町だか田だか康だか | ブログ(488)

町だか田だか康だか

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全ては同じでしかしそれは平等ではなく、つまり平等とは本質を言うようで言えてない。だって本質は平等でなく同じなんだよ。木崎がマネキンの頭を蹴り飛ばした時も吉原が閃光のカメラで笑った時もそれは同じ。鎌草で手を切って富子に見られたくない気持ちもサトエの「りゅうきょくのちぐ」と言った時も結局は同じ。始まりと終わりは同じ。右と左は同じ。地獄が本当にあっても心配ない。だってみんな地獄に行くから。つまり同じ。同じ同じ同じ。

町田康の「きれぎれ」を読んだんだけどもこれなら別に町田康の他の作品でも芥川賞は取れたんじゃないの?と思った俺は分別のつかない人間だろうか。