日曜日。

病院で泊まる最後の日、明日は退院です。




朝9時半にシャワー予約を入れ

看護師さんに介助をお願いしたところ......

昨日担当の看護師さんは既に退勤されていて、

今日の看護師さんに申し送りがされていなかった様子。





左肩が痛いので介助をお願いしたのですが、

「あらー皆さん一人で入られますよ。お家に帰ったらお一人なんですよね?慣れておかないといけないと思うわ〜」

て言われてしまったんです。




うーん、困った。

一人で入れるだろうか......

けれど、そう言われたことで

確かに、一人で出来なけりゃ家に帰れないぞ。




62歳の大人が、

一人で出来なくてどうする




そんなふうに思ってしまい、

普通は30分のシャワー時間を多めにもらい、

恐る恐るシャワーへ。




どうしようもなくなったら、

呼び出しボタンを押そう




そう思って頑張りました。




スリングを外すのにさえ冷や汗。

脱衣室にある大きなシャンプー洗面台と

脱衣籠、椅子を全部使って

ゆっくり慎重に......




せっかくシャワーを浴びたのに

冷や汗だか油汗だかをかいてしまい

綺麗になったのかわからないシャワータイム。




リフォームしておいたパジャマのお陰で

何とか着替えはできました。

使い捨てのバスタオルを持っていったので

床にも広くそれを敷き、バスマット代わりに使いました。




裸のまま、備え付けの椅子に座るのが嫌だったので

そこにも使い捨てのタオルを。





スリングのベルトは一人ではできず、

手で支えてナースステーションに行って

はめてもらいました。





一人で出来た!

という達成感はありましたが、

今考えると

やはり遠慮せず介助をお願いするべきだったなと思います。




午後にまた看護師さんが交代になって

「あら、お一人で入れたんですか?大丈夫でした?」

と言われてしまいました。




看護師さんはたくさんの患者さんを診ているので

その都度、こちらの希望を伝えることが大事ですね。




シャワーをはじめ、術側だけでなく、

両肩が痛む私は出来ないことが多くなり

途方にくれてしまいます。




この頃はトイレットペーパーを切ることができなくて、

爪で1センチづつ押し切る、みたいなこともしていました。

帰宅後はロール状ではなく

カットされているペーパーを買わなくては。




今日は日曜日で、リハビリは一回だけ。




明日の退院に向け

少しづつ荷物を整理しましたが

やはり左手が痛み、

娘に退院の応援を頼みました。




術後、痛み止めのロキソニンを

1日3回飲んでいます。

左肩はそれでも痛い。

明日の退院を前に

今後の痛みがどう変化するか少し心配です。





除菌タオルに100円ショップの取り出し用のキャップをつけて。
片手で、一枚づつ取り出せます。乾燥も防げます。


術後はペットボトルに呑み口をセット。
ペットボトルの蓋開けも100円ショップで購入。
キャップを開けるときはボトルを部屋の壁に押しあて、
腰で強く挟み込んでキャップを回します。