ずいぶん以前に、『馬は対象が20%大きく見えている』という話を読んだ。
でもそうなると身体をぶつけたり、障害物レースなどは危なくてやらせられないと思う。
だいたいどうして20%という数字が出て来たのか、それをどのように計測したのか、ずっと不思議だったが、じかに馬に触れることが無かったから、このことが生活には影響しなかった。
もしこれが事実なら、最近になって気になるのが、馬はわたしを20%大きく見ると言うことは、わたしは大谷翔平よりも背が高くて2メートルの大男と認識していることになる。
馬が金正恩を見たら、縦横ともに巨大すぎて、乗せて宣伝用に疾走するのを拒否しそうなものだ。
ところがである。
わたしはいま両目の白内障の手術と、左目の黄斑変性の1回目の注射をしたところだ。
前にも書いたように、40年間左目は視力0だったのが、今では一点のカスミもないまさかの幸運に恵まれ、くどいようだが世界が一変した。
ただし、たぶん両目のバランスがおかしいせいか、馬の目のような状況に陥っている。
向こうから男が歩いてきた場合、その男が物凄く背が高くて、顔がありえないほど小さく見える。
目測では2メートルはありそうで、馬がわたしを2メートルと見るのと同じ状態になる。
でも男が近づいてくるとちょっと背が高いくらいになり、すれ違う時はほとんど同じじゃないか、となる。
一時的にもこのような症状になる場合があるのか調べたら、≪不思議の国のアリス症候群(AIWS)≫というのがあるという。
これは複雑だから、調べたことを箇条書きに列挙すると以下のようになる。
●外界の物や自分の体の大きさが通常とは異なって感じられる知覚変容を主症状とする症候群です。
●この症候群は、幻覚体験を引き起こす精神疾患です。
●時間の経過が異常に早く感じられたり、逆に遅く感じられたりします。
●その他の症状として、知覚異常、空中浮遊体験、離人症状、色覚異常などを伴うこともあります。
●原因は、【EBウイルス】の感染による脳の炎症が、幻覚などの精神症状を引き起こすと考えられている。
●1955年にイギリスの精神科医トッド(John Todd)が、『不思議の国のアリス』の本の中で、主人公のアリスが薬を飲むと、大きくなったり小さくなったりするエピソードは、作者のルイス・キャロルの体験のものによるのではないかと考え、命名された。
ということは、馬は慢性の症候群なのか?
それを教えてやっても「馬の耳に念仏」だろう。
この症候群に該当するとされる芥川龍之介の小説や、宮崎駿のアニメなどが、『不思議の国のアリス』に影響を受けていたり、同調していることが推察される。
病理の話は難しすぎるから、これ以上調べるのは止めた。
ただし、【EBウイルス】に心配するむきが多いから、以下にこの件を引用しておく。
【EBウイルス】は、主に唾液を介して感染し、多くの場合は幼児期に家族内で感染し、一部は思春期に異性間で広まります。わが国では、成人になるまでに90%以上の人が感染していると言われており、普遍的な(ありふれた)ウイルスです。
小児期に感染した場合、風邪のような比較的軽い症状しか現れませんが、思春期には伝染性単核症という急性熱性疾患を発症することがあります。
【EBウイルス】は一度感染すると体内に潜伏し、免疫力が低下した時などにリンパ腫/リンパ増殖性疾患を引き起こすことがあります。
ただし、【EBウイルス】に感染し体内に潜伏していても、必ずしもがんになるわけではなく、ほとんどの人ではがんに進行しません。
わたしは小学生のころに、いくつかの異常体験をしたが、【EBウイルス】のせいだったのか。
何が起こるのか不安な気持ちがあったが、まあ人生は「塞翁が馬」だから、みんな良いことも起きることを期待したいよね「ヒヒーン🐴」
- 前ページ
- 次ページ