『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』第五話「赫刀」ネタバレのあらすじと感想 | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

主な登場人物:読み(声優)役柄

【鬼殺隊関係】

竈門炭治郎:かまどたんじろう(花江夏樹)鬼と化した妹を人間に戻すために鬼殺隊に入隊する。

竈門禰󠄀豆子:かまどねずこ(鬼頭明里)炭次郎の妹。鬼になったが、人を襲わず、守るために戦う。

時透無一郎:ときとうむいちろう(河西健吾)「霞の呼吸」を使用する霞柱。

不死川玄弥:しなずがわげんや(岡本信彦)炭治郎と同期の鬼殺隊士。不死川実弥の弟。

甘露寺蜜璃:かんろじ みつり(花澤香菜)「恋の呼吸」を使用する恋柱。

【刀鍛冶関係】

鉄地河原 鉄珍:てっちかわはら てっちん(屋良有作)刀鍛冶の里長。

小鉄:こてつ(村瀬歩)刀鍛冶の里の子供。戦闘用絡繰人形「縁壱零式」を作った絡繰技師の子孫。

鉄穴森鋼蔵:かなもりこうぞう(竹本英史)伊之助と時透の日輪刀を手掛ける刀鍛冶。

【鬼】

玉壺:ぎょっこ(鳥海浩輔)上弦の伍(ご)。壺と肉体が繋がり、目、口、額、口部分に目がある鬼。

積怒:せきど(梅原裕一郎)「怒」の鬼。怒りを滲ませた表情をしている。雷撃を放つ錫杖を持つ。

可楽:からく(石川界人)「楽」の鬼。笑ったような表情をしている。突風を放つ天狗の団扇を持つ。

空喜:うろぎ(武内駿輔)「喜」の鬼。楽しげな表情をしている。背中に翼を生やし、手足の先が鳥の鉤爪となっている半鳥人。

哀絶:あいぜつ(斉藤壮馬)「哀」の鬼。どこか悲しげな表情をしている。十文字槍を振るう。

 

第五話「赫刀」

 時透が小鉄を背負って、村へ急ぐ。その途中で鉄穴森が巨大な鯉のような化け物に襲われているのを見つけ、時透は化け物を斬って鉄穴森を助ける。時透の刀は酷い刃こぼれを起こしており、鉄穴森に刀を準備するように言う。鉄穴森は炭次郎に言われて用意しており、時透を理解するように言われていた。

 鉄穴森は鋼鐵塚が作業している作業小屋に時透を案内する。作業小屋の前の壷から玉壺が姿を現す。

 村人は巨大な鯉のような化け物に襲われていた。甘露寺蜜璃がやってきて、化け物の背中の壷を切り、次々に倒す。

 村の長の鉄珍が超巨大な鯉のような化け物に捕まっていた。里を常駐で警護していた鬼殺隊員が、この化け物にあっけなく殺されていた。甘露寺蜜璃がやってきて、鉄珍が打った特殊な曲がる刀で化け物の背中の4個の壺を切って倒す。鉄珍は無事だった。

 炭次郎が気付くと、禰󠄀豆子に背負われて、鬼の攻撃から逃げていたが、積怒の雷撃で倒れる。可楽が天狗の団扇で炭次郎達を吹き飛ばす。

 がれきの下敷きになった禰󠄀豆子は、炭次郎の刀を握って血を流す。積怒と可楽が丹次郎たちを探す。

 玉壺は時透達に、自分の作品を見てほしいという。玉壺は5人の刀鍛冶を剣で刺した作品を見せ、刀でいたぶって喜ぶ。怒った時透が玉壺を切ろうとすると、壷が屋根の上に瞬間移動する。時透が屋根の上の壺を切ると、地上に壷が現れる。

 玉壺は腕の壺から2体の金魚のような化け物を出し、千本針を吐かせる。時透が針の攻撃から逃げると、金魚の化け物は小鉄と鉄穴森に向かって針を吐く。時透が二人をかばい、時透の体中に針が刺さる。玉壺は「滑稽だ。つまらない命を救って」と言う。

 時透は、昔「つまらない命」と言われた記憶があったが、誰に言われたか思い出せなかった。

時透が玉壺の手を1本切ると切り口から壷が現れ、玉壺は血鬼術「水獄鉢」で時透を水の中に閉じ込める。

 禰󠄀豆子は、炭次郎の刀を握って流した血で血鬼術を発動させ、炭次郎の刀を「爆血刀」に変える。

 炭次郎は遺伝の祖先の記憶で、「爆血刀」を思い出す。炭次郎は助けてくれる仲間の思いを感じ、鬼を倒し、人の命を守る決意を新たにする。

 炭次郎は「爆血刀」で積怒と可楽に立ち向かう。積怒は鬼舞辻無惨の記憶で、かつて鬼舞辻無惨の首を切りかけた剣士を思い出す。炭次郎はヒノカミ神楽で空喜、可楽、積怒の首を次々に斬る。

 あと1体の哀絶の首は玄弥が斬っていたが、玄弥の顔はまるで鬼のように変わっていた。

 

 

評価 4/5 ☆☆☆☆★

 以前の時透は自分の事しか考えなかったが、小鉄を助け、今回は鉄穴森を助け、さらに玉壺の攻撃から小鉄と鉄穴森を守って、自分の体で千本針を受け止めるとは感心した。その玉壺の、5人の刀鍛冶を重ねて刀で刺した作品は、あまりにも残酷である。ところで、小屋の中で作業している鋼鐵塚は無事なのだろうか?それと、時透の記憶とは何だろうか?

 やっと甘露寺も村にやって来た。甘露寺の戦闘場面は初めて見た。普段は頼りなさそうだったが、柱だけあってなかなか強い。これで戦力が増えたので、今後は鬼を撃退していくのだろうか?

 一方の炭次郎たちは4体に分裂した半天狗たちに襲われ、圧倒的に不利だった。禰󠄀豆子により「爆血刀」になった刀の威力は凄く、3体の首を次々に切った。もう1体は玄弥が斬り、これで半天狗が分裂した4体は片付いたのだろうか?玄弥の顔はまるで鬼に変わっていた。玄弥は鬼を食うことで、その能力を得ると聞いたが、それなのだろうか?今後の展開が楽しみである。

 (写真は「公式ホームページ」より)