お母さんは甘えん坊になった。ソファに座ると必ず膝に乗り、御飯の催促は、鳴きながら足元に激しくまとわりつく。夜、長女次女が棚の上やタワーのベッドに入り、我々も寝室に引き上げると、独りが淋しいのか暫く鳴いている。かわいそうだが、寝室は二階組がいるので入れてやる訳にはいかない。出来れば一階組の生活リズムに慣れていって欲しいと思う。
チビ達が引っ越しをしてから一か月が過ぎた。お母さんは子供を捜して鳴き続ける事もなくなった。二階の部屋を出て、一階のソファを自分の場所と決めたようだ。一階組の長女次女とはまだ微妙な距離にある。他猫をあまり寄せ付けない次女は、当然フーシャーガルルが凄まじかったが、接近し過ぎるとシャーが出るくらいになってきた。冷静な傍観者の長女も、御飯の邪魔をされると迫力のシャーが出るが、同じスペースに居ることは許容している。