現在、民泊開業に向けてカウントダウン中です。



この物件は、最初は住居付きテナントとして募集をかけていました。

駅から近いこともあり、

何件か問い合わせは入ったものの

成約に至らず…



様子を見ているうちに、大変な事態が起こりました。



貸している2階、3階のどこかで

給水管が破裂したようなのです。



ある日、貸し出すテナントのチェックのため部屋に行ってみると

ここってディズニーシーだっけ?

と思うほどの水が、和室の畳に溜まっていました。

見上げると、天井と壁を伝って水が落ちてきています。



予期せぬ事で、一瞬、なぜ部屋の中に水の流れがあるのか理解できませんでした。




皆さんはそんな時、どう対処するのが正解と思われますか?




とにかく、溢れ出る水を止めるために、メーターから止水したい!

けれど、一斉に4世帯のメーターを閉めてしまっては

破れたのがどこの部屋の給水管なのか見極められません。




ですから、あたりをつけて一部屋づつ止水してみます。

ヤキモキはするのですが、水を止めてから観察を続けなければなりません。

止水し、当たりなら3〜40分ほどで垂れて来る水の勢いが目に見えて減っていきます。



この時は運良く、一部屋目でビンゴ。



仕事で留守にしていた方に連絡を取り事情を話し、

水を止めさせてもらう連絡。



その後、住人立ち会いの元、

破裂箇所を確認。

床を剥がす大きな工事になるため、

完全に給水管を新しくするまでは水が使えません。



住人の方は水が出ないと生活ができないので、

こういった場合はホテルに移動してもらう、

または1ヶ月の工事期間、別に部屋を手配する必要があります。



もちろん、その間の家賃はいただけません。



しかも、築40年、今回破れた場所だけを補修すれば終わりではありません。

この時はキッチンでしたが、床下ではお風呂やトイレにつながる給水管も同じように

老朽化しているわけです。



この部屋の、すべての床下の給水管をやり直す必要がありました。

繋ぎ目が問題になるので、お風呂やトイレも新しく入れ替えが必要に。



工事の見積書は、目玉が飛び出る金額になりました。

しかも、住人の方の生活の保証もしなければなりません。



親から相続した「負の遺産」。

現金が豊富にあるわけではなく、泣きたくなる状況でした。



工事期間は約1ヶ月。

その間、不便な生活をする居住者の方が気の毒でしたが、

今回民泊で使う部屋の、水漏れ被害がない部分を使っていただくことで交渉がまとまりました。




3階の部屋での水漏れでしたから、

元の破裂箇所、

その下の2階の水漏れ被害修復、

一階のテナント住居(今回民泊として使う部屋)被害補修

と約1ヶ月をかけて工事が行われました。



水をたっぷり含んだ畳はもちろん、

水の流れた壁や天井はやがてカビてきます。

水害の経験はありませんでしたが、

台風や大雨で被害に遭われた方はそれは大変だろう、と思いました。




色々勉強になったと思おう、

そう考えていたのですが、さすが築40年、

この後もまた続きます。