運動会 | らくのブログー猫がいる日常ー

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ペットショップでディスカウントされていたアメショの子猫。抱っこしますか?に乗せられて連れ帰ったのが猫との馴れ初め。複数なんてとても…と思っていたのに、いつのまにやら多頭飼い。わらわら居るのが当たり前に。慣れるって恐ろしい。

秋晴れの下、近所の小学校で運動会。最近は午後二時過ぎにはフィナーレのようで、表彰式の曲が流れてくる。枯れた向日葵が刈り取られ、すかすかになった花壇の上、フェンスに向かって座る三女長男四女。その背中が、表彰台に上がった選手のようにも見える。厳かな曲の間微動だにしない彼らの視線はフェンスの向こう、裏の家の路地の奥に釘付け。ついさっき、三毛が鳴きながら走って行った 。
曲が終わりマイクの声が響き渡る。ふいに路地からサビ猫が現れた。ロシアンのような小さな頭にスリムな身体。スリムと言うより細い、心配になるくらいに。全体にグレーが入っているようで、サビが淡く優しい色合いになっている。フェンス近くにひっそりと佇み、表彰台メンバーと静かに対話。何度かまばたきをした。敵意はないのか。だが、四女が姿勢を低くすると、来た時と同じように、そっと消えてしまった。
そこへ物置の陰からキジシロ登場。表彰台が崩れ、四女が唸り出す。どうも脱走した時に出くわして一悶着あったらしい。いつからかキジシロ氏は四女の天敵になった。四女が戦闘態勢に入ると、四女擁護の長男も吠え出した。フェンスを挟んで威嚇合戦の三匹から離れ、平和主義者の三女は観客席の私にぴたりと寄り添う。互いに負けじと張り上げる声が煩くなってきたので止めようとした時、長男がキジシロに飛びかかった、が、彼はフェンスの向こう、フェンス手前にいた四女が飛びかかられて、びっくり猛ダッシュで窓のゴールに一直線。その後もアオアオ吼えたてる男ふたりに、止め!と号令を掛けると、今日はこれくらいにしといてやる、とばかりにゆっくりと背を向けキジシロが去ってゆく。
運動会は片付けも終わったようだ。役員の方各自解散してくださいと、マイクの声が告げていた。