違和感って。。。未来から届く、小さな手紙なのかもしれません。
ねぇ。。
みんなは、
初めて会った人なのに、
「なんか好き。」
って思ったこと、ありますか?
その反対に、
何もされてない。
何も言われてない。
なのに、
心だけが、
靴ひもを踏んじゃったみたいに、
一瞬だけ立ち止まる。
「あれ?」
って。
ふふ。。
私はね。
あの小さな「あれ?」を、
何度も見逃してきた人です。
この間、
いとことテレビを見ていました。
番組の内容なんて、
もう覚えていません。
でも、
いとこの一言だけは、
今でも耳に残っています。
「ねぇ……
あの頃は言わなかったけど。
免許証をコピーされたり、
職場に電話がきたり……
今思えば、
ちょっと怖かったよね。」
私は笑いました。
「…………ね。」
それだけ。
笑ったのに。
そのあと、
二人とも黙ってしまいました。
不思議ですよね。
人って、
本当に驚いたことほど、
言葉じゃなく、
沈黙で思い出すみたいです。
高校二年生。
春。
桜は、
今年も何も知らない顔で咲いていました。
友達に誘われて始めた、
ボランティア活動。
「一回だけだから。」
人生って、
その"一回だけ"が、
一番あやしい(笑)。
気づけば、
物語の真ん中に立っていたりするんです。
大学生のお話を聞く日でした。
私は、
たまたま、
その人の隣へ座りました。
本当に、
たまたま。
でも、
人生って、
あとから振り返ると、
「たまたま」が、
一番運命っぽかったりするんですよね。
彼は、
誰にでも優しい人でした。
いや……
正確には、
誰にでも優しく見える人。
笑顔が上手。
話し方も穏やか。
自然と人が集まる。
たぶん、
九十九人は、
「素敵な人。」
って思ったはずです。
でも……
百人目の私は、
心の中で、
小さく立ち止まりました。
「あれ?」
それだけ。
本当に、
それだけでした。
今ね。
看護師として、
たくさんの人と出会ってきて思うんです。
人は、
言葉では、
案外うまく笑えます。
でも、
空気は、
嘘をつくのが少し苦手。
笑顔が戻るまでの、
ほんの一瞬。
沈黙の長さ。
目が泳ぐ速さ。
その一秒にも満たない時間に、
その人らしさが、
ふっと顔を出すことがあります。
もちろん、
私の勘違いもあります。
だから、
決めつけません。
でも……
同じ違和感が、
何度も、
同じ場所をノックするなら。
私は、
その小さな声を、
ちゃんと座らせて、
話を聞くようにしています。
ふふ。。
小さい頃から、
私は、
人より空を見ていました。
山へ行って、
竹やぶで風の音を聞いて、
星を眺めて。
「流れ星!」
って、
一人で騒いでいた子。
だからかな。
今でも、
人を見るというより、
その人の"空気"を見てしまうんです。
自称・宇宙人ですから。👽🌻
あとになって知りました。
私のことを、
いろんな人に聞いていたこと。
私を好きだと、
周りへ話していたこと。
気づけば、
みんなが恋の応援団。
今なら笑えます。
でも、
あの頃の私は、
恋をしていたんじゃなくて、
恋という物語の主人公に、
少しずつなっていたのかもしれません。
最近、
こんなことを思います。
恋って、
好きな人を知る時間じゃない。
恋をした時の、
自分を知る時間なんですよね。
笑っている私。
不安な私。
信じたい私。
見ないふりをする私。
恋は、
相手を映す鏡じゃなくて、
まだ知らなかった自分を、
静かに映してくれる鏡なのかもしれません。
だから私は、
違和感も、
嫌いになれません。
あれは、
心が未来を少しだけ先に見てしまった時の、
小さなため息だったのかもしれないから。
ふふ。。
でもね。
このお話。
実は、
ここからなんです。
春だと思っていた景色が、
ある日、
少しずつ色を変え始めます。
私は、
その時ようやく、
「あの小さな違和感」の意味を知ることになりました。
その続きは……
また今度。
よかったら、あなたのお話も、少しだけ聞かせてもらえませんか?」
あらら……
もうこんな時間。。
また、一緒にお話ししましょう。🌻
