次女が夜遊びに飛び出した。遅くに帰宅した父さんの足元をすり抜けて。このところ脱走癖は落ち着いていたので油断した。そういえば、夕方庭で派手に威嚇し合う声が聞こえてから、次女の挙動が何時もと違って落ち着きが無かった。一方は外猫だったろうが、相手が次女であったかどうか定かではない。何時もなら食器棚上のベッドで寛いでいる時間、庭側の窓をウロウロ、裏口へ行ったり玄関で座り込んだり。外へ出たい様子。もう庭遊びは終了の時間、疲れていた事もあって無視していたら強行突破に出た。今までの経験から次女の行動範囲は隣りか裏か、せいぜいこのブロック。傾斜のある土地で道路から少し高さがあるので、よほど遠くへ行かない限り交通事故の心配はないと思うものの気が気ではない。そうは言ってもただでさえ暗くて見えないのに、グレーの身体は闇に溶けてしまう。父さんと二人時々外に出て呼びかけながら探すが、日付が変わって暫くしても帰って来なかった。長女が裏口の網戸越しに外を見て鳴いていたので、近くにはいたのかもしれない。諦めて寝むことにして、朝4:30、何時もの様に二階組の御飯で起こされ台所でゴソゴソやっていると、裏口に影。音を聞きつけたか、朝帰りの次女が座っていた。