『心は言葉につつまれて』 -10ページ目

つぎでるのは9月か

買ったけど読んでないマンガや小説がけっこうあるのに、ついついまた買ってしまう。

まぁそのうち読めるだろうとかほったらかしで、気がついたら埋もれて忘れちゃってある日突然発見とかなって、それでようやく読んでみるなんてパターンが多いのだけど。
『ちはやふる』は最新刊が出るたびに買ってすぐに読んでしまうというか、とにかくはやく話の続きが読みたくなる面白さで毎回楽しみにしてて、なんというか読むたびに気持ちを持っていかれるというか、物語を牽引する強いベクトルと感情の磁場が魅力的なお気に入りのマンガだ。

17巻では綿谷新とクイーン若宮詩暢との対戦が描かれるが、これまで圧倒的強さを誇ってきたクイーンに対して新はまた違う強さによって、これまでとは違う局面みせてくれて面白かった。

それにしても、団体戦、個人戦と全国高校かるた選手権を通して様々な個性と特徴を持った選手達が出てきて、それぞれに更に成長するだろう強さの片鱗があり、いずれ激突するだろう予感だけでもワクワクしている。

ちはやふる(17) (BE LOVE KC)/末次 由紀

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圧倒的なスタイルを感じた

5月26日(土)アメ村のライブハウスPangeaで開催されたNegiccoワンマンライブを観たので感想を書こうかと。
$ 『心は言葉につつまれて』
Negiccoの曲をちゃんと聴きだしたのはごく最近の事で、つべで聴いた『恋のEXPRESS TRAIN』てシングル曲が90年代ポップスっぽい良曲でなんか気になりだして、タワレコのレーベルからメジャーデビューになるベスト盤が発売されて、前から実力に関してすごくいい評判のたっているグループだし、買って聴いてみたらこうガツンとくる感じではないのだけど気がついたらなんとなく頻繁に聴いていて、いつの間にか結構なお気に入りになってるなっていう。

ちょっと観てみたいそんな気持ちがまずあって、大阪でもタワレコでインストアライブとかミニイベントとかちょこちょこやってたのに観に行く機会はことごとく逃してて、まぁその前にPerfumeの全国ツアーがね、関西公演は当然観に行けたので良かったのだけど、追加の武道館とか残念ながら諦めた訳で、沖縄公演とか当然無理、でも同日に大阪でNegiccoのワンマンがあるじゃないって気付いて、大阪だったら全然大丈夫つかとうとうNegicco観れるやん!チケットとれたやったーってな流れで初ライブ参戦。

初めて生で観るNegiccoでいちばん印象に残ったのは、ダンスにおけるパフォーマンスの高さかな。動きに表情がある、とても生き生きしててエモーショナルな呼吸で構成されているんだ。
一曲目が始まった瞬間から何かがドライヴしだす感じで、力強いんだけどアクションで圧倒するんじゃなくて躍動感にすごく引き込まれる。
確かPerfumeのMIKIKO先生が個性を持ったダンスは空気を動かすみたいな事を言っていたのだけど、Negiccoは空気を動かし自分たちのオリジナルの空間を生み出していたんじゃないかな。

あと観客も含めてライブ全体の雰囲気も良かったな。
はるばる新潟から遠征に来たファンの方とか、やっぱり意気込みが違うんだろうな、というかNegiccoメンバーも車で13時間かけて来たとか聞いて、うわっ大変だなーと。

すごい苦労しながらも地道にライブをこなし、きちんと水準を保った曲をリリースし続けて、それで10年やってきたというのは、その積み重ねは観客を魅了できるライブパフォーマンスへと確実に昇華されている、継続で手に入れた実力とその求心力で集まったファンがいて、それを見ちゃったら、Negiccoが好きになっていた。

Negicco 2003~2012 -BEST-/Negicco

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あなたとPop With You!/Negicco

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踊らされてるんじゃないよ踊りたくなるんだ

のっちがいつもの様にざっくりと話を切り出し、あ~ちゃんはそんな事はおかまいなくマイペースに話し、かしゆかは別にそれをまとめたりせず3人のトークは着地点の見えないフリーセッションだ。

一見とりとめのない会話やお客とのやりとりを挟んでライブの演目が進んでいく中、不思議と会場全体に一体感が生まれていく流れは心地良い空間となる。

ただライブを観るという傍観者じゃなく、ライブを行う当事者として観客を参加させる為のわかり易さと高度さがPerfumeには同居している。

3月28日(水)Perfume 3rd Tour 「JPN」大阪城ホール2日目行ってきました!

城ホールで最初に鳴った音がビリビリと身体に響いたとき、いいライブになるなーと期待で一杯になったけど、同じ様に感じたひとはたくさんいただろうと思う。

2階のスタンド席から下のアリーナの様子を窺うと熱気に包まれていて、それを見て本当に来て良かったなーって思って、そして周りのひと達を見渡すとみんなそれぞれにライブを楽しんでいたのが嬉しかったな。

Perfumeの3人も何か手応えを感じたのか満足げに退場して終了したのでした(^^)

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