もう何度も見ている

「火垂るの墓」

見るたびに何とも言えない気持ちになります



妹の節子の笑い声が無邪気すぎて

可愛すぎてケラケラと笑うたびに

胸の奥がギュッと締め付けられます



自分の心に余裕がない時

私がパニック発作で苦しんでいた時は

戦争の映画やアニメなどは見られませんでした



感情がぐっとそちらに引っ張られてしまって

具合が悪くなってしまうからです



戦争って本当に残酷です



もし自分が実際に体験していたならば

あまりに辛くて戦争を語る事も

出来なかったかも知れないと思いました



実際、語りたくても語れない方も

たくさんいたのではないかと思います



今回、久しぶりに火垂るの墓を見て

「戦争」という視点からではなく

人間の感情について思った事がありました



人は自分に余裕がなければ

他人に優しく出来ない、という事です



お母さんが空襲で亡くなって

清太と節子が身を寄せたお宅のおばさんの事、

昔はなんて酷い人なんだ、と憤りのような

感情で見ていました



火垂るの墓に出てくる大人たちは

皆んな冷たい、って



だけど今回見て気づいた事がありました



あぁ、皆んな余裕がないんだ

子どもに優しく接する事が出来ないくらい

日々を生きるのに精一杯なんだ



戦争ってそういう残酷さも生むんだって



今のように衣食住が満たされていれば

あの意地悪に見えたおばさんも

きっと違っていたでしょう



戦争は皆んなの心から

優しく思いやる気持ちを奪っていく



戦時中とは状況が全く違いますが

忙しさにかまけると

心がギスギスしてきて

周りの人に対して優しさを

持たなくなる事があります



人に対して意地悪や酷い態度をとってしまうのは

気持ちに余裕がない時です



イジメなんかもそうだと思います



人の心に余裕がなくなるような

状況に陥らせない事



みんなが心穏やかに過ごすためには

とっても大切な事だと思います



自分のできる範囲を超えて頑張りすぎたり

我慢をしすぎたり

自分を犠牲にしていると

その反動はどこかに必ず出ます



自分や周りの人たちの為にも

心の余裕を持てるように

意識して生きていく事が

とっても大切な事だと思います