新入りはよく鳴く。初日から二三日は、ほとんど一日中鳴いていたような印象がある。出窓に座って昼も夜も、出してくれと泣き叫んでいるような鳴き方だった。そのせいで声は嗄れ、今やおばあちゃんのようなしゃがれ声になってしまった。今も窓辺にいる事が多い。ベランダの手摺りに座るお隣さんを見て、ガラガラ声を張り上げている。相変わらず外に出かれと鳴いているのだろうが、当初の悲壮感は薄れているような。部屋のドアの近くでも鳴くようになった。これは多分、我々へのアピール。お腹が空いた、うんち出た、マッサージ頼む。だんだん家に馴染んできた、良い傾向。そろそろ日付けも変わる頃、しゃがれ声が鳴いている。さっき夜食を持っていったし、さて今度は何だろう。