『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』第三話「三百年以上前の刀」ネタバレのあらすじと感想 | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

主な登場人物:読み(声優)役柄

【鬼殺隊関係】

竈門炭治郎:かまどたんじろう(花江夏樹)鬼と化した妹を人間に戻すために鬼殺隊に入隊する。

竈門禰󠄀豆子:かまどねずこ(鬼頭明里)炭次郎の妹。鬼になったが、人を襲わず、守るために戦う。

時透無一郎:ときとうむいちろう(河西健吾)「霞の呼吸」を使用する霞柱。

不死川玄弥:しなずがわげんや(岡本信彦)炭治郎と同期の鬼殺隊士。粗暴な性格。

【刀鍛冶関係】

小鉄:こてつ(村瀬歩)刀鍛冶の里の子供。戦闘用絡繰人形「縁壱零式」を作った絡繰技師の子孫。

鋼鐵塚 蛍:はがねづかほたる(浪川大輔)鬼殺隊の刀鍛冶。非常に癇癪持ちな性格。

鉄穴森鋼蔵:かなもりこうぞう(竹本英史)伊之助と時透の日輪刀を手掛ける刀鍛冶。

【鬼】

玉壺:ぎょっこ(鳥海浩輔)上弦の伍(ご)。壺と肉体が繋がり、目、口、額、口部分に目がある鬼。

半天狗:はんてんぐ(古川登志夫)上弦の肆(し)。額にコブと二本の角がある老人の姿をした鬼。

 

第三話「三百年以上前の刀」

 炭次郎は縁壱零式と剣術の訓練をする。炭次郎が渾身の一撃を縁壱零式に加えると、借りた刀が折れる。すると縁壱零式の首が取れ、胴体の中から戦国時代の刀が現れる。小鉄はその刀をもらえばいいという。炭次郎が抜くと、刀は錆びていた。

 そこに鋼鐵塚が来て「あとは任せろ」と言い、刀を持っていこうとする。理由がわからない炭次郎はそれを防ぐ。そこに鉄穴森が来て、鋼鐵塚の急所のわき腹をくすぐってぐったりさせ、鋼鐵塚の代わりに話す。鋼鐵塚は山籠もりをして修行をしていた。炭次郎を死なせないため、もっと強い刀を作るために、と説明する。

 目を覚ました鋼鐵塚は、この錆びた刀を鋼鐵塚に伝わる日輪刀研磨術で磨き上げると言う。小鉄が「最初からそう言えばいい」と言うと、鋼鐵塚は小鉄を締め上げる。炭次郎と鉄穴森が、鋼鐵塚のわき腹をくすぐってやめさせる。鋼鐵塚は戦国時代の刀を持ち帰り、代わりに炭次郎に刀を渡す。

 夜、炭次郎は「刀の研磨に三日三晩かかるらしい。研ぎ方は過酷で、死んだ人もいる。絶対に覗きに来るなと言われた」と部屋で不死川玄弥に話す。玄弥は、炭次郎が自分の腕を負ったことを恨んでいた。折れた玄弥の歯が治っていたのを炭次郎が指摘すると、玄弥が胡麻化して見間違えだと言うと、炭次郎は歯を持っていた。玄弥は炭次郎を追い出す。

 炭次郎は禰󠄀豆子の髪を甘露寺とお揃いの三つ編みに結いながら、玄弥と仲良くなるために、明日食事に誘おうと考える。

 鉄穴森が温泉から帰ると、石段に行くときにはなかった壷があった。壺に手を触れようとすると、壺に食われる。壺から玉壺が出てきて、山の中の刀鍛冶の肉はまずいという。玉壺はここを潰せば、鬼狩りを確実に弱体化させられると言う。

 屋根の上に半天狗がいて「玉壺のおかげでここが見つかったが、あの方はお怒りだ。早くに皆殺しにしなければ」と言う。

 玄弥は夜中、小屋に行くと誰もいなかった。刀を取ると「兄貴、俺はやらないといけないんだ」とつぶやく。

 炭次郎が寝ていると時透が鼻をつまんで起こし「鉄穴森と言う刀鍛冶を知らない?」と聞く。時透は鉄穴森に新しい刀を頼んでいた。炭次郎は一緒に鉄穴森を探そうと申し出る。

 部屋に半天狗が入ってくる。時透は霞の呼吸で戦う。半天狗は交わして天井にへばりき「いじめないでくれ」と泣く。炭次郎もヒノカミ神楽で戦う。落ちてきた半天狗に禰󠄀豆子が蹴りをいれる。時透は半天狗の首を切る。

首から胴体が生え、胴体から首が生え、半天狗が2体になる。炭次郎と時透は2体の半天狗と戦う。半天狗が団扇で扇ぐと、時透と炭次郎が飛ばされる。禰󠄀豆子は炭次郎が飛ばされないように掴む。

2体の半天狗は仲が悪かった。1体の半天狗が錫杖をつくと、炭次郎に電撃気が走って動けなくなる。屋根の上から玄弥が連発銃で2体の半天狗の首を落とす。すると、首から胴、胴から首生え、半天狗が4体になる。首を切られるのはわざとだった。

1体の半天狗は翼が生え、鳥のような足で炭次郎をつかんで飛ぶ。炭次郎は禰󠄀豆子に玄弥を助けるように頼むが、玄弥は別の半天狗に槍で刺されていた。炭次郎はヒノカミ神楽で半天狗を攻撃すると、足を離されて地上に落下する。炭次郎は動けなくなり、半天狗に足を抑えられる。

 遠くに飛ばされた時透が急いで戻ろうとしていると、小鉄が巨大な鯉の化け物に追われていた。時透は優先順位を考えて村に行こうと考えるが、炭次郎の言葉を思い出して小鉄を助ける。

(写真は「公式ホームページ」より)

 

評価 4/5 ☆☆☆☆★

 第1話で鬼舞辻無惨の命により、玉壺と半天狗が刀鍛冶の里へ送られた。第1・2話では刀鍛冶の里はのどかで平和だったが、ついに鬼の侵入を許してしまい、一気に緊張感が増す。鉄穴森さんが犠牲になったのは残念。玄弥は死んだのだろうか。半天狗は首を斬ると、それぞれが復活して2体に増えるとはやっかいだ。『遊郭編』で堕姫と妓夫太郎の2人で1体の上限の鬼にもかなり手こずったのに、今回は玉壺と半天狗がいて、しかも半天狗は4体に増えてしまった。4体の半天狗はそれぞれ違う能力を持っているらしく、かなりの強敵であろう。ところが今の刀鍛冶の里には鬼殺隊は、炭次郎と時透無一郎と不死川玄弥の3人しかおらず、戦力が少なく不利である。その一方で、縁壱零式の中から300年前の刀が発見され、鋼鐵塚が磨くと言う。この刀も関係してくるのだろうが、どんな方法で5体の鬼を撃退するのか楽しみである。