子どもの頃、休日になると

母とバスに乗ってお街(市の中心街の事)

に行きました



「おまち、行こうか」

週末になると母に誘われて出掛けました



母は公務員でした

今でこそ週休2日制となりましたが

昔は土曜日も半日仕事だったのです

(私が幼い頃は学校も土曜日半日ありました)



だから母にとっては休日はとっても貴重なお休み



今考えるとフルで働きながら

子供を育てるって本当に大変だと思います

ましてや父は典型的な昭和のお父さんで

家事育児なんてほぼしない

そんなの男の仕事じゃない、って

当たり前に思っているタイプでしたから



そんな母にとってお休みの日

一通りの火事が落ち着いてから出掛ける

「おまち」は唯一のストレス解消法

だったのではと思います



よく行くのは昔からある和菓子屋さんに

併設された小さな甘味処

あんみつ、美味しかったなぁ



それから駅前のレストランで

ホットケーキ🥞

今のパンケーキとは違いますよ

ホットケーキです

ふわふわで、でもどっしりしていて

キレイに焼き色がついたホットケーキ

バターをたっぷり塗り広げて

甘いシロップをかけて



母もホットケーキが大好きでした



あの頃のホットケーキみたいなホットケーキには

今はなかなか出会えません



私の中では人生で一番美味しかったホットケーキ



時代とともにお店が流行らなくなって

閉店してしまった時はショックだったなぁ

和菓子屋さんの甘味処もいつの間にか

閉店してしまいました



母も甘いものを食べて

また次の一週間を頑張ろう、と

そんな気持ちだったのかな



今のように休みも大事、という時代ではなく

忙しい時代だったから

女性が正規職員として働くということは

きっと今以上に大変だったと思います



私も生後数ヶ月から預けられました



普段忙しくて子どもの私から見て

お母さん幸せそうには見えないな、なんて

無意識のうちに思ってましたけど

甘いものを食べている時は

何となく少しだけ顔がほころんで

幸せそうに見えていました



だから、私もそんな母をみると安心して

甘いもの=リラックス、癒し、安心

みたいな感情が繋がっていて

だから私は甘いものが好きって事も

あるのではないかな、と思ってます



記憶と感情って結びついていますから

やっぱり私は甘いものをみると

嬉しくなってしまうのです