大抵、あーまた鳴いてるなーと放ったらかしで、置き去りにされたぬいぐるみしか見ていないのだが、ぬいぐるみを脇に置いて佇んでいることもあるから、推測は当たらずとも遠からずだと思う。争いごとを好まない穏やかな性格の三女。外で暮らしていた時もこんなことをしていたのだろうか。ーこのバッタあげるから仲間に入れて?ーなんて、これまた勝手に想像して、おばさん切なくなってしまう。
さて、今日は何処に。二階の部屋の前にあったのは、しょっ中咥えられて白い顔が変色してカピカピになったいつものぬいぐるみではなかった。そういえば、いつものやつは部屋の中、ベッドの下にあったような。昨日、定位置に戻しておくのを忘れていた。それで代わりを探したか。お姉ちゃんの部屋の本棚にあ ったぬいぐるみ。確かお姉ちゃんのお気に入りだった気がする。仕事で遠方にいるお姉ちゃんに知らせたら、ラインで悲鳴が返ってきた。