トルコ石は、主にイランを中心とする旧ペルシャが原産で、古代アトランティスやエジプト、アメリカの先住民などの人々にとってこの色と石は、どちらも神聖な物として護身用に身につけられていました
ウズベキスタンのサマルカンドの青い建物はまさにターコイズのグラデーションですね
ターコイズを絵の具で表現すると…
緑・青・白の3色を混色します
ターコイズカラーになって行きます
それぞれの絵の具の分量で、青が多いとターコイズ、緑が多いとターコイズグリーンになります
基本的にターコイズという呼び名の時は青色を表しています
多くの人の憧れの色、ティファニーブルーはターコイズにとても似ていますね
創業者チャールズ・ルイス・ティファニーは、ティファニーの品々はどれも気高くあらねばならないという信念に、コマドリの卵の色がぴったりだと感じ、ティファニー製品を購入した人だけが手にできる特別な包装箱として、コマドリの卵に似た色を考案しました
ティファニーブルーは、色見本帳のパントーン1837番として厳格に受け継がれ、ティファニーのシンボルカラーとなっています
色彩心理的にターコイズのような明るい青緑には『冷静な』『明晰な』『創造的』『穏やか』『ほっとする』『解放感』『芸術的』等のプラス面と『当惑した』『強い虚栄心』『自慢好き』『自己過信』『ナルシスト』『自由気まま』『独断』等のマイナス面を持っています
ターコイズの好きな人は、自己を表現する事が得意で、感性が豊かな人が多いようです
ターコイズカラーの絵画を探してみると意外に少ない事に気づきます
“Small Table in Evening Busk”
“Roses on the House”
“henri le table”
“Flood at Port Marly”
“Profile of a Girl”
シダネルはターコイズカラーの絵画を多く描いていますね
シダネル(1862年~1939年)は、インド洋モーリシャス島のポートルイスで生まれ、パリに出て、アレクサンドル・カバネルのアトリエで学びます
1882年、エコール・デ・ボザールに入学し、印象派や新印象派、写実主義、象徴主義の影響を受けながら独自の作風を確立していきます
生涯を通じ、数度の移住や、フランス国内は勿論、ロンドン、ニューヨーク、ヴェネチアなどへの旅によって感じた身近な美(庭、薔薇、テーブル、夕暮れ、月夜など)を題材に描いています
絵の具を点描画のような手法で、画面上に混色した事で独特の霞んだような濁りが生まれ、柔らかな大気となって街を包み込んでいます
色彩が見事に調和したシダネルの絵画を眺めていると、静謐な空気までが伝わって来るようです
ターコイズカラーの絵画には、爽やかな清涼感がありますね
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~ターコイズを素敵に着こなすには~
色彩として華やかさや明るさがあるターコイズは、アクセントカラーとして、ネクタイやチーフ、ストール、バッグ、靴など、おしゃれの仕上げに用いると失敗が少ないです
今までのスニーカーの紐を変えるだけで、足元が明るく新鮮な印象になります
秋のお出かけに、ターコイズの差し色がおすすめです^^
色を楽しむ素敵なあなたへ…
最後までお読みいただきありがとうございます💕