身体のサイズのこともあり、めったに物置下に潜らない長男だが、今日は物置から続く裏口付近のネットも頻りに臭いを嗅いでいる。裏口を出入りするキジシロあたりが臭いを付けたか。じっくりとチェックした後、ネット手前のエコキュートに背を向ける。…なんでこんなところにやらかすかな。残念だが、君の付けた染みは洗い流させて貰おう長男よ。
枯れた芝生の上に、真っ白な平たい楕円ののし餅が一つ。その向こう、物置の下には半球のお供え餅が一つ。丸太のような身体を狭いスペースに無理矢理押し込んで、物置の下に入ろうとしている長男と、そのお尻に狙い定める四女。白い身体の2匹が造る餅オブジェ。物置の下には出口も何も無いと分かってユーターン。頭を出した長男が、のし餅四女に気がついて走り寄る。そしていつもの追いかけっこ。