FM246_09 ハーブ園をつくる PART Ⅸ ◇みのりの秋 2026/10/08

 

10月7日 不在地主にかわり小作人が生りものをとりいれた。

たまたま同日午前、「つくば自然農研究所」からとりよせている野菜の宅配がきた。

写真の上4点は当地のハーブ園産、下4点が宅配のもの。

 

つくば自然農研究所(茨城県牛久市)とは、ものものしい命名であるが、なんのことはない佃農園(茨城県取手市)が後継者育成をかねて組織した企業である。

(佃農園 ⇒ FM164「へちま畠の草むしり◇自然農園 小堀 利根川南岸」2023/06/18 へ)

 

自然農法を実践する農家の団体といえばわかりやすい。ひとことで自然といっても、在来農法の農地を自然農法の土地にかえるには時間がかかる。ざっくりと三年はガマン、つまり何も出来なくてもしかたない。月二回の契約で野菜を宅配してもらっているが、このところ「転換中」という但し書きのついた産物ばかり。定期的に出荷しなければならないから、じゅうぶんな生育をまたずに収穫することもあろう。はんたいに同じ種類ばかり大量にできてしまうこともある。

 

秋の長雨で野菜の価格が高騰している。とくに葉ものがいけません。このたび「つくば」からはモロヘイヤが二度つづけてきた。

メディア報道によれば、白菜四つ割り250円、1個まるごとだと1000円にあたる。鍋どころではない。ウチの白菜はどうなっているか。

画面中央から右に3株ならんでいるのが白菜である。(10月6日撮影)

左のイタリアンパセリはしょぼくれている。左上に枯れたようにみえるシルバー タイムがあわれだ。地中海性気候になじむハーブ類には水分が多すぎたのである。ローズマリー コルシカンもカモミールもそだたない。必要なのは日照と乾燥。

 

それにひきかえ(ごみから勝手にはえた)サトイモが元気だ。オレガノとコモン セージもさかえている。バジルは大繁殖して、はたけを席捲しつつある。ハーブ園は自然を旨とするから、おおむね放任である。自由に生きるがよい。

 

スズメガがバジルの花の蜜をすう。バジルは蜂にも人気がある。(10月6日撮影)

 

収穫したトマトが冷蔵庫にだぶついている。

 

10月8日 日日いろづくトマト。日照がすくなかったので色がうすい。

本日の収穫。新鮮なうちに口にはこぶ。

 

自然農法にもっともたいせつなものは何であるか。愛である。

 

(大井 剛)

 

【見出し写真】 なすがままのピーマン。長野県諏訪市湯の脇にて2026年10月6日撮影。

ナスのほうは、いま6個の実をぶらさげている。帰宅後の地主にゆだねよう。

 

(更新記録: 2026年10月8日起稿、10月9日公開)