最近テレビや映画でもよく取り扱われている珊瑚の白化について少しお話したいと思います。

珊瑚が植物ではなく生き物であるということは最近ではだいぶ浸透してきました。しかしながら以外と知られていないこと、それは「珊瑚の白化=死滅」というイメージがどうも強いみたいです。

結論から言いますと「白化」している状態は死んでいるわけではありません。

もともと珊瑚というのはポリプというものと藻(共生藻と呼びます)が共生しているものでもともと珊瑚(ポリプ)自体は白色をしています。つまり、あの鮮やかな色は藻の色です。

珊瑚に何らかのストレスがかかるとポリプはその共生している藻を追い出してしまいます。

そのストレスとはやはり温度です。

ほんの1度ほどの気温の上昇でも白化してしまいます。

しかし1ヶ月ほどであれば珊瑚自体は共生藻がいなくても生きることができます。

もしそれまでに気温の上昇が失速すれば生き残るチャンスはまだあるということになります。

気温の昇降が見受けられそうにない場合、そこで「移植」であったりというのも1つの珊瑚を守る選択肢としてあるわけです。

でもやはり、根本原因である「気温の上昇」の改善がなされない限り、まさにいたちごっこ状態、本当に難しい問題です。

自分たちにできる「気温の上昇」をわずかでも改善できそうな身近なことを少しでも始める事を考える。

そんな時間があっても決して無駄ではないですよね。