あなたはミントグリーンがお好きですか?

無性にミントグリーンが気になる時はありませんか?


ミントグリーンはシソ科の薄荷(はっか)系植物の葉からつけられた色名です。


実際のミントの葉は一般的な緑色ですが、色名のミントグリーンは、明るい青みがかった緑色が多く、いずれも爽やかな印象の色合いです。




ミントには、色々な種類(スペアミント、ペパーミントなど)があり、ミントの葉から採れるメントールは、消化不良や神経症の薬ともされ、古代ローマでは宴会のテーブルをミントで飾り、料理にもミントで香り付けしたそうです。

また虫除け効果もあるようです。

ミントの効能から、色のイメージが明るい青みがかった緑色になったようです。

ミントグリーンが気になる時は心身ともに疲れている事が多く、緊張状態を解き放ち健やかで元気になりたい願望の現れとも言えます。

色彩心理的にミントグリーンのような明るい緑色には『リフレッシュ』『リラックス』『爽やかな』『健康』『軽やか』『解放感』『優しさ』『柔らかな』等のプラス面と『心身の消耗』『保守的』『優柔不断』『受身』等のマイナス面があります。

ミントグリーンが好きな人は、洞察力と向上心があり美的センスが抜群ですが、やや理想を追い過ぎる傾向があるようです。

ミントグリーンの類似色には、ターコイズグリーン等があります。

ミントグリーンのような明るい緑色の絵画を探してみました。


エドワード・ダフナー『Along The Lake』





ハンス・トーマ『野原』





フレデリック・カール・フリージキー

『Spring and Lilacs』





エドガー・ドガ『Green Dancer』





フィンセント・ファン・ゴッホ『Roses』





クロード・モネ

『the Beach and the Falaise d'Amont』





アンリ・ル・シダネル

『Market Garden Gerberoy』





オディロン・ルドン『蝶』





アンリ・ルバスク『Little girl in a meadow』






小早川秋聲『恋知り初めて』


ドガの描いた『Green Dancer』は、中心のミントグリーンのバレリーナと、奥に佇むオレンジのバレリーナの色の対比が目を惹きます。


奥の一人一人が様々な方向を向きまとまりがなく、踊っているバレリーナには全く興味がないそぶりの踊り子には動的イメージのオレンジを使い、中心で踊っているバレリーナには静的イメージのミントグリーンを組み合わせ、補色による色彩対比はバレリーナ同志の競争心を表しているようにも見えます。


伸び伸びと誇らしげに踊っているミントグリーンの踊り子たちは、明るく軽やかで天使のような印象です。

画家の色彩に込めた想いを想像すると、切磋琢磨しながら今か今かと出番を待つオレンジ色の踊り子たちの心情が伝わってきます。



小早川秋聲の『恋知り初めて』は、虚ろな視線の女性の恋の行方が気になりますね。


右上に富士山の絵が飾ってあり、恋しい人が大きな存在で、手が届かない事を示唆しているように見えます。

壁面のミントグリーンの分量が多く、優しく包まれているような安堵感があり、やがて良い方向に進む予感が感じられます。


恋の成就の行方も気になりますが、恋する事で様々な気づきがあり、心の成長を通して次のステップアップに繋がるような、懐かしくて甘酸っぱい体験を一緒に味わっている感覚になります。



その他ミントグリーンの絵画には、爽やかな風が吹いているような清涼感がありますね。



🍀☘️🌱🌿🌴🍃🌳🌵🍀☘️🌱🌿🌴🍃🌳🌵

〜ミントグリーンを素敵に着こなすには〜

①白や淡いベージュとの組み合わせは清潔感があり爽やかなイメージに!

春のコーディネートに人気のミントグリーンは、その爽やかな色彩を最大限に活かせる、白や淡いベージュとの組み合わせが失敗が少なくおすすめです。





②レモンイエローや水色など隣接色相との組み合わせは元気で明るいイメージ!


隣接色相同士の配色は、爽やかさ、明るさ、元気さが感じられ好感度が高い組み合わせです。





③ミントグリーンが苦手でも難なく着こなせる!


ミントグリーンが苦手な人は顔周りから離して、ベーシックカラーのトップスとのコーディネートがおすすめです。


軽やかで優しい印象になります。




ミントグリーンを自分らしく着こなして、春気分を満喫しましょう♪



🍀☘️🌱🌿🌴🍃🌳🌵🍀☘️🌱🌿🌴🍃🌳🌵

色を楽しむ素敵なあなたへ...

最後までお読みいただきありがとうございます💕