FM232ex 晴耕雨読の記 上諏訪 湯の脇 2026年01月
1月2日(金)粉雪。上諏訪双葉ヶ丘の山之神社にのぼる(のぼらされる)。骨肉は硬化するは脳は軟化するは、小用は近くなるは。通りみちに用のたせる施設が、コンビニエンス・ストアひとつない。のぼって下りるまで奇跡的に保ったのは、山之神の霊験か山の神の脅威か。(⇒ FM231_S3)
1月3日(土)快晴。兒玉石神社の元始祭。湯の脇の法被を入手。(⇒ FM231)
1月4日(日)晴。元町の石碑が、永明寺事件ともいう高島藩初代藩主諏訪頼水をめぐる案件の遺跡であることを知る。(⇒ FM231_S3;S4)
1月5日(月)曇。こんこん山にのぼる。観音堂のまわりの枯れ葉をとりのぞく。
湯の脇二区、一区をあるき、山の神と先宮神社まで行ったが、緊急事態のため引き返す。宅のかわや経由で、駅前ビルに行き諏訪の地方紙『長野日報』をよむ。
1月6日(火)快晴。温泉水につけた銀杏がバケツごと氷結した。
霜にたえるシロツメクサ。さしものミントもくたばった。
昨日行きそびれた高尾山穂見神社をめざして、先宮神社を通りすぎ、大見山のふもとにとりつく。息がきれるほど登ったつもりだが、郵政事業の宿泊施設「かんぽの宿諏訪」の廃墟とほぼおなじ高度にすぎなかった。およそ標高900メートル。湖岸は約760メートルである。(諏訪市大和)
さらに上に人家がつづくので、残雪をふみながら舗装道路をたどると、沢沿いの笹むらに生きものの気配がする。わりに最近すえたらしい立て札が「熊出没注意」。
砂防堰堤をほどこした沢の上流の谷間に水田がひらけている。千本木川という。
1月7日(水)快晴。さそわれて温泉寺の七草粥の会にゆく。(⇒ FM232)
諏訪15時15分発、R20、1620白州、中央道甲府南IC 1838-2032 相模湖IC、1925-2025藤野PA(假眠)、R20、町田街道、R16、環二、22時05分横浜篠原着。
1月7日(水)-9日(金)【横浜】
1月8日(木)辞書の立ち読みから。三省堂『ウィズダム和英辞典』第2版(2013年)、合成語の要素「ノー-」の項、例文に
▶私はその計画にはノータッチです(=関与していない)
I'm not concerned with [don't have a hand in] the plan.
とある。
いっぽう「ノーパン」は独立項目で (学習辞典にこの項目が必要かはさておき)
wearing no panties.
である。ついでに「ノーブラ」も独立項目で
braless. ([!] no bra は〘和製語〙)
と色刷り感嘆符がついております。また「ラブ」(love.)の項には
●ラブホテル a motel, a hotel. ([!] a love hotel は〘和製語〙)
とガイダンスつきですが、説明的な訳語もほしいところです。
「唐詩」の項目が要るかどうか、議論のわかれるところでしょう。
未使用、税込み390円(定価3740円)だったので買った。英語を学ぶひとが英和辞典を手もとにおかないことはなくとも、和英辞典をいちども開かないことはありうる。(ブックオフ国道1号多摩川大橋店にて)
ふだんあまり口頭で使用しない和語もあって(たとえば「ちちくりあう」の項)、和英辞典も進化したものだ。しばらくしごとに遅滞をきたすかも。
1月9日(金)快晴。横浜都筑13時05分発、中原街道、R16、R412、中央道 相模湖IC 1459-1553 甲府南IC、1705白州、R20、18時25分諏訪着。
中央道談合坂SA手前(東京側)から山火事の白煙がみえた。8日午前10時過ぎ頃発火の通報があった山林火災。上野原市と大月市にまたがる扇山の山腹である。9日13時頃までにおよそ16ha焼失。
1月10日(土)川原繁人著『「あ」は「い」より大きい!? 身近で楽しい音声学』大和書房、2024年、だいわ文庫。ひつじ書房、2017年刊本の再編集、文庫化。
言語学の一分野としての音声学は、服部四郎著『音声学』(岩波書店、1951年、岩波全書)が好みだが、他人様(ひとさま)におすすめするにはためらいがある。ひとによっては買うんじゃなかったと言われそうだから。
おもしろくてためになる音声学がようやく出てきた。俵万智の解説つきというふれこみで出版社に文庫化をうりこんだようです。
(大井 剛)
【見出し写真】 守屋山と諏訪のまち。(長野県諏訪市上諏訪双葉ヶ丘の山之神社附近にて2026年1月2日撮影)
(更新記録: 2026年1月6日起稿、1月7日公開、1月11日改訂)


