黄金の代表である大判や小判を、後に山吹色と言うようになりました
山吹色の類似色には鬱金色や黄金色等があります
気持ちが沈んでいたり落ち込んでいる時は、山吹色のような黄色い花を身近に置くと、心に溜まったネガティブなものを吐き出す効果があります
色彩心理的に山吹色のような黄色には『希望』『陽気』『好奇心』『躍動』『元気』等のプラス面と『注意』『嫉妬』『軽率』等のマイナス面を持っています
山吹色の好きな人は、明るく元気でコミュニケーションを得意としている人が多いようです
山吹色のような黄色の絵画は比較的少なく、私がこれまでに鑑賞した中から、山吹色が印象的な絵画をご紹介します
“刈り入れをする人のいる麦畑”
“ラ・クローの収穫”
“黄色いドレスの女性(画家の妻)”
ゴーギャンの“干し草”や“タヒチの3人”の色使いは、暖色系が温かくてエスニックな印象ですね
生まれてすぐに母親の故郷である南米ペルーに7歳まで住んでいた事が影響しているようで、オレンジ色や黄色はゴーギャンの原点の色なのでしょうか…
デュフィの“黄色いコンソール”の楽譜曲は、明るい音楽をイメージします
デュフィの絵画は音楽をテーマに鮮やかな色彩が多く、弾むような軽やかさがありますね^^
黄色の絵画を見ていると元気になります💕
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~山吹色の思い出~
子供の頃、田舎の山あいで育った私は、学校から帰ると一目散に外に遊びに行き、近所の幼なじみと一緒に、家の近くの畑や田んぼの畦道、小川の土手や裏山を、暗くなるまで散策して回りました
初夏には木苺が実り、里山の奥に広がる林が、私たちを歓迎してくれます^^
天然の木苺は、山吹の花が咲く頃から徐々に実がふくらみはじめ、枝葉の下に隠れるように育ちます
子供の背丈だと探しやすく、幼なじみと少し距離を開け、声を掛け合いながら木苺を摘み、その実を頬張ると、口の中に広がる甘酸っぱい味に癒され、幸せな気持ちになりました✨
透明なビニール袋いっぱいに収穫できた時は、どちらが多いか比べ合い、歓声をあげました^o^