都道府県魅力度ランキング下位県救済企画第5弾!

この企画は 都道府県魅力度ランキング2017 で下位10県にランクインしてしまった県の魅力を紹介し、「順位は低くても魅力はある!」という事をちゃんとみなさんに知ってもらう為の特別企画です。

今回は43位にランクインしてしまった栃木県の魅力をご紹介します!


栃木県は関東地方の北部に位置し、県庁所在地は餃子が有名な宇都宮市です。

栃木県と言えばお笑いコンビのU字工事が栃木弁を使った漫才でブレイクして話題になりましたね。

それでも世間的には何故か"魅力がない県"として認識されてしまい、ついにはこんな画像まで出回るようになりました。

でもこの彼、すごく笑顔で答えているので魅力がないと言いつつも栃木の事をちゃんと愛してそうですね。


しかし、栃木県は市区町村魅力度ランキングで日光市が12位にランクインしています!

12位とはなかなかの上位なのに何故都道府県の魅力度ランキングでは順位が低いのでしょうか…?

そんな栃木県の魅力をご紹介します。


まずは市区町村ランキングで上位にランクインしている日光市の魅力を改めてこちらでも紹介致します。

まずは日光の観光名所を順に紹介していきます。


日光東照宮

もう定番中の定番の世界遺産、日光東照宮です。
栃木県、いや関東、いや日本を代表する観光地の1つだと思います。

日光東照宮には動物の彫刻が多数施されており、「見ざる、言わざる、聞かざる」でお馴染みの3猿、眠り猫、雀、龍などの色鮮やかな彫刻が目を引きます。


華厳の滝

先日茨城県の記事でも紹介させて頂いた日本三大名瀑の1つです。

エレベーターで行ける観覧台から間近で見る滝つぼは迫力満点。

さらに冬季は細い滝が凍り、とても幻想的な姿を見せてくれるそうです。


鬼怒川温泉

せっかく日光に行くのならばやっぱり温泉にも入りたいところ。

鬼怒川温泉は江戸時代には日光の僧侶や大名のみが立ち入る事を許された由緒正しき温泉です。


温泉の近くには鬼怒楯岩大吊橋というこんな怖~い吊り橋も。

スリル満点ですが、橋の上から眺める緑豊かな景色はとても美しいと思います。

さらに、「にんげんだもの」などの作品でお馴染みの詩人・相田みつを氏の作品が展示された相田みつを心の美術館も近くにあります。

実は相田みつを氏は栃木県出身なんです。


日光江戸村

こちらは時代劇好きにはたまらない歴史テーマパークで、鬼怒川温泉からのアクセスも良いです。
イメージキャラクターの「にゃんまげ」が出演しているCMでも話題になりましたね。

まるで江戸時代にタイムスリップしたようなテーマパークで、当時の衣装を着て村内を散策できるのはもちろん、せんべい焼き体験、弓道、侍体験、芝居の観覧、さらに飲食店での食事などが楽しめます。

そして着用できる衣装の種類が男女ともに多いのも魅力。
詳細はこちら↓
変身メニュー

これは楽しそう!
子どもはもちろん、大人でもワクワクしちゃいますね。

【江戸ワンダーランド日光江戸村】
〒321-2524
栃木県日光市柄倉470-2
TEL:0288-77-1777
営業時間:9:00~17:00(夏期)
                   9:30~16:00(冬期)
水曜休村(祝日、GW、春夏冬休み期間は営業)


そして最近話題となっている「天然水かき氷」。
天然水の氷室は全国で5軒しかないのですが、そのうち3軒は日光にあるそうです。
なので、日光には美味しいかき氷屋さんがたくさんあるそうです。

夏に日光に旅行へ行った際にはぜひ食べたいですね。


日光市にはまだまだ紹介し切れない観光地も魅力もたくさんありますが、他のエリアの紹介に移りたいので今回はこのくらいにしておきます。


続いては那須エリアの観光地を紹介します。

那須も栃木観光には外せない人気エリア。

2006年に導入された車のナンバープレートの「ご当地ナンバー」に「那須」が採用された事からその知名度の高さが伺えます。(ご当地ナンバーはある程度の知名度がないと採用されないそうです)

日光の東隣に位置しているので、一日目日光、二日目那須とセットで観光も出来そうです。


那須アルパカ牧場(那須町)

ぬいぐるみのようにもっふもふで可愛いアルパカが約400頭もいる日本初のアルパカ専門牧場。

もちろん、アルパカの数も日本一!

ふわふわのアルパカにぜひ癒されて下さい。

【那須アルパカ牧場】
〒329-3223
栃木県那須郡那須町大島1083
TEL:0287-77-1197
営業時間:10:00~16:00
木曜定休(祝日は営業)


そして那須にはアルパカ牧場以外にも動物と触れ合える観光地がいっぱい!
那須どうぶつ王国
那須サファリパーク
那須ワールドモンキーパーク
那須りんどう湖レイクビュー


那須テディベアミュージアム(那須町)

可愛いテディベアが館内に多数展示されており、とてもメルヘンな空間となっております。

展示されているテディベアの中には年代物のレアなテディベアも多く、中には可愛いテディベアが象られたクッキーなどが食べられるカフェもあります。

【那須テディベアミュージアム】
〒325-0302
栃木県那須郡那須町高久丙1185-4
TEL:0287-76-1711 
営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)



那須フラワーワールド(那須町)

季節によってこんなに美しい花を楽しむ事が出来る那須フラワーワールド。

標高600メートルの高原にあり、散歩コースとしても人気なのだとか。


塩原温泉(那須塩原市)

那須には温泉もたくさんあります。
その中の1つがこちら塩原温泉。

開湯から約1200年の歴史を誇り、150もの源泉を抱え、リピーターが多いのだとか。


那須塩原市を訪れた際にはご当地グルメのスープ焼そばも一緒にどうぞ。


那須にはまだまだ紹介しきれないほどの観光地がたくさんありますが、全て紹介してしまうとこの記事が終わらなくなるので次に移ります。


次は日光・那須以外の観光地・ご当地グルメを紹介します。


あしかがフラワーパーク(足利市)

栃木県南西部の足利市にある花の楽園。
あしかがフラワーパークはアメリカの「2014年・世界の夢の旅行先9選」に選ばれた世界的観光地なんです!

画像の紫の雨のような藤の花は4月下旬~5月上旬が見頃なのでGWの旅行にもおすすめです。


まるでおとぎ話の絵本の挿し絵のようなこのイルミネーション、こちらもあしかがフラワーパークです!

10月下旬から2月上旬まで楽しめるこのイルミネーションは東日本最大級とも言われています。


大谷資料館(宇都宮市)

県庁所在地の宇都宮市にあるこちらは地下にあるまるで神殿のような資料館です。

こちらは映画やアーティストのPVなどの撮影に使われる事も多い場所で、ゲームの世界に飛び込んだようなワクワク感が楽しめる場所です。


市貝町芝ざくら公園(市貝町)

こちらは季節限定ですが、毎年4月~5月に行われる芝ざくらまつりで見られる絵画のように美しい芝桜です。

芝桜の面積は本州最大級です。


佐野市のご当地グルメ

ゆるキャラの"さのまる"の出身地としても知られる佐野市はご当地グルメの宝庫!
画像のいもフライ、佐野ラーメン、耳うどん、大根そばは佐野市のご当地グルメの定番です。

簡単に説明すると、
いもフライ…蒸したじゃがいもに衣を付けて揚げたもの。特製ソースとの愛称は抜群!
佐野ラーメン…コシのある麺とコクのある醤油味の透き通ったスープが特徴。毎日食べても飽きない味なのだとか!
耳うどん…正月に食べるとその年は無病息災で過ごせると言われているそう。
すいとんに近い食感で汁は関東風の濃い醤油味。
京都にあるうどんミュージアムでも人気のメニューなのだとか。
大根そば…大根のシャキシャキ感がそばと同時に味わえるダイエット中にも嬉しい料理。


とちひめ

栃木県は苺の生産量日本一!
中でも「とちおとめ」は有名な品種ですよね。

そして「とちひめ」と呼ばれる幻の品種があるのをご存知でしょうか?

とちひめは粒が大きく、水分が多くてジューシーなのが特徴。
そして、栃木県でしか食べる事が出来ないのです!

その理由は果肉が柔らかく、輸送過程で傷んでしまう恐れがある為、流通させる事が出来ないからです。

「とちひめ」狩りには事前予約が必須なので、栃木へ行く時にはぜひ栃木でしか味わえない苺を食べてみて下さい。


え…?栃木県普通に魅力あるじゃん!

何故みなさん気付かないのでしょうか?

栃木県の魅力、「ないんだな、それが」じゃなくて「あるんだな、実は」でした。

こちらの観光地やご当地グルメなどが世間に認知されて、来年は順位が上がるといいですね。


次回は鳥取県と同率41位の群馬県の魅力をご紹介します。