FM235ex こんこん山崖線◇諏訪湖北東岸の断層崖 2026/02/17

 

こんこん山の観音堂のさらに上へとのぼる。諏訪湖と対岸の岡谷の町がみえる。

写真1枚目の画面の右端、丘陵の上に観音堂がうつっている。(写真は長野県諏訪市湯の脇にて2026年2月13日撮影) (写真〔*〕は2026年2月17日撮影)

 

(こんこん山 ⇒ FM231ex「こんこん山とはなんぞや◇上諏訪 湯の脇」2026/01/09 へ)
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(観音堂 ⇒ FM213ex_01「上諏訪温泉をまもる◇温泉寺 (Ⅰ) 諏訪市湯の脇」2025/05/04 へ)
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この日の湖は、上諏訪側の湖岸にもやがたちこめていた。

 

観音堂は画面中央にある。この撮影位置から真下をみおろすと、ほとんど垂直にきりたっているように感じられる。しかし、写真にはいくぶんか傾斜がうつる。

 

レンズを向ける角度によっては、いっそう傾斜がゆるく記録されるので、枯れ草の斜面をはっておりられそうにみえるかもしれない。なかなかどうして、それはかなわないのである。平地に雪がつもっても、斜面はまだらに白くなることが多い。

 

〔*〕観音堂の側から、はじめの撮影地点をのせた崖をみてみよう。中央奥に赤と白にぬりわけた電波塔がみえる(NTT東日本 諏訪電話交換所)。

 

〔*〕崖の上から崖線と垂直の方向にカメラをむける。画面中央を左右にはしる車道が旧甲州街道「甲州道中」である。崖線、旧甲州街道に平行して、手まえから順に国道20号バイパス、中央本線(中央東線)の鉄道、湖岸通りがはしり、そのさき諏訪市湖岸公園にいたる。そこから先は水のなか。

 

〔*〕上の写真の画面中央を望遠撮影。

 

いま観音堂が途中にひっかかっているような状態の崖が、諏訪湖の北東岸にせまる断層の一部である。

 

断層崖を北西の方角にたどる。しだいに傾斜をゆるめながら霧ヶ峰のすそを形成する。画面の下部に温泉寺の堂宇、丘の上の左端は立石公園と集合住宅。

 

この後背地の地質は、新生代 第四紀 更新世 カラブリアンの年代に属する安山岩、玄武岩質安山岩、火山砕屑岩である。(産総研 AIST GSJ Seamless Geological Map による)

 

〔保留。現場検証をへてから報告します〕

 

温泉寺附近から北北西の方角をみる。断層崖の斜面がつづく。画面右にみえる白い三角屋根のたてものは、もと「かんぽの宿 諏訪」の遺跡。うらの職員宿舎もあきや。左端にはセイコーエプソン本社。こちら現役。

 

旧「かんぽの宿 諏訪」は2019年末に閉館、2026年1月現在、日本郵政が売りにだしている。郵政民営化以前、郵政省時代には通称「かんぽの宿」、正式名称は「諏訪簡易保険保養センター」といった。

 

ふたたび温泉寺の屋根ごしに見あげれば、墓地のずっと上の崖の縁に住宅がならんでいる。

 

観音堂下の駐車場からみる崖の面。丘陵の上は茶臼山地区である。

 

こんこん山崖線とよびたい。観音堂への石段の途中、北をむくと切りたつ崖がコンクリートにおおわれている。画面上方の中央にセイコーエプソン本社のたてもの。

 

観音堂下の駐車場からみた電波塔(中央)。

 

遠くかすむ守屋山。

 

(大井 剛)

 

(更新記録: 2026年2月17日起稿、2月18日公開)