気がつけば一年が過ぎていた。五女を保護したのが去年の11月19日。まだ外でジュンちゃんに御飯をあげていた。ある日突然現れて、御飯を食べるジュンちゃんに頻りに鳴いて、分けて頂戴アピールをしていた。お腹の子供の為に必死だったのだろうけど、なかなかしつこいアピールだった。
保護してみれば、とにかく良く鳴く猫だった。最初の頃は一日中鳴き通し。発情期ともちょっと違うし、捕まって閉じ込められたストレスだろうと思っているうちに出産。子育てもなかなか賑やかなお母さんだった。子供を里子に出した後、鳴いて探している姿には申し訳なく思ったけれど。
一年経った今でも相変わらず「あ〜〜〜」と、淡谷のり子ばりのビブラートを効かせて鳴きながら小走りに動き回っている。何かをアピールしているのはわかるのだけど。御飯も出したし大好きなブラッシングも終わったし、甘えて鳴いているのか、何で鳴くのかよくわからないことが多いのだ。
ちょっとウンザリ気味の時に思いついた。五女を擬人化してみたら?これはもう、口から産まれたと言われそうな、お喋りなおばちゃんに間違いない。
さぶいとやたらお腹空くでかんわ、御飯よそってくれん?




