無彩色の代表色の白は、同じく無彩色の代表色の黒と対極に位置しています

白と黒は、明と暗、勝敗、希望と絶望、白星と黒星、未来と過去などのように比較する言葉が多く、対極的な言葉から色の特徴がわかります


気分がもやもやしていたり、しがらみを感じた時は、白い服を3日以上続けて着てください
気持ちがリセットでき、スッキリします


色彩心理的に白には『これから』『純粋』『浄化』『スタート』『リセット』『決意』等のプラス面と『孤独』『冷たい』『緊張』『空虚』『別れ』等のマイナス面を持っています


白の好きな人は、独立心が旺盛で、自分だけの世界観を持っている人が多いようです


白が主役の絵画はとても多く、私がこれまでに鑑賞した中から白が印象的な作品をご紹介します



熊谷守一  “白猫”





加山又造  “猫”





藤田嗣治  “舞踏会の前”





グスタフ・クリムト  
“ヘレーネ・クリムトの肖像”




アルフォンス・ミュシャ  “ユリ”





ベルト・モリゾ  “クレイドル”




アンリ・ファンタン・ラトゥール  “春の花”




ヴィルヘルム・ハマスホイ  “室内”




ジョン・シーガー・サージェント
“カーネーション、リリー、リリー、ローズ”




ニコラース・ファン・デル・ヴァーイ
“アムステルダムの孤児院の少女”




ジョージア・オキーフ
“ピンクの地の上の2本のカラ・リリー”





アンリ・マティス  “ルーマニアのブラウス”


熊谷守一の白猫は輪郭線に迷いが無くシンプルでありながら特徴がよく表れています
ホッコリするような温かさがありますね


サージェントの“カーネーション、リリー、リリー、ローズ”は、ロンドンのテート・ブリテンで様々な年代の女性が食い入るように眺めていた事が印象的でした
子供たちの白いドレスと白いユリが清らかで夕暮れの一瞬を切り取った幻想的な作品です
日本の提灯が輸出されていたようですが、ランタンのオレンジ色の光が宙に浮かんでいるような不思議な世界観と優しさに溢れています


マティスのルーマニアのブラウスは、背景が赤、スカートが青、ブラウスが白のトリコロールカラーの組み合わせが軽快で爽やかですね
刺繍のような絵柄が東欧の民族衣装を思わせます


白が主役の絵画には、心が浄化されるような清らかさがありますね


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~白を素敵に着こなすには~

2020年春夏のコーディネートのキーワードに、サスティナブルと言う言葉があります

自然や環境保全をイメージしたアースカラーや白が注目されています

コーディネート例として、白とナチュラルカラーの組み合わせが最もおすすめです

例えば、
こんな感じです^^

真っ白なスニーカーを履くだけでも気持ちが爽やかになります
手に持っているアウターをグレーや水色に変えても素敵です^^
こんな時だからこそ気持ちがリセットできるような快適なファッションでいたいものですね^^





色を楽しむ素敵なあなたへ…

最後までお読みいただきありがとうございます💕