『モンスターズ・インク』ネタバレの詳しいあらすじ | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

監督:ピート・ドクター 2001年

主な登場人物:本名(声優/吹替版声優)役柄

サリー:ジェームズ・P・サリバン(ジョン・グッドマン/石塚英彦)モンスターズ社内一の「怖がらせ屋」。身長240センチの巨体に2本の角、紫斑点のある水色と青緑の毛むくじゃらの姿が特徴。

マイク:マイク・ワゾウスキ(ビリー・クリスタル/田中裕二)サリーのアシスタントで親友。一つ目に黄緑のボールから手足が生えたような体つきが特徴。

ブー :メアリー・ギブス(メアリー・ギブス/井上愛理)モンスターの世界に迷い込んだ女の子。サリーを巨大な猫だと思い込み「にゃんにゃん(Kitty)」と呼んで懐いている。

ヘンリー・J・ウォーターヌース(ジェームズ・コバーン/大平透)モンスターズ・インク社長。上半身はスーツを着た人間形で目が5個あり、下半身はカニのようなモンスター。

セリア・メイ(ジェニファー・ティリー/高乃麗)モンスターズ社の受付嬢。一つ目で5本の蛇の髪毛。手足は触手、スレンダーボディの外見の持ち主。

ロズ(ボブ・ピーターソン/磯辺万沙子)モンスターズ社の派遣部の責任者で、子供部屋のドアを各社員に割り当てる重要な職務。ナメクジ型モンスター。

ランドール・ボッグス(スティーヴ・ブシェミ/青山穣)8本の手足を持つ紫色のトカゲのようなモンスター。カメレオンのように体色を周囲の風景と同化させ、消えたように見せる能力を持つ。

ジェフ・ファンガス(フランク・オズ/牛山茂)ランドールのアシスタント。赤い体と三つ目に眼鏡をかけたモンスター。

ジョージ・サンダーソン(サミュエル・ロード・ブラック/茶風林)「怖がらせ屋」の一員。頭の一本角と、全身を覆うオレンジの体毛が特徴。

チャーリー(フィリップ・プロクター/檀臣幸)ジョージのアシスタント。ナメクジとイカを足したような姿に水色の体をしている。

ジェリー(スティーブ・サスキンド/高宮俊介)絶叫フロアのマネージャー。作業開始のカウントダウンを行う。指が7本あるためカウントダウンは7から行う。

ニードルマン(ダン・ガーソン/亀山助清)会社の掃除係。背が高く角が生えている。

スミッティ(ダン・ガーソン/長島雄一)会社の掃除係。背が低く歯を矯正している。

タデウス・バイル(ジェフ・ピジョン/高戸靖広)新入りの「怖がらせ屋」。あだ名は「フレム 」。青い体に4本の手を生やしている。

イエティ(ジョン・ラッツェンバーガー/立木文彦)ヒマラヤで暮らす気の良い雪男。

 

 (オープニングクレジット)

 午後9時。子供部屋で男の子が寝ている。クローゼットのドアから、青い体に4本の手を生やしているモンスターが出現して男の子を脅かす。子供の悲鳴に驚いたモンスターは、ボールに足を取られて転倒し、オモチャが尻に刺さって悲鳴を上げて転げ回る。

 明かりが点き、壁が持ち上がる。子供は人形で、ここは子供を脅かすシミュレーション室だった。新人教育係のフリントが、新入りの「怖がらせ屋」バイル(あだ名はフレム)に「どこが悪かったか分かるか?ドアの開けっ放しは一番やっていけない」と言う。

そこにウォーターヌース社長が来て「人間の子供がモンスター・ワールドに入るからだ。人間は有毒で、触っただけで死んでしまう」と忠告する。「しかし、子供の悲鳴が町のエネルギー源だ。私が欲しいのは、自信と熱意に溢れた社員だ」と言って、例としてジェームズ・P・サリバンの名を挙げる。

 サリーは朝、マイクに起こされる。サリーはマイクの指導で、子供を脅かす訓練をする。2人はテレビで新しいモンスターズ・インク(MI)のコマーシャルを見る。マイクの顔にMIのロゴが重なっていたが、マイクは喜ぶ。

 マイクとサリーが出勤する。マイクは車で行きたかったが、サリーは運動のために歩く。会社に着くとサリーは社員に大人気で、清掃員のニードルマンとスミッティがサリーに声をかける。

マイクは受付嬢のセリアに「誕生日おめでとう」と言い、今夜はなかなか予約が取れないレストラン、ハリー・ハウゼンに予約をしており、セリアを食事に誘う。

 ハリー・ハウゼンの予約はサリーがしていた。ロッカールームにランドールがいて、悲鳴獲得ポイントをサリーと争っていた。

 マイクがカードを貰いに事務所に立ち寄ると、ロズが報告書の催促をする。

 マイクが「絶叫フロア」に行き、悲鳴のエネルギーを貯めるタンクを取り付け、カードでドアを取り寄せてセットする。「絶叫フロア」のマネージャーのジェリーが、今日のターゲットは米国東海岸だと教える。サリーを先頭に「怖がらせ屋」のモンスター逹が「絶叫フロア」に入って来る。「怖がらせ屋」は準備運動をして、出番を待つ。悲鳴獲得ポイントのトータルスコアはサリーが1位、ランドールが2位だった。

 ジェリーが「本番7秒前」から秒読みし、現地時間夜9時に「脅かせ」の合図で「怖がらせ屋」が一斉にドアから子供部屋に入る。悲鳴が上がり、サリーがエネルギーを獲得する。マイクが次のドアを準備する。ランドールの悲鳴エネルギーの量はいまいちで、ランドールはファンガスに急いで次のドアを準備させる。

 社長が来て「今日のノルマは達成しそうだ」と喜ぶ。そのうち、ドアからモンスターが怖がって出てくる。モンスターを怖がらない子供が増えていた。そのドアはニードルマンとスミッティがシュレッダーにかける。今週で58枚目だった。

 ランドールが悲鳴獲得ポイントの1位になるが、すぐにサリーが1位を取り返す。

 「怖がらせ屋」のジョージがドアから出てくると、背中に子供の靴下が張り付いていた。ジョージのアシスタントのチャーリーがコード「2319」を発すると、ジェリーが「警告・汚染アラート」を鳴らす。すると黄色の防護服を着たCDA(Child Detection Agency子供検疫局)が窓を破ってロープで降下し、モンスターズ社に沢山の車両が乗りつけ、沢山のCDAの隊員がやって来る。CDA隊員が靴下をジョージの背中から剥がして床に置き、半球状の容器を被せて床に密閉し、燃やす。ジョージはオレンジ色の体毛を全部刈られて消毒される。

 30分間作業が停止し、社長は「大損害だ」と嘆く。祖父の代から続いている会社を存続しなければと、サリーに明日、新人を鍛えて欲しいと頼む。

 勤務時間が終了し、ドアが回収される。サリーはあと1日で新記録が達成できそうだ。ロッカールームで、マイクは「濡れた犬」の匂いのオーデコロンを付けて、セリアとのデートに向かう。

 帰ろうとしたマイクに、ロズが報告書を催促する。報告書は「絶叫フロア」の机の上にあった。あと5分で店に行かないと予約がキャンセルになり、セリアが迎えに来たマイクの代わりに、サリーが報告書を出してあげる事にする。

 サリーが「絶叫フロア」に行くとドアが1個出されていた。サリーはドアを開けて入ると、暗い子供部屋に誰もいない。サリーがドアから出てくると、尻尾に幼い女の子が抱きついていたので驚く。

 子供部屋に戻そうとするが、つまずいてオモチャまみれになり、出てくる。「絶叫フロア」にやって来る人影を見て、ロッカールームに逃げる。トイレにオモチャを流そうとするが、詰まり、オモチャをジョージのロッカーに隠す。女の子が背中にしがみ付いていたので、サリーはMIのロゴが付いたバッグに女の子を入れる。

 サリーが「絶叫フロア」のドアに行き、バッグごと女の子を子供部屋に戻そうとすると、ドアからランドールが出てきたので、サリーはドアの陰に隠れる。ランドールはサリーに気付かずに、ドアを戻して帰っていく。

 寿司屋の「ハリー・ハウゼン」でマイクとセリアがデートしていると、サリーがやって来る。サ リーはマイクに、ランドールがこっそりポイントを稼いでいたと教える。そして、バッグを見ろと言うと、バッグがなかった。バッグから出た女の子が店内を歩き回り、客がパニックになる。マイクとサリーは店の箱に女の子を入れて、逃げる。CDAが来て、店や客を消毒する。逃げ遅れたセリアも消毒される。

 マイクとサリーが家に帰ると、テレビで「子供の侵入によって汚染」とニュースが流れ、インタビューされた客が、ビームとか念力とか、勝手な事を言っていた。マイクは女の子を消毒すると怖がられ、女の子が泣く。恐怖のエネルギーで、部屋の灯りが明るくなる。CDAのヘリが女の子を探しているので、窓のカーテンを閉める。

 女の子をサリーがあやす。マイクが転ぶと女の子が笑う。笑いのエネルギーで、この部屋だけでなく、建物全体の灯りが明るくなり、灯りが切れる。

 女の子は眠くなり、サリーのベッドに入る。女の子はランドールの絵を描いて怖がる。サリーがあやして女の子を寝かせる。サリーはマイクに「あの子は危険じゃない。あの子はドアの向こうに返す」と作戦を話す。サリーは女の子に「ブー」と名前を付け、愛着を持っていた。

 次の日、ブーにモンスターの着ぐるみを着せ、サリーとマイクは会社に行く。社内に沢山のCDAがいて消毒していた。社長は、昨日の事件現場の「ハリー・ハウゼン」にMIのロゴ入りのバッグが残され、会社内に人間の子供がいる可能性があるとサリーに教える。サリーは着ぐるみを着たブーを、親戚の子だと社長に紹介する。社長はサリーに、ランチ後にシミュレーションで新人の研修を依頼する。

 サリーはブーを連れてロッカー室に行く。ブーはトイレに行き、その後、サリーとかくれんぼをする。

 マイクはロズにランドールのドアのカードキーを欲しいと言う。ロズは、報告書を催促する。

マイクがロッカー室のトイレに行くと、サリーとブーがかくれんぼをしていた。そこにランドールとファンガスが来たので、3人はトイレの個室に隠れる。ランドールが個室を1個ずつ開けて調べる。ファンガスがランドールに「人間の子が寿司屋に出現」の新聞記事を見せる。ランドールが担当していた子で、昨夜はランドールも探していた。ランドールはファンガスに「誰かが逃がした。見つけるまでは知らない振りをしろ」と指示して、個室に3人がいるのに気づかずに帰る。

 「絶叫フロア」でサリーが「ドアを手に入れてブーを返す」と言う。マイクは他のモンスターからカードキーを盗り、ドアを開ける。サリーは「ブーのドアじゃないので戻せ」と口論になる。他のモンスターから注目を浴び、2人は芝居の練習だと言ってごまかす。

 ブーがいなくなって、マイクとサリーが探す。ランドールがサリーに「この会社に人間の子が逃げ込んだらしい。何か知らない?」と尋ねる。その後ろでブーが「絶叫フロア」から出るのをサリーが見つける。マイクはランドールに「ワックスフォードが怪しい。目つきが悪い」と適当な事を言う。

 セリアがマイクに「昨夜は最悪だった」と怒る。マイクは「寿司が嫌いだと思っていなかった」と誤魔化す。

 それを聞いたランドールが新聞の写真を見ると、マイクが写っている事に気付く。ランドールはマイクを捕まえ「子供はどこだ?」と迫る。マイクは「お前がズルをしたせいだ」と怒る。ランドールはマイクに「(現在11時55分)5分後にホイッスルが鳴ったら、皆ランチに行き、絶叫フロアは空になる。12時になったらあの子のドアが出て来る。12時30分にドアが戻される。それまでに子供をドアの向こうに返す」と提案する。

 ブーがゴミ箱に隠れる。それを見たサリーがゴミ箱へ行こうとすると、CDAに呼び止められる。何事かと思ったら、CDAは有名人のサリーにサインを頼む。その間にブーはゴミ箱から出て、着ぐるみの片目をゴミ箱に落としていく。

 サリーがサインを終わると、ニードルマンとスミッティがゴミ箱を運んで行き、ゴミをダストシュートに投げ入れる。サリーは下の階のゴミ処理場に行くと、着ぐるみの目玉が1個付いたゴミが、粉砕機に掛けられ、固められるのを見て、ブーが死んだと思って泣く。

 ブーはモンスターズ社に社会見学に来ていた子供達と保母に会い、仲良くなって「マイク・ワゾウスキ」を連呼する。

 ジョージがロッカーを開けると、サリーが隠したブーの部屋のオモチャが多数出てくる。CDAが来てジョージを捕まえる。

 マイクは、ゴミの塊を持って泣きながら廊下を歩いているサリーを見つける。サリーはゴミの中にブーがいると教える。すると、ブーが社内見学の子供達と歩いているのを見つける。子供の一人がマイクの手に噛みつき、それを見たブーが笑う。廊下の灯りが明るくなって切れる。サリーとマイクはブーを連れて逃げる。

 マイクはサリーをブーの部屋のドアが置かれている「絶叫フロア」に連れて行き、「ブーを部屋に戻せば解決だ」と言う。サリーは「ランドールは信用できない。だめだ」と反対する。マイクは安全を証明するために、部屋に入ってベッドに入る。すると仕掛けられた箱に捕らえられる。サリーとブーは机の下に隠れる。

 ランドールが来て、台車に乗せたエネルギー貯蔵タンクに偽装した容器の中に、マイクが入った箱を隠す。ブーが音を立て、ランドールが透明化する。ランチ終了のベルが鳴り、社員が戻って来る。

 サリーは台車を押すランドールの後を追う。廊下を曲がると、沢山の貯蔵タンクが置かれ、ランドールの姿が無い。ブーが隠し扉を見つける。2人が中に入ると、機械室のような所だった。ランドールがファンガス「子供を捕まえた」と箱を開けると、マイクが出てくる。

 ランドールはマイクに「記録のためだと思っていた?この業界に革命をもたらす」と言って、マイクを椅子に固定する。ファンガスが「悲鳴吸引機だ」と言って、タンクを付けた銃のような機械を操作して、マイクの口に向ける。しかし、機械が働かない。

 ランドールがケーブルを辿ると、電源からコードが抜かれていた。サリーがファンガスを捕まえる。ランドールが戻ると、ファンガスが椅子に固定されていた。

 サリー、マイク、ブーが逃げ、シミュレーション室に行く。社長がサリーを歓迎し、新人に脅かし方の見本を見せるように言う。サリーが人形に向かって吠えると、ブーが怖がって逃げる。ブーが人間の子だと社長にばれる。マイクが社長に「ランドールが秘密の研究所を持っている」と教えると、社長もランドールとグルだった。

 サリーとマイクは吹雪の中に追放される。2人が喧嘩していると、雪男が「ようこそヒマラヤへ」と歓迎する。雪男は2人を家に連れて行き、アイスで歓迎する。サリーが「子供はいる?」と聞くと、雪男は「山の麓の村にいる。3日で行ける」と教える。サリーは「ブーが危ない」と言うと、マイクは「もう少しで新記録だ」と言う。サリーは「どうでもいい」と答え、2人は喧嘩する。

 サリーは家のガラクタでソリを作り、一人で乗って坂を下る。途中で岩にぶつかってソリがバラバラになるが、近くに村が見える。

 ジョージがドアに入ろうとすると、ドアからサリーが出て来て、子供の靴下をジョージの胸につける。チャーリーが2回目の警報を出そうとすると、ジョージはチャーリーをドアの中に入れる。

 地下の秘密研究所で、ブーが椅子に固定されている。社長が「お前のお陰でエースを失った」と言うが、ランドールは「この機械があれば、エースは要らない」と応える。

 サリーが隠しドアを壊して入って来る。チャーリーが「悲鳴吸引機」をブーに向けると、サリーが「悲鳴吸引機」を壊してブーを助ける。ランドールは透明化して、サリーを攻撃する。

 マイクが「いつまでも友達でいたい」と入って来ると、サリーが透明なランドールと戦っていた。マイクが雪玉を投げるとランドールに当たり、サリーはランドールが見えたので殴る。

 サリー、マイク、ブーが廊下を走っていると、セリアがマイクにしがみ付いて「ちゃんと説明して」と求める。マイクは「子供を入れたのはサリー。ランドールが俺達の命を狙っている」と教える。セリアがブーに驚いて手を離す。ランドールが3人を追う。

 サリーたちが「絶叫フロア」に来て、ドアを呼ぶ。ランドールがサリー達に近づく。セリアが「今ランドールが新記録を達成しました」と偽のアナウンスをする。周りの人が一斉にランドールに集まって祝福する。

 ブーのドアが近づくが、ランドールがやって来るので3人は別のドアにしがみ付いて、ブーのドアを追う。ランドールも別のドアにしがみ付いて3人を追う。ドアは広い保管庫に向かう。ブーのドアと3人が乗ったドアは、別のルートに進み、止まる。ランドールが3人に迫る。

 マイクがブーを笑わせると、笑いのエネルギーで周り中のドアに付いたランプが光り、ドアが機能する。3人はドアを開けてはいると、南国のような家。3人は隣の家に入る。3人がドアから出ると、保管庫の中で、ブーのドアから近い。3人が登って上のドアに入ると、中は日本の和室で窓から富士山が見える。次のドアから出ると、保管庫内を移動中のドアだった。3人はデッキに飛び降りる。デッキの床に置いてあったドアに入るとパリだった。ランドールが追ってきて、移動中のドアに出る。ランドールは透明化してブーを捕まえ、サリーとマイクが掴まっている移動中のドアを落下させる。サリーとマイクは落下中のドアに入ると、ドアは床に落ちて粉々になる。サリーとマイクは、床に重ねられたドアから出てくる。

 ランドールはブーを捕まえて、ドアにしがみ付いて移動中。サリーとマイクもドアにしがみ付いてランドールを追う。

 ランドールがブーを連れてドアに入る。サリーも入ると、ランドールにドアから突き落とされそうになる。ブーがランドールに「もう怖くない」と噛みつき、バットで叩く。マイクが開けたドアにサリーがランドールを放り込む。そこはトレーラーハウスで、子供にワニと間違えられたランドールが、ママにフライパンで叩かれる。サリーはそのドアのライトを壊すと、デッキから落として壊す。

 サリー達はブーのドアにたどり着き、を開けようとするが、停電で開かない。マイクがブーを笑わそうとするが、笑わない。3人がしがみ付いたブーのドアが動き出す。

 社長が「ドアが来たらパワーを切れ。あの子と2人を引き渡す」と待機しているCDAに言う。ドアが来てパワーを切る。マイクがドアの陰から着ぐるみを抱いて出て来て、靴下をCDAに張り付けて逃げる。CDAが全員マイクを追う。サリーが出て来て、ドアを外してブーと逃げる。それに気付いた社長がサリーとブーを追う。

 サリーとブーはある部屋に入り、ブーのドアをセットして子供部屋に入る。社長も入って来る。社長がサリーに「会社のためなら1000人だって誘拐する」と話す。社長はサリーを殴り、ベッドのブーを捕まえたと思ったら、人形だった。

 そこはシミュレーション室で、マイクが操作し、沢山のCDAが見ていた。マイクが「どこが悪いか、見つけた?」と言って社長が「会社を救うためなら1000人だって誘拐してやる」の映像を再生する。社長はCDAに逮捕される。社長は「お前のお陰で、MIはつぶれた。エネルギー危機がますますひどくなる」と捨て台詞を言う。

 CDAのボスがやって来ると、ロズで「2年前の潜入調査が無駄になる所だった。お陰で、黒幕が社長だと分かったけど」という。ブーが出て来てサリーにしがみ付く。

 ブーのドアがセットされ、ドアを開けるとブーの子供部屋だった。サリーも中に入って一緒に遊ぶ。サリーが別れを惜しみ、サリーのブーが抱きつく。サリーはドアから出て行って閉める。ブーがドアを開けると、クローゼットだった。

 ロズはブーのドアをシュレッダーにかけ、「何も無かった事にする。報告書も出すな」と念を押す。

 社長はCDAの車で連れ出され、社員は「会社が無くなる」と不安がる。マイクは「仕事無くなる。結果笑える」と言う。

 夜、子供部屋にマイクが出現し、子供にインタビューする。マイクがマイクを口に入れると、子供が笑い、タンクのメーターが上がる。マイクがドアから出てくると、4代目社長になったサリーが「ノルマ達成」と喜ぶ。マイクは「俺は笑いの才能がある」と自慢し、サリーは「笑いは悲鳴の10倍だから楽」と言う。マイクはセリアとよりを戻していた。

 マイクが表紙に出ている雑誌が1箱届く。箱を開けると、「モンスターズ・インク、トップに返り咲き」と見出しが書かれた、表紙のマイクの顔にバーコードが被っていたが、マイクは喜ぶ。

 モンスター達は芸を磨いて、楽しんで仕事に取り組んでいた。「絶叫フロア」は「爆笑フロア」に名前が変わっていた。サリーはブーが書いたサリーの絵を眺める。

 マイクがサリーを倉庫に連れて行く。そこにはシュレッダーの破片をマイクが貼り合わせたブーのドアがあった。

 サリーが持っていた破片をドアに張り付けると、ドアのライトが点灯する。サリーがドアを開けると、中からブーの「ニャンニャン」の声がして、サリーがほほ笑む。

 (エンドクレジット)

(写真は「IMDb」より)