ハネタヤツナゼスグニタスケナカッタ
また出会ってしまった。道路脇に横たわる猫。身体を伸ばしたまま大きく口を開け、そこを烏が啄ばんでいた。市役所の環境課に電話を入れると、日曜だが受け付けてくれた。出掛ける途中だったので、迎えがくるまで側にいてやる事ができなかった。路上でこのまま烏にやられるのはしのびなく、車に積んでいた段ボール箱に新聞紙を入れ、ビニールシートでくるんで新聞紙で覆うように横たえた。身体は既に硬直していたが、ビニールの端から覗く、揃えた両手が可愛らしくて切なかった。安らかに眠れ、合掌。