トレヴァー・スペングラー(フィン・ウルフハード)18歳。フィービーの兄。
キャリー・スペングラー(キャリー・クーン)フィービーとトレヴァーの母。イゴン博士の娘。
ゲイリー・グルーバーソン(ポール・ラッド)元教師。キャリーの恋人。
ラッキー・ドミンゴ(セレステ・オコナー)トレヴァーの恋人。超常現象研究所のインターン。
【初代ゴーストバスターズ】
レイモンド・スタンツ(ダン・エイクロイド)元隊員。今はオカルト書店で心霊鑑定を行っている。
ピーター・ヴェンクマン(ビル・マーレイ)元リーダー。心霊学者。
ウィンストン・ゼドモア(アーニー・ハドソン)元隊員。今は億万長者の実業家。
ジャニーン・メルニッツ(アニー・ポッツ)元受付嬢。
【その他】
ポッドキャスト(ローガン・キム)フィービーの友人。レイモンドの書店の手伝い。
ウォルター・ペック(ウィリアム・アザートン)ニューヨーク市長。元環境保護局局長。
ナディーム・ラズマーディ(クメイル・ナンジアニ)亡き祖母の持ち物を売っている。
ヒューバート・ワルツキー(パットン・オズワルト)私立図書館の地下にいる言語学者。
ラーズ(ジェームズ・エイカスター)超常現象研究所の科学者。
【ゴースト】
メロディ(エミリー・アリン・リンド)数十年前に火事で亡くなった少女。
ガラッカ:数千年前、死の冷気によって人類に終末をもたらすと予言された、暗黒の神。
ゴーストドラゴン:普段は下水道に棲息。長い尾と青い巻きひげを持つ、青く輝くゴースト。
スライマー(アグリー・リトル・スパッド):食い意地の張った緑色発光のお化け。
ライブラリー・ゴースト:ニューヨークの市立図書館にいる老女のゴースト。
ミニマシュマロマン:レイモンド・スタンツがサマーヴィルから何体か連れてきた。
ポゼッサー:無生物に憑りつき、自由に操る。
ピューキー:見た目はジャガイモの様。スライムを吐く。
〔1904年、ニューヨーク〕消防署から馬車の消防車が「マンハッタン冒険家協会」に出動する。部屋の中の人は全員凍っていた。ステージで蓄音機が回っていた。隊長が鎧を着た人が持つ金属球に手を触れようとすると、人が動き、部屋の凍った人々が砕け散る。金属球の表面の文字が動いて、球が完成する。
(タイトル『GHOSTBUSTERS FROZEN EMPIRE』)
「ECTO-1」をゲイリーが運転し、キャリー、トレヴァー、フィービーが乗り、マンホールから出現したゴーストドラゴンを追跡する。
フィービーは外に出た座席から、ゴーストドラゴンに向けてプロトン銃を発射する。プロトン光線が当たった建物が破壊される。トレヴァーはゴーストトラップのリモコンカーを、床下から発進させる。ゴーストドラゴンは、ゴーストトラップの捕獲圏外に出る。キャリーが車の屋根からドローン型のゴーストトラップを発進させ、操縦する。ゴーストドラゴンの捕獲に成功するが、前の車に衝突しそうになったゲイリーは運転を誤り、歩道の沢山の自転車を跳ね上げて止まる。
テレビニュースでこの事故が報道され「ゴーストバスターズは、1989年に自由の女神が街を歩いた時以来だ。イゴン博士が亡くなった後、数十年ぶりにウィンストン・ゼドモアがゴーストバスターズの本部があった消防署を買い取った」と報じる。
市役所でペック市長がゴーストバスターズに「建物や自転車の被害が大きい。問題は誰が弁償するかだ。市内でレーザーガンを撃つのは許されない」と言い、フィービーの年齢を聞いて「15歳を働かせるのは児童労働だ」と出動禁止にする。ゲイリーが「彼女はとても優秀だ」と弁明するが、「君は父親じゃない」と言われる。さらに市長は「ゴーストバスターズの本部を潰すまでは責任を追及する」と宣告する。
ゴーストバスターズの本部兼自宅で、ゲイリーはフィービーに「18歳まで待て」と説得するが、フィービーは「18歳まで待てない」と反抗する。
ゲイリーとキャリーは地下室に行き、ゴーストトラップに捕獲したゴーストドラゴンを保管庫に入れるが、調子が悪い。2人がかりでやっとレバーを下ろす。
オカルト書店を経営しているレイモンドは、ポッドキャストを助手に心霊鑑定のネット配信を行っていた。老婆が「主人の時計が最近ピーと鳴る」と言う。レイモンドがPKEメーターで調べるが、霊は検知できなかった。ポッドキャストが時計をハンマーで破壊する。
レイモンドの店に、フィービーがスライムのサンプルを持って来る。フィービーはポッドキャストに、ゴーストバスターから外されたと愚痴を言う。地下室では、レイモンドがサマーヴィルから何体か持ってきたミニマシュマロマンが沢山繁殖していた。
レイモンドの書店にナディームが、亡くなった祖母の品物を買ってほしいと持って来る。レイモンドは、表面に文字が書いてある古い金属の球にPKEメーターを当てると、非常に強く反応する。レイモンドは金属球を買い取る。
金属球の影響で、ゴースト保管庫がある壁にヒビが入る。ゲイリーはジャニーンを呼んで見てもらう。ジャニーンは、ウィンストンのエンジニアに伝えると言う。
トレヴァーは、天井からエクトプラズムが垂れてくる事に気づく。屋根裏に行くと、お菓子の包み紙が山に積まれ、中にスライマーがいた。
出動要請があり、ゲイリー、キャリー、トレヴァーが「ECTO-1」で出かけ、フィービーは残される。
フィービーは夜のワシントン・スクエア・パークで、一人でチェスをすると、勝手に駒が動き、少女のゴーストが現れる。ゴーストは、何年も前にアパートの火事で焼け死んだメロディだと自己紹介する。フィービーが「幽霊で嫌な事は?」と質問すると「16歳のままでいること」と答える。持ち物は「ダイナー」のマッチだけで、家族に会えないのが寂しいと言う。
ウィンストンの超常現象研究所からラーズが来て、ゴースト保管庫を調べる。
ウィンストンとラーズが、イゴン博士が設計したゴースト保管庫の図面をゲイリー達に見せ、40年もゴーストを蓄積したので、容量を超えたと教える。ウィンストンは1984年の新聞を見せ「この建物がゴーストを留めている」と教える。新しい保管庫を超常現象研究所作っていると言う。
ウィンストンはゲイリー達を、郊外の廃止された水族館後に作った超常現象研究所に連れて行く。ラッキーが超常現象研究所のインターンとして働いており、トレヴァーと再会を喜ぶ。
レイモンドが買い取った呪われた品物を提供してもらい、研究していた。ラーズはゴーストが憑りついたCDプレイヤーを装置に入れてゴーストを抽出し、隣の容器に移動させる。フィービーが「生き物から霊を取り出せる?」と質問すると、ラーズは「可能だが実験していない」と答える。ゴーストはトラップに入れ、イゴン博士の設計図を基に作った新しい保管庫に移す。キャリーが「本部の保管庫から移動させるのにどのくらいかかる?」と質問すると、ラッキーは「3~7年」と答える。
レイモンドとポッドキャストが金属球を持って来て、中のゴーストを取り出してほしいと頼む。
水槽にプロトンバリアが設置されて、ゴーストが逃げないようにして研究していた。ゲイリーとキャリーが水槽の中の可愛いピューキーを見ると、スライムを吐き出す。別の水槽には、無生物に憑りつき、自由に操るポゼッサーがいて、レイモンドは「一番厄介だ」と教える。
ゲイリー達はゴーストバスターズ本部兼自宅に帰る。フィービーが落ち込んでいたのでゲイリーは、プロトンパックのコードを外し、フィービーに直してくれと頼む。フィービーがすぐ直してゲイリーが褒めるが、フィービーは見透かしていた。出動要請があり、ゲイリー達は「ECTO-1」で出て行く。
また出動要請の電話があり、フィービーが受け取る。フィービーとポッドキャストがプロトンパックとトラップを持って出かける。
超常現象研究所ではラーズとラッキーが、装置で人形に憑りついたゴーストを抽出していた。次に金属球を装置に入れて作動させるが、なかなか抽出できない。停電になり、プロトンバリアが切れる。ゴースト達は水槽から逃げようとする。ポゼッサーも逃げようとして、ガラスに椅子をぶつけてヒビが入る。すると電気が回復し、バリアが戻る。ラーズが装置から金属球を取り出そうと手で掴むと、手が凍り、金属球を落とす。
フィービーとポッドキャストが依頼先の「ダイナー」に行くと、メロディがいた。フィービーがプロトン銃を撃つのをためらっていると、メロディが逃げ出す。店の名前は「メロディ・ダイナー」だった。
フィービーが自宅に帰り、ベッドの下にプロトンパックを隠す。窓の外にいたメロディをフィービーが部屋に入れ、ゴーストバスターズ本部を案内する。メロディは「この世にいられなくなったら、私達はどうなるのか、知っている?」と聞く。フィービーは「私は見た。光の粒子になって綺麗だった。宇宙の構成要素になる」と、祖父のイゴン博士のゴーストが消えた時の様子を教える。メロディは「いつかその時が来る。家族がいる場所に行けるか分からない」と言う。メロディはマッチを見せ「これが向こう側に行く鍵かと思った」と言って、1本残ったマッチを擦るが、またマッチが現れる。
キャリーがフィービーを呼ぶと、メロディは消えていた。
超常現象研究所に置いてある金属球の周りから、地面が凍り始める。ワシントン・スクエア・パークの噴水も凍る。
メロディが停電になり凍って行く夜の街を歩いていると、誰かが古代語で話し掛ける。メロディは「急いでやっているつもりだけど、あの子じゃなきゃダメ?」と聞き、「分かったそうする」と答える。
トレヴァーは、屋根裏の包み紙の山からゴーストトラップまでお菓子を撒き、物陰に隠れる。スライマーが現れ、お菓子を食べながらゴーストトラップに近づく。トレヴァーが捕獲しようとすると、振動が起き、スライマーが逃げる。
キャリーがフィービーに、地下室に来るように言う。ゴースト保管庫の周りの壁が壊れて、ゲイリーが調べていた。キャリーが「原因が分かる?」と尋ねるが、フィービーは「分からない」と答える。
超常現象研究所では、右手をケガしたラーズが金属球をガスバーナーで熱するが、炎が消える。ラーズは「金属球は絶対零度だ」と教える。さらに金属球をミニマシュマロマンがいる水槽に近づけると、金属球に近づく。ラーズは「他のゴーストをマインドコントロールしている」と教える。レイモンドは「この球の中のゴーストが外に出たら、大変だ」と教える。トレヴァーは「どこで手に入れたの?」と聞く。ポゼッサーが水槽のガラスのヒビから外に出て、録音機に憑りつく。
トレヴァー、ラーズ、ラッキーはナディームの家を訪ねる。奥にあるナディームの祖母の部屋は真鍮で覆われ、数多くの呪物と大きな角、真鍮製の鎧が保管されて、消音加工まで施されていた。ナディームにもPKEメーターが反応する。
オカルト書店でフィービーがレイモンドに「自分がゴーストだったらどうなる?」と質問する。レイモンドは「いつも考えている」と答える。店にいたポッドキャストが2人にスマホを見せ「超常現象研究所で撮影した金属球の音声が変だ」と言う。レイモンドは「古代の言語だ。専門家が知っている」と言う。レイモンドは、サイドカー付きオートバイ「ECTO-C」にフィービーとポッドキャストを乗せて出かける。
超常現象研究室のピーター・ヴェンクマン博士の研究室で、ナディームの頭に装置を付け、超心理学のピーターが「お前が人間か、何かに憑りつかれているか、調べる」と言って心理テストをする。ピーターがペンをナディームに投げて怒らせると、後ろのガスバーナーの炎が大きくなる。
レイモンド達はニューヨーク市立図書館に行き、地下室のワルツキー博士を訪ねる。ポッドキャストの映像を見たワルツキー博士は、この言葉が何千年も前に滅んだ言語だと教える。さらに金属球の写真を見せると、ワルツキー博士は顔色を変え、地下の本当の図書館に3人を連れて行く。
ワルツキー博士は、古代の岩壁に掘られた絵の写真を3人に見せながら「金属球は邪神ガラッカが封印されている」と解説する。「邪神ガラッカは恐怖心を利用した“クシャリト・ウモティ”、別名“デス・チル”によって全てを凍らせた。しかし、流浪の超能力者達ファイアーマスターが、力の源であるガラッカの角を奪い、炎でガラッカを真鍮の球に封印した」と説明する。つまり、ナディームの祖母は邪神ガラッカの呪物を封印し続け、ナディームはファイアーマスターの子孫だった。
さらにワルツキー博士は、1904年のマンハッタン冒険家協会で披露された、ガラッカが封印された球を開く呪文を録音した蝋管を再生して聞かせ、ポッドキャストが録音する。ワルツキー博士は「真夏のニューヨークで、部屋の中の全員が凍え死んだ」と教える。
すると、録音機に憑りついていたポゼッサーが蝋管に憑りつき、さらにゴミ袋に入って逃げ出す。皆がゴミ袋を追いかける。書架にいたライブラリー・ゴーストが怒り、レイモンドを襲う。
ゴミ袋は図書館の外のライオン像の足元にあった。レイモンドが取ろうとすると、ポゼッサーが憑りついたライオン像が襲う。ポッドキャストが「ECTO-C」のボタンを押すと、サイドカーからプロトン銃が現れ、フィービーがライオン像を撃って破壊する。蝋管も壊れる。やってきた警官にフィービー達が捕まる。
ニューヨーク市警察署で、ウィンストンがフィービーに「ライオン像は図書館に子供達が来るための工夫だ。壊していけない」と注意する。ペック市長が来て「40年間ずっと言いたかった。ゴーストバスターズは終わりだ」と宣告する。フィービーが「40年前、異世界の扉を開け、ゴーストバスターが救った」と反論する。ペック市長は「解散と逮捕のどっちがいい?」と聞き、フィービーは逮捕を選ぶ。
逮捕されたフィービーをゲイリーとキャリーが引き取る。フィービーは「スペンサーじゃなかったら」と言うと、ゲイリーは「スペンサーは家族の証だ」と言う、フィービーが出て行く。
レイモンドにウィンストンが「もう年だから引退しろ」と忠告する。
ゲイリー達が自宅に帰ると、扉にニューヨーク市の警告状が貼ってある。フィービーが鍵をこじ開け、中に入るとプロトン銃やゴーストトラップは、差し押さえされたいた。キャリーは引っ越しの荷造りを始める。ゲイリーは「ゴーストバスターズが無くなったら、誰がゴーストを退治する」と思い留まらせる。
ラーズが地下室のゴースト保管庫を点検していると、ナディームがやって来る。レイモンドはナディームに「君の金属球は、ガラッカを封印した真鍮の球だ。君はファイアーマスターだ」と教える。
レイモンドは蝋燭の隣に火を点けたガスライターを置き、ナディームに「ロウソクを灯せ」と言う。ナディームは信じなかったが、手を動かすとロウソクの火も動く。
ゲイリーがフィービーの部屋の外から「血が繋がっている必要はない。僕たちは家族だ」と呼びかけるが、フィービーは出かけていた。
フィービーはワシントン・スクエア・パークに行き、チェス盤に駒を並べると、メロディが出てくる。メロディが「同じ次元にいられたら」と言うと、フィービーは「私が幽霊になる方法がある」と言う。
フィービーとメロディは、超常現象研究所に忍び込む。物体から霊を抽出する装置を作動させ「異次元にいられるのは2分だけ」と言って、タイマーを2分にセットし、装置の中に入る。フィービーの霊が分離し、隣の容器に移る。容器から出たフィービーの霊は、メロディと同じ次元にいられるのを喜ぶ。
メロディは「人間の声で解放の呪文を言うのが鍵だった。私が家族に会うのはこれしかない」と謝る。フィービーの霊が操られて呪文を唱えると、フィービーの肉体も呪文を唱える。真鍮の球の文字が崩れ、ガラッカが出てくる。2分経ち、フィービーの霊が肉体に戻る。
ラッキーが来てガラッカにプロトン銃を撃つが、光線が凍り、プロトンパックも凍り付く。
「ECTO-1」でゲイリーとキャリーが研究所に駆け付ける。フィービーは「幽体離脱した」と教え、壊れた球を見たラーズが、ガラッカの封印が解けたと教える。
タバコ屋「ファイアーマスター」に来たガラッカが、店長に「お前がファイアーマスターか?」と聞く。店長が「そうだ。看板に書いてある」と答えると、ガラッカが店長を凍らせる。
ガラッカは、ナディームの祖母の部屋から角を取り戻し、頭に付ける。
次の日、ニュースでは今日も暑くなると報じていた。海岸で人々が海水浴をしていると、沖に黒雲が発生し、沖合から海が凍って来る。それを見て人々が逃げるが凍る。街では道路が凍り、地面から氷柱が出て車を刺す。
「ECTO-1」でフィービーはゲイリーとキャリーに「私のせいだ。信じていたのに騙された」と話す。「ECTO-1」で本部に戻ったゲイリーは皆に「町が凍っている。ガラッカが来る」と教える。ポッドキャストが「ここにファイアーマスターがいる」とナディームを紹介する。ナディームはガスライターの火を移動させて、ロウソクに点火させる。
ラーズが研究所から新型プロトンパックを沢山持って来る。皆はユニホームに着替え、プロトンパックを準備する。
フィービーはレイモンドに「銅はない?」と聞くと、「真鍮ならある」と答える。フィービーは「プロトンパックの部品を真鍮でメッキすれば、ガラッカを捕まえられる」と言う。フィービーは本部の真鍮製のポールを切り取って融かし、ベッドの下のプロトンパックを真鍮でメッキする。
レイモンドが新型プロトンパックを見て「すごい進化だ」と感心する。ウィンストンも来る。本部のドアを誰かが叩き、レイモンド、ウィンストン、ジャニーンが身構えるが、ピーターだった。
トレヴァーとラッキーが本部の屋上から見張っていると、無人の三輪車が本部に近づく。無線でウィンストンに知らせ、2人は下に降りる。
ドアが壊され、ポゼッサーは三輪車から「ECTO-1」に憑りつき、バックしてレイモンド達を轢き殺そうとする。2階にピューキーが現れ、ラーズにスライムを吐きかける。
ポゼッサーはラッキーのプロトン銃に憑りつき、トレヴァーに光線を放つ。するとナディームが手を動かして光線の向きを変える。その隙にポッドキャストがプロトンパックをハンマーで叩き壊す。ポゼッサーはピザに憑りつくが、スライマーがそのピザを食べる。本部の周りが凍り、皆は1階に集まる。
フィービーが地下室に行くと、ゴースト保管庫の前にメロディがいた。フィービーはメロディにプロトン銃を向けるが撃てない。メロディは「家族に会いたいだけ」と話す。フィービーは「ガラッカは助けてくれない」と言うと、メロディは「もう遅い、彼が来た」と言う。
ガラッカが本部の中に入って来る。ガラッカが呪文を唱えると、天井や床が崩れ、皆は後退する。全員がプロトン銃をガラッカに向けて撃つが、光線が凍り、砕ける。
そこに真鍮の鎧を着たナディームが来て、ガラッカに「俺はお前の宿敵だ。大人しく家に帰れ」と言う。ガラッカは「お前はファイアーマスターじゃない」と言う。ナディームはライターを出すが、練習のし過ぎで、ガス切れで点かない。他に誰もライターを持っていなかった。ガラッカは床から氷柱を出現させ、全員を凍らせる。
ガラッカが呪文を唱えると、ゴースト貯蔵庫が壊れ、本部から空に赤い火柱が上がり、沢山のゴーストが街に飛び出す。
フィービーが真鍮メッキのプロトン銃をガラッカに撃つと、光線が効き、ガラッカが苦しむ。しかし、ガラッカは口から冷気を吐き出し、光線が止まり、フィービーも凍る。フィービーへガラッカの手が伸びていく。
メロディが自分のマッチに火を点け、火はナディームの手の中に飛び、火の玉になる。「ファイアーマスター」のナディームが炎をガラッカに放つ。氷が解け、フィービーが一緒にプロトン光線をガラッカに放つ。光線に翻弄されるフィービーをキャリーとデイリーとトレヴァーが支える。
「ECTO-1」からポッドキャストがドローン型ゴーストトラップを発進させ、操縦する。ミニマシュマロマンが操縦を邪魔し、ドローン型ゴーストトラップはガラッカに壊される。
もっと大きいゴーストトラップが必要で、レイモンドは、ガラッカが空にした保管庫をゴーストトラップにすることを思いつく。地下室でレイモンドがレバーを下げようとするが重く、ウィンストン、ピーター、ジャニーンも加わって4人でレバーを下げる。
ガラッカは床の亀裂から引かれ、角が取れ、保管庫の中へ吸い込まれる。保管庫に緑色のランプが点灯する。皆は感激する。
メロディの体から光の粒子が出て行く。メロディはマッチをフィービーに渡し「あなたの言う通り、宇宙のどこかで会おう」と言い残して消えて行く。悲しんだフィービーはキャリーに抱き着く。
街の氷が解け、図書館前のライオンの石像が元通りになる。
ゴーストバスターズの本部前には、沢山の市民が集まって偉業を讃える。ゴーストバスターズにペック市長が「今度こそ刑務所行きだ」と文句を言う。テレビのキャスターが市長に「ゴーストバスターズの皆に一言」とインタビューする。市長が言葉に詰まると、すかさずゲイリーが「全面的にゴーストバスターズに協力するそうです」とキャスターに話す。周りの雰囲気でペック市長も「そうです」と言う。ウィンストンは市長の前で「ガラッカの封印にはフィービーが活躍した」と讃える。ウィンストンは「超常現象を解決するのは?ゴーストバスターズだ」と言うと、市民が歓声を上げる。
ジャニーン、ナディームもインタビューを受ける。4人の関係を聞かれたキャリーは「家族」、ゲイリーは「スペングラー家」と答える。
スライマーやゴーストドラゴンが空を飛ぶ。それを見たフィービーはゲイリーに「パパ、行こう」と言い、ゲイリーが喜ぶ。トレヴァーが運転を任され、ゲイリー、キャリー、フィービーが乗り、ゴーストが飛び交うニューヨークの町に「ECTO-1」が出動する。
(エンドクレジット)
ガソリンスタンドで運転手が降りて給油しようとしていると、トラックが動き出す。沢山のミニマシュマロマンが運転していた。運転手は「俺のトラックだ」と言って追いかける。
(エンドクレジット続き)
(写真は「IMDb」「映画com」より)
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