『ゴーストバスターズ アフターライフ』ネタバレの詳しいあらすじ(改訂) | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

 2024年3月29日に『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』が公開され、その日に「金曜ロードショー」で前作の『ゴーストバスターズ アフターライフ』が放映された。それを見て2022年2月に掲載した「ネタバレの詳しいあらすじ」を改訂したので再掲載する。

監督:ジェイソン・ライトマン 2021年

主な登場人物(俳優)役柄

【スペングラー家】

フィービー・スペングラー(マッケナ・グレイス)キャリーの娘。イゴンの孫。

トレヴァー・スペングラー(フィン・ウルフハード)フィービーの兄。イゴンの孫。

キャリー・スペングラー(キャリー・クーン)シングルマザー。イゴンの娘。

【町の人】

ゲイリー・グルーバーソン(ポール・ラッド)サマースクールの先生。

ポッドキャスト(ローガン・キム)フィービーの同級生。

ラッキー(セレステ・オコナー)「スピナーズ」のアルバイト。

ドミンゴ保安官(ボキーム・ウッドバイン)保安官。ラッキーの父。

イヴォ・シャンドア(J・K・シモンズ)この町や鉱山の創始者。

【ゴーストバスターズ】

ピーター・ヴェンクマン(ビル・マーレイ)創設者の一人。

レイモンド・スタンツ(ダン・エイクロイド)創設者の一人。

イゴン・スペングラー(ハロルド・ライミス:CG映像)創設者の一人。フィービーの祖父。

ウィンストン・ゼドモア(アーニー・ハドソン)メンバー。

ジャニーン・メルニッツ(アニー・ポッツ)受付嬢。

ディナ・バレット(シガニー・ウィーバー)最初の依頼者。

【ゴースト】

ゴーザ(オリヴィア・ワイルド。声:エマ・ポートナー)破壊神。

 

 シャンドア鉱山の山から上空の怪しい雲に向かって光線が発射される。

 〔1927年創業、シャンドア鉱山〕の看板がかかる橋を渡り、男が乗った車がフェンスを突破する。町の「スピナーズ(Spinners)」の店の前を通り、畑道を通る。車は透明な者の攻撃を受けてトウモロコシ畑の中に横転し、男はゴーストトラップを持って農場に走る。農家の柱のスイッチを入れると、サイロが光る。透明な何かが農家に近づく。ペダルのスイッチを踏むが電源が入らず、男は家に入り、手持ちセンサーを取り出す。男はゴーストトラップを床の穴に入れる。

 男が椅子に座っていると、霧が部屋に入って来て、幽霊が姿を表す。椅子から手が伸びて、男を捕まえる。農家から光の球が飛び出す。男は死んでいた。椅子の下でセンサーが光る。

 (タイトル『GHOSTBUSTERS:AFTERLIFE』)

 母キャリーが息子トレヴァーの髪をバリカンで刈っている。娘のフィービーは電気の位相を変える工事をしていた。大家が家賃の催促をする。キャリーは父が死んだので、遺産が入ると言う。大家は1週間後に出て行くように「立退き通知」を貼る。

 一家3人は車で祖父が住んでいた「サマーヴィル」の町に着くと、田舎だった。祖父の農場の入口の看板には「大きな地震が起き、海は煮えたぎり…この世界の終わりが来る」と旧約聖書の黙示録の一節が書いてあった。

 屋敷は荒れ、屋根が崩れた納屋の壁には「泥」と書いてあった。入口のドアの錠をフィービーがこじ開ける。トレヴァーが裏に行くと、廃車が沢山あった。家の中に本が高く重ねられ、椅子はボロボロ。トレヴァーは「思っていたより酷い」と文句を言う。地震が起き、3人はテーブルの下に隠れる。キャリーは、ここでずっと暮らすと教える。フィービーは、椅子の下のセンサーを見つける。

 祖父の友人で世話をしていたジャニーンが家に来る。キャリーは「ここは何も残っていない?」と尋ねると、ジャニーンが「借金がかなり」と答える。

 一家は「スピナーズ」の店に行く。トレヴァーは店員のラッキーに惹かれ、アルバイトの申し込み用紙を書き、店員がからかう。ハンバーガーを車に持って来た女店員にキャリーが、祖父の農園に引っ越してきたと話すと、女店員は「泥爺さんの家族?みんな気味悪がっていた」と話す。

 部屋でフィービーが本を読んでいると、センサーが反応しチェス盤が落ちる。フィービーはチェスの駒を綺麗に並べる。

 トレヴァーが納屋に行きシートをめくると、ゴーストバスターズのマークが書かれた車があった。

 次の朝、フィービーが起きると、チェス盤の白駒が動いていた。フィービーは黒駒を動かす。

 一家は町へ行く。トレヴァーがフィービーに洒落を言えと言うが、科学ネタのつまらない洒落しか言えない。トレヴァーは「スピナーズ」にアルバイトに行き、フィービーはサマースクールに行く。キャリーが入口で会った男性に「どんな先生か心配」と言うと、その男性がゲイリー先生だった。

 ゲイリーは生徒に、狂犬病の犬が襲う映画『クジョー』のビデオを見せる。フィービーに同級生のポッドキャストが話しかけ、フィービーは死んだ祖父の家に引っ越してきたと話す。

 キャリーが雑貨店で買い物をすると、店主が「泥爺さんは妙な物を買っていた。畑の泥ばかりいじって、何も植えなかった」と話す。

 ビデオの視聴中に地震が起きる。フィービーは職員室に行くと、ゲイリーは地震計で測定をしていた。ゲイリーは「地震の波形は火山性の地震波とも地殻変動の地震波とも違う。この近くに火山や活断層が無いのに、毎日地震が起きていると教える。

 「スピナーズ」の冷蔵庫の中でトレヴァーが棚卸しをしていると、ラッキーが彼氏のパーカーを貸す。

 ポッドキャストが呪いの話をするが、フィービーが信じないので、シャンドア鉱山に連れて行く。ポッドキャストは「この鉱山は40年前に閉鎖され、セレニウムの梁を作っていた。鉱員が次々に穴に飛び込んで死に、ある日閉山された。シャンドアの呪いと呼ばれている」と教える。壁のレリーフは、ある日突然現れたと話す。

 トレヴァーが納屋で、ゴーストバスターの車「ECTO-1」の修理を始める。

ポッドキャストは「怪奇情報を配信しており46話以降がお勧め」と教える。ポッドキャストは、実験の時に組むようにフィービーに頼み、農場入口でフィービーの写真を撮る。

 夜、フィービーが部屋に戻ると、チェス盤の白駒が動いていた。フィービーが黒駒を動かすと、白駒が動いて黒駒を取る。

 フィービーはセンサーが反応する方向に歩くと、1階の居間に着き、椅子が動いてフィービーを座らせる。フィービーは、パズルになっている床板をずらすと穴が開き、中から箱のような物を見つける。

 次の日、学校では『チャイルドプレイ』のビデオを見ていた。フィービーが持って来た箱を見たゲイリーは、「ゴーストトラップ」そっくりだと言う。箱から煙が出て来て、ゲイリーは本物ではないかと疑う。

  ゲイリーは「1980年代にニューヨークは幽霊がだらけになり、プロトン銃を持ったゴーストバスターズが幽霊を退治した」と話し、当時の動画をフィービーとポッドキャストに見せる。

 3人は箱を開ける事にする。駐車場で箱にケーブルを繋ぎ、スクールバスのバッテリーから電流を流し、ゲイリーがペダルのスイッチを踏む。反応がないのでゲイリーが箱を叩くと、化物が現れて、鉱山へ飛んで行く。ポッドキャストはフィービーに「君の爺さんはゴーストバスターズだった」と言う。

 ゲイリーが車でフィービーを農園に送る。ポッドキャストが魔除けの「アステカの死の笛」を、キャリーから貰う。キャリーはゲイリーをお茶に誘う。ポッドキャストが居間の本を読むと、さっきの化物の絵が載っていた。本には「シュメール人の神話で、死者の魂を支配する破壊神ゴーザが現れる。門の神と鍵の神が一緒になり、獣の姿になると門が開かれる」と書いてあった。

 「スピナーズ」のアルバイト仲間達がシャンドア鉱山に行く。鉱山の地下に降りるゴンドラに、トレヴァーとラッキーが座って身の上話をしていると、地震が起き、慌てて2人が降りる。穴の底には炎と何かがあった。穴から火の玉が飛び出す。

 ゲイリーが古代のこの町の地図を見つけ、キャリーから貰う。

 フィービーが外でセンサーの反応する方向に行くと、小屋があった。ポールで地下に降りると、研究室で、明かりが勝手に点く。フィービーはロッカーに「スペングラー」の名前のゴーストバスターズのユニホームを見つける。部屋には農場の模型があった。明かりがプロトンパックに向く。中を開けると、エミッターが2個足りなかった。すると引き出しが勝手に開き、中のエミッターをフィービーが取り付ける。超小型の加速器にフィービーが感心すると、明かりは「マサチューセッツ工科大学」の卒業証書を照らす。フィービーはラジオペンチで修理する。

 フィービーがパソコンで「ゴーストバスターズ」のCMを見ていると、母が来たので隠す。フィービーが「祖父はどんな科学者だったの?」と尋ねると、キャリーは「家族を捨てた」と話す。明日、ゲイリーと食事すると教える。フィービーはCMの電話番号をメモする。

 翌日、セレニウム精製工場の裏に、フィービーがプロトンパックを持って来る。ポッドキャストが台の上に瓶を並べる。ポッドキャストがプロトンパックのスイッチを入れると起動音が起き、フィービーが銃のビームを発射すると、台ごと瓶が破壊される。

 廃工場から物音がし、2人が工場内に入る。中ではマンチャーが金属パイプを食っていた。ポッドキャストが「アステカの死の笛」を吹くが、マンチャーは平気で、2人に金属の針を吹き出し、2人は機械の陰に隠れる。フィービーがプロトンビームでマンチャーを捕らえるが、ポッドキャストがゴーストトラップをひっくり返し、その間にマンチャーはビームを切って逃げ出す。

 トレヴァーが「ECTO-1」の修理を完了し、エンジンを掛ける。トレヴァーは嬉しくなって、畑の中で「ECTO-1」を走らせるが、そのうち「ECTO-1」がジャンプして道路に出る。道でマンチャーを追っていたフィービーとポッドキャストは、無免許でトレヴァーが運転する「ECTO-1」に乗せてもらい、マンチャーを追う。

 町のレストランでゲイリーとキャリーが食事をしていた。ゲイリーは2014年からこの地で地震が頻発するようになったと話すが、キャリーは「科学アレルギー」と言って興味がない。ゲイリーは「父はどんな科学者だった?」と聞くが、キャリーは「ダメ男」と答える。ゲイリーは「フィービーは優秀な科学オタク少女だ」と誉める。

 「ECTO-1」の中には、車輪付きのゴーストトラップと、コントローラーがあった。フィービーはトレヴァーに「1980年代にニューヨークが幽霊に襲われたのは本当だった。祖父はイゴン・スペングラー。ゴーストバスターだった」と話す。

 警察無線が「車がかじられた」と告げていた。3人はサマーヴィルの町に行くと、道路標識やゴミ箱がかじられていた。消火栓をかじっているマンチャーを見つける。ポッドキャストが誤ってレバーを押すと、フィービーが座っていた座席が車の横に張り出す。ポッドキャストは「銃座付きだ」と感心する。マンチャーが逃げ、車で追う。

 フィービーが銃座からビームを発射するが外れ、建物を破壊する。マンチャーは「ECTO-1」に口から針を発射して攻撃してくる。やっとビームでマンチャーを捕獲し、ポッドキャストがラジコン・ゴーストトラップを車の床下から出し、マンチャーの真下に出そうと操縦する。「ECTO-1」は車と正面衝突しそうになり、ビームが反れて、すれ違ったトラックや「スピナーズ」の看板を破壊する。マンチャーはシャンドア鉱山の方に逃げて行く。

 シャンドア鉱山に向かう道を「ECTO-1」でマンチャーを追い、銃座からフィービーがビームを放ってマンチャーを捕獲する。ポッドキャストが操縦するラジコン・ゴーストトラップに、マンチャーをやっと収容する。

 3人が「ECTO-1」で町に帰ると、パトカーに無免許運転で捕まる。3人は警察署の檻の中に入れられる。トレヴァーは、友達とシャンドア鉱山に行った時、穴の中に何かいて、「ゴーザ」と言う声を聞いたと話す。隣の檻の中にラッキーがいたが、父が警察署長で、悪戯だった。

 フィービーが署長に電話を掛けさせてほしいと頼み、ゴーストバスターズのCMで見た電話番号に掛ける。オカルト書店のレイモンドが出て「ゴーストの件はお断りだ」と電話を切ろうとするので、フィービーが「今警察に囚われている。イゴン・スペングラーの件だ」と話す。レイモンドは「あんな奴、地獄に落ちればいい」と言うと、フィービーは「先週亡くなった」と教える。レイモンドは「ゴースト退治の依頼が減って、借金が増えた。イゴンは世界が終わると言って、車、プロトンパック、ゴーストトラップなど全てを持って出て行った。本部は売られ、スタバになった。10年後に、オクラホマのどこからか連絡を寄こしたきりだ」と話す。フィービーは「古代の彫刻を見つけた。イゴン・スペングラーは祖父だ」と話す。署長が「時間切れだ」と言って電話を切る。

 警察署にキャリーとゲイリーが来て、子供達を解放するように要求する。署長は、無免許、速度違反の他に、銃で建物を破壊したと教える。キャリーは弁償すると約束する。フィービーが署長に「ゴーストを捕まえた。車と銃が必要だ」と話すと、署長が「爺さんそっくりだ」と言う。怒ったフィービーがプロトン銃を構え、キャリーが止める。

ゲイリーが車で一家3人を農場に送る。キャリーが謝ると、ゲイリーは「最高の夜だった。明日も同じ時間に来て良いか」と尋ねる。キャリーはゲイリーの頬にキスする。

キャリーはフィービーを怒る。フィービーはキャリーに「祖父は何でここに来たの?」と尋ねる。キャリーは「変人だから」と答える。フィービーは「祖父は凄い科学者。何で黙っていたの?」と尋ねる。キャリーは「私は愛されていなかった」と話す。

シャンドア鉱山のレリーフが崩れ、犬の彫刻の目が光る。赤い光の玉が巨大ホームセンターに入る。

巨大ホームセンターでゲイリーが買い物をしていると、マシュマロの袋からミニ・マシュマロマンが出てくる。沢山のミニ・マシュマロマンが次々に出て来て、店内で悪戯を始める。ゲイリーはテラードッグに追いかけられる。ゲイリーが外に出て車で逃げようとするが、テラードッグが彼を捕まえる。

 「スピナーズ(看板が壊れてSinners罪人になっている)」で地図を広げ、フィービー、トレヴァー、ポッドキャスト、ラッキーが作戦会議をする。フィービーは「ゴーザは古代シュメールの神で、人間の魂を食っていた。イヴォ・シャンドアが鉱山を作り、ニューヨークのビルのセリニウムの梁を作った。そのビルで祖父がゴーザと戦った」と話す。トレヴァーが「何が起きている?」と尋ねると、フィービーは「確かめる方法は1つ」と言う。

4人はシャンドア鉱山に行き、ゴンドラで地下に降りる。地下の広間にテラードッグの石像とゴーザの石像があった。その傍に縦穴があり、ポッドキャストは「生贄の穴だ」と言う。その隣にはガラスの棺に入った、75年前に死んだイヴォ・シャンドアの生きているような死体があった。

 壁には沢山の数字が書かれ、フィービーは災害が起きた年号だと言う。1883年は火山の噴火、1908年はツングースカ隕石、1945年は色々、1984年はニューヨークの幽霊騒動、そして2021年。

 その時、縦穴の底から唸り声が聞こえ、覗くと炎が上がり、幽霊達が這い上がろうとしていた。すると、周りに配置された装置から、穴の中にプロトンビームが発射される。ガラスの棺のイヴォ・シャンドアの死体が目を開ける。ビームによって幽霊達が穴に降りて行くと、シャンドアの死体が目を閉じ、ビームは切れる。

 町で度々起こる地震は、これだった。フィービーは「祖父は、人知れず町を救っていた。何もかも犠牲にして、昼も夜も。ママに話さないと」と感激する。

キャリーがフィービーの部屋でセンサーを見つける。反応する方向に行き、小屋を見つける。ポールで地下に降りると父の研究室で、明かりがひとりでに点いて壁を照らすと、娘キャリーの沢山の写真が貼ってあった。研究室に霧が降りて来て、テラードッグがキャリーを襲う。

 フィービー達が家に帰ると、キャリーがぼんやりと椅子に座っていた。フィービーが「ママ大丈夫?」と話しかけると、キャリーは「ここにはママはいない。いるのはズールだけ。お前は鍵の神か?」と太い声で聞き、目が光る。大きな地震が起こる。

 シャンドア鉱山の地下では、鍵の神に取りつかれたゲイリーが、プロトンビームの発射装置を壊す。石壁のレリーフが崩れ、宮殿が現れる。

キャリーは窓から外に飛び出す。外に出たフィービーは、納屋の「泥」の文字を見て、家の前の畑を掘る。ケーブルを見つけて「ここは農場じゃない。巨大なトラップだ」と呟く。

 シャンドア鉱山から上の怪しい雲に向かって、光が走る。

 フィービー達4人は研究室に行き、ゴーストバスターズのユニホームを着る。フィービーは3人に農場の模型を見せ「祖父はゴーザを捕獲しようとしていた。サイロは巨大なコンデンサーで、大電流が流れてトラップが作動する」と説明する。ラッキーが「どうやってゴーザを呼ぶ?」と質問すると、フィービーは「門の神と鍵の神が合体する(男女の関係になる)と門が開き、ゴーザが現れる」と教える。

 山で寝ていた鍵の神のゲイリーに、金色のドレスを着た門の神のキャリーが来る。2人は抱き合う。

 4人は、町が地震で混乱して誰もいない警察署に忍び込む。車庫に「ECTO-1」を見つける。プロトンパックとゴーストトラップは檻の中で、取れない。ポッドキャストが手を伸ばしてゴーストトラップのスイッチを切ると、マンチャーが出て来て、檻の鉄格子を食べて逃げ出す。鉄格子に大穴が出来て開く。

プロトンパック、ゴーストトラップ、リモコンなどを「ECTO-1」に積む。ラッキーはパトカーに乗り、フィービー、トレヴァー、ポッドキャストは「ECTO-1」に乗って出かける。

シャンドア鉱山の地下の宮殿では、キャリーとゲイリーが四つん這いになり、テラードッグに変わる。縦穴の中からゴーザが這い上がって来る。蘇ったイヴォ・シャンドアがゴーザに「あなたのために神殿を作った。2人で世界を支配しよう」と言うと、ゴーザはイヴォ・シャンドアを引き裂く。

町には沢山の幽霊が現れ、道路に亀裂が走り、大混乱になる

 ゴーザの前にフィービーが現れて、つまらないギャグを言って時間稼ぎをする。ゴーザは「その身を生贄として捧げに来たのか」と言う。その間に、ポッドキャストがリモコン・ゴーストトラップを操作して、キャリーが変身したテラードッグの下に移動させる。ポッドキャストがスイッチを押すと、テラードッグがキャリーの姿に戻り、ゴーザは骸骨のような姿になる。フィービーとポッドキャストがキャリーを「ECTO-1」に乗せ、トレヴァーが運転して、急いで農場に戻る。

 正気に戻ったキャリーに子供達が「犬になっていた」と教える。キャリーが「小屋の地下に秘密の研究室があって…」と話すが、みんな知っていた。もう1体のテラードッグがラジコン・ゴーストトラップを追いかけてくる。フィービーが銃座からテラードッグにビームを放って捕獲する。キャリーは「あなたは何者?」と尋ねると、フィービーは「科学者だよ。これが祖父の計画」と答える。

 「ECTO-1」は家の前に停まり、フィービーとキャリーは玄関前に行く。トウモロコシ畑の中からゴーザが現れる。フィービーはテラードッグを収容したゴーストトラップを見せると、ゴーザは土の上を歩いて近づいてくる。フィービーの合図でキャリーが柱のスイッチを入れ、サイロ型コンデンサーが作動する。

 家の中から出てきたラッキーが、ゴーザにビームを放つ。トレヴァーも「ECTO-1」の銃座からビームを撃とうとするが、沢山のミニ・マシュマロマンがプロトンパックの配線を壊し、撃てない。ゴーザが反撃する。キャリーがペダルを踏むが、コンデンサーが作動しない。ゴーザがゴーストトラップを壊し、出てきた霊がラッキーを襲い、テラードッグに変わる。ゴーザの姿が元に戻り、ゴーザが2匹のテラードッグを撫でる。

 その時、ピーター、レイモンド、ウィンストンの3人のゴーストバスターが現れ、ピーターが「おい、角刈り、会いたかった」と、レイモンドが「今すぐこの世界から出て行け」と言う。ゴーザは「お前は神か?」と問う。1作目で「違う」と答えてゴーザに攻撃されたので、レイモンドは「そうだ」と答える。

 3人はゴーザにビームを発射し、交差させる。ゴーザはビームを解くと投げ、3人は吹き飛ばされる。ピーターがゴーザに「お前は暴走している。いつも痛めつけて」と文句を言う。

 フィービーがゴーザにビームを放ち、ゴーザも光線を出して反撃する。フィービーが押されると、祖父イゴンの幽霊が現れ、フィービーに手を添えてプロトン銃を持つ。3人のゴーストバスターズもビームをゴーザに放つ。3人のゴーストバスターズは、イゴンの幽霊を見て驚く。

 ポッドキャストがセンサーでミニ・マシュマロマンを撃退する。トレヴァーがコンデンサーのアンテナにビームを放ち、コンデンサーが復活する。キャリーがペダルを踏むと、土の中に仕掛けられた沢山のゴーストトラップが開く。家の周りを飛び回っていたゴーストや、ゴーザがトラップに吸い込まれる。

 イゴンの幽霊にピーターは「出てくると思った」と言い、レイモンドは「信じてやれなくてごめん」と謝り、ウィンストンは「会いたかった」と言う。

 ピーターはフィービーとキャリーに自己紹介する。キャリーは「キャリー・スペングラー」と名乗る。ピーターは「変な苗字だ」と言い、「家でココアを飲もう」と誘う。

 トレヴァーが倒れたテラードッグの体を壊すと、中からゲイリーとラッキーが出て来る。

 レイモンドはポッドキャストに感謝し、放送の視聴者で46話以降が良いと誉める。ウィンストンは「ECTO-1」に「連れ帰って綺麗にしてやる」と話しかける。

 イゴンの幽霊はトレヴァーとフィービーの頭を撫でる。キャリーは父に抱きついて涙を流す。イゴンの体は無数の光の粒となって、上空に昇って行く。

 「ハロルドに捧げる」の献辞。

 夜のニューヨークを走る「ECTO-1」。

 (エンドクレジット。主題歌)

 ディナが出すカードの柄をピーターが当てる。正解でもディナが電気ショックをピーターに当てる。再びピーターが当て、ディナは「何で当たるの?印をつけているんでしょ」と電気ショックを与える。

 (エンドクレジット)

 1作目でイゴンにジャニーンが幸運のコインを渡す。そのコインを持ったジャニーンがウィンストンの会社にいる。ウィンストンは「ビジネスの大成功は自分のためだけではない」と話す。昔、ゴーストバスターズの本部があった建物にウィンストンがいると、修理を終えた「ECTO-1」が入って来る。地下のゴースト保管庫の赤ライトが点滅している。

(写真は「IMDb」より)