中山 芝 1800M コース解析3着以内の馬にクラシック三冠レースの第1戦となる皐月賞の優先出走権が与えられるスプリングS。舞台は本番の皐月賞よりも200m短い中山・芝1800mで行われるが、過去10年の優勝馬からは昨年の三冠馬オルフェーヴルをはじめ、皐月賞馬と日本ダービー馬が延べ4頭ずつ輩出されている。 
有利な枠 内枠
有利な脚質 逃げ先行
ポイント コース・距離適性
1コーナーまでの距離が短いことと、上り坂がスタートである要素があるため、展開が定まりにくい。メンバー次第でもあるが、ハイ・ミドル・スローあらゆるペースになりうる。特徴的なのは後半3ハロンの平均がクラス別であまり差がないこと。上がりの競馬にはなりにくいことを示しており、序盤から中盤のペースがクラスの差に直結してくる。特に重賞は古馬G2の中山記念と、3歳牝馬限定G3のフラワーCとでは、勝ちタイムが大きく違うので注意が必要だ。
枠順は内枠が有利。逃げ、先行馬が残りやすいコースであり、主導権を握りたいという馬にとっては内枠は大きなアドバンテージ。中盤のペースが厳しい前掛かりの展開になると、後方からの追い込みも決まるが、差し馬が上位を独占するようなケースはまれ。好位からの抜け出しがベスト。また、右回りのローカル競馬場芝1800mに通じるコース適性が要求され、脚質を問わずこの距離で実績がある馬がよく走る。このコースを得意とする巧者の馬が出現しやすい。 オープンクラスでの実績に注目!過去10年の3着以内馬30頭中19頭は、芝1600m以上のJRA重賞で2着以内、もしくは芝1600m以上のオープン特別で1着となった経験のある馬だった。該当馬は3着内率34.5%と好走率の面でも優秀だ。まずはオープンクラスの芝1600m以上のレースで実績を残している馬に注目。
前走も1800mだった馬が中心!前走の距離別成績を見ると、前走で「1800m」のレースに出走していた馬が、勝率・連対率・3着内率すべてでトップの数値をマークしていた。前走が「1800m」以外だった馬よりも、今回と同じ「1800m」のレースを使っていた馬に注目。
キャリアの浅い馬が優勢!過去10年の3着以内馬30頭中19頭は、通算出走回数が「4回以下」の馬だった。また、「4回以下」だった馬の好走率は「5回以上」だった馬のそれを大きく上回っている。レース経験が豊富な馬よりも、少ないキャリアの馬を重視してみたい。
調教からデーププリランデ 栗CW良 84.7-67.6-52.1-37.6-12.2 一杯 A 遼馬に5馬身先着
2着アルフレード 南W良 80.4-65.6-51.6-38.2-12.5 直一杯 A 直線6馬身先着
マイネルロブスト 南W良 --68.8-52.9-38.4-13.0 馬なり A 迫力満点・大跳びで雨は弱点
グランデッツァ 栗坂路 53.0-39.2-25.8-13.0 馬なり B 順調にきた..楽しみ
1着バンザイ 栗CW 88.3-69.5-52.9-38.4-12.2 一杯 A 充実一途サトノギャラント 南W良 ---69.8-54.2-40.3-12.7 馬なり B 馬なり2馬身先着 4着ショウナンカムリ 栗坂路 54.5-39.5-25.7-12.4 一杯 B 中山馬場合うグラーネ 栗坂路 54.4-40.1-26.3-13.3 一杯 B サトノプライマシー 南W 67.1-51.3-37.6-13.3 馬なり B モンストール 南P良 --69.0-52.7-38.4-11.9 末強め B 首差遅れるも直線の伸び鋭い

ディープブリランテ 〇
2着メイクデビュー阪神(芝1800m)を2着馬エボニーナイトに5馬身差で圧勝すると、続く東京スポーツ杯2歳Sでも2着馬フジマサエンペラーに3馬身差の完勝を飾った。2012年の始動戦となった前走の共同通信杯は、初めて逃げる競馬を試みて1着馬ゴールドシップから0秒3差の2着と初黒星を喫したが、休み明け2戦目となる今回は、確実にパフォーマンスを上げてくる

マイネルロブスト ◎
7着2歳王者を決める朝日杯フューチュリティSの2着馬。まだ重賞勝ちこそないものの、メイクデビュー中山(芝1800m)とオープン特別のクローバー賞(札幌・芝1500m)を連勝し、重賞初挑戦となった3戦目の札幌2歳Sでも、1着馬グランデッツァから0秒1差の3着と接戦を演じている。前走の京成杯も1着馬ベストディールと0秒1差の2着。その後に短期放牧に出されたが、牧場でも緩めずに乗り込まれてきており、帰厩後の調整も順調で、7日の1週前追い切りは美浦南Wコースで併走馬に大きく先着を果たしている。約2か月の休み明けでも、大きく崩れるシーンは想像しにくい

バンザイ △
年明けのメイクデビュー京都(芝1600m)を逃げ切って初陣を飾ると、中1週で関東に遠征した前走500万下の若竹賞(中山・芝1800m)も、マイペースの逃げに持ち込んで連勝。2戦2勝の戦績で皐月賞トライアルに駒を進めてきた。父タイキシャトルは現役時に13戦すべて1600m以下のレースを使われ、GI を計5勝した超一流の短距離馬だが、この馬は距離の融通性がありそう。ハナを切れなかった場合にどう対応できるかなど、未知の面も多いが、まだ能力の底はまったく見せていない。

アルフレード ▲
デビュー3連勝でGI の朝日杯フューチュリティSを制し、昨年のJRA賞最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得した。前走後は放牧に出されて英気を養い、2月上旬に美浦トレーニング・センターに帰厩。徐々に調教のピッチを上げてきている。メイクデビュー中山、500万下のきんもくせい特別(新潟)、朝日杯フューチュリティSと、過去3勝はすべて芝1600m。初の芝1800mとなるここで強い競馬を見せて連勝を伸ばすことができるか・・

グランデッツァ △
1着昨夏のメイクデビュー札幌(芝1800m)で2着と初陣を飾れなかったものの、同じ舞台で行われた2戦目の未勝利を2着馬マイネルテュールに8馬身の差をつけて大楽勝。勢いに乗って臨んだ3戦目の札幌2歳Sも連勝し、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。その後に約2か月半の休養を挟んで挑んだ前走のラジオNIKKEI杯2歳Sでは3着に敗れているが、2歳時の戦績は間違いなく世代トップクラスにランクされるもの。今回も約3か月の休養明けになるが、気配は前走時よりも数段いいだけに、上位争いは間違いないだろう。

ゼロス △
未勝利→500万下(いずれも京都・芝1600m)→オープン特別の若駒S(京都・芝2000m)と、すべて逃げ切りで3連勝中。初勝利を挙げるまでに8戦を要したが、“逃げ”という自分の形を確立できたことでスターダムにのし上がってきた。敗れた7戦中4戦はダートのレースで、芝の1600m以上の距離に限れば〔3・2・0・0〕と連対率100%。重賞で相手関係が一気に強化される今回も、すんなり先手を取ることができれば、好勝負になる。

サトノギャラント 注
4着1番人気に支持されたメイクデビュー札幌(芝1800m)で3着に敗れたが、2戦目の未勝利(中山・芝1800m)を中団追走から差し切って初勝利をマーク。その後もオープン特別の芙蓉S(中山・芝1600m)2着、前走500万下のベゴニア賞(東京・芝1600m)を快勝と、中身の濃い競馬を続けている。今回は放牧明けで約4か月ぶりの実戦になるが、このレースを目標に仕上がりは順調そのもの。母は1998年の阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ)など現役時代に重賞を5勝したスティンガー。まだまだ成長が見込める器だ
サトノプライマシー 注
前走オープン特別のホープフルS(中山・芝2000m)で5着に敗れたが、直線半ばで前の馬が内によれるアクシデントがあって脚を余したもの。まだキャリアが僅か2戦で、これからグングン良くなるはず

モンストール 穴馬
6着デビュー2連勝で新潟2歳Sを制したが、3戦目の京王杯2歳Sでは断然の1番人気に推されたものの、1着馬レオアクティブから0秒5差の4着に敗退。レース後に、のど鳴りの症状が判明した。その後に放牧へ出されて患部に手術が施され、今回は約4か月ぶりの実戦。さすがに多少の割り引きは必要になるだろうが、潜在能力は今回のメンバーに入ってもまったく引けを取らないだけに、軽視は禁物だ。
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