朝のうち雲が多く薄暗かったが次第に日が差してきた。二階組にご飯を運んだついでに洗濯物をベランダに出していると、三女四女が食事もそこそこにベランダに飛び出し、エアコンの室外機と手摺に乗って日向ぼっこ。最後まで皿に顔を突っ込んでいた長男も出てきて日向ぼっこするかと思いきや、いきなり私の脚を抱えて臭いを嗅ぎ始める。しつこいほどに嗅ぎ続けるので、ごはんの魚でも付いているのかと思ったのだが、朝の長女を思い出した。間違いない、こいつは長女の臭いを嗅いでいる。困った事に女の子には異常な程興味を示す、正に肉食系男子。それにしても私の脚に爪が食い込むほど夢中になるのはやめてくれ。
朝の仕事が一段落して、遅い朝食を摂っていた時、長女が何か要求があるのだろう、しきりと私の膝に頬を擦り付けてきた。朝飯はたっぷり食べたはず、庭へ出られるように窓も開けてある。声をかけつつも無視していると、その後も何度かスリスリしてから諦めて去って行った。