こんにちは！柴商いっちです
以前、ブログでリョービの込み栓角ノミ機のご紹介をしたときに、
たくさんの大工さんからの要望を受けて
廃盤であったコミ栓角ノミを復活のさきがけとして商品開発された
『マツイ電動工具』 さん
にもチョットだけふれさせていただきました。
今回は、そのマツイ電動工具からまた新たに。
大工さん達のニーズに力強く応える商品が開発されました。
エンジンや発電機なども手がける
総合エンジニアリング企業の㈱松井鉄工所さん。
その電動工具や木工機械の開発セクションである
『マツイ電動工具』。
社寺建築用の電動工具を開発してらっしゃって、
伝統木造のための木工機械をたくさん作って来た会社さんです。
日本独自の木工技術・伝統構法を支える電動工具は今、
使い手がどんどんと減っていき、
その分製造のニーズとコストの採算は合わなくなって、
大手企業さんはその開発からは撤退していきつつあります。。
そんな中、このマツイ電動工具さんは
少なくはなって来ていても決して無くしてはならない
伝統構法技術を支える為の
電動工具・木工機械を開発し続けて下さっています。
（マツイ電動工具さんのHPのメイン画像は工具の写真ではなく
寺社仏閣建築の写真です～）
今回のようなスタンドと一体型の垂直ドリルも、
「日立さんからも同じような商品が出ているよ」と
聞いていたのですが、そちらは今はもう廃盤で
市場の在庫品のみのようですね。。。
マツイ電動工具さんの垂直ドリル SD-370は
ドリルを支える一体型のガイドスタンドもすごく頑強
に出来ていて、
すごくガシッとした印象なのですが、それに加えてこの商品は
定盤を足で踏んで固定する商品です。
上から体重をかけてガシッと踏みつけて固定です。
バイス（万力）を使用しての固定作業が無いため、加工時間が短縮できます。
ご自身の足によるほぼ真上からのシッカリした加重と
両サイドのスゴイ丈夫そうなスタンドの軸に沿って、ぶれずにドリルが上下しますので、高精度の穴明けが出来ます。
ストロークは370㎜あり、大物材への加工に最適との事。
相当に分厚い材、太い柱材などに対応してますので。
今時の建築施工でそこまでの大きさの柱材の加工となると
やはり昔ながらの伝統木造建築やその補修などが
大きくニーズの幅を採ることになるでしょうか？
やはり、さすがの マツイ電動工具さん 。
「伝統構法」の技術・仕事を支えてくれる道具の開発では本当にたよりになります。
そして、このSD-370は丸ノコ用の定規が付けれるんです。
これによって、材料の側面を基準に加工ができるんです。
ガイドスタンドと加重でキチンと真上から垂直に。
そして定規を使うことで位置的にも正確な加工が行えます。
動画もありますのでどうぞ
動画をご覧いただくと判りやすいですが、
足で踏んで押さえて、丈夫な２本のスタンドポールを頼りに加重をかけて上から一気にドリルを押下する。。
すごくシンプルで力強い、直感的な仕様の木工用電動工具なのですね
なんかチョット気持ちよさそうに見えるのは私だけでしょうか。。？
込み栓角ノミと共に、こちらも多くの大工さんのニーズに応える
すごく良い商品だと思います。
この商品はお取り寄せの為、約１～３週間程いただく事になるので
お急ぎの方は電話などでお問い合わせくださいね。
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