里帰りしてすぐにホームシックにかかったふうみんさん、なんだかんだ気が許せる旦那との久しぶりの再会は感動的なものになると思っていたのですがもうそれどころではなく、第一声が「肛門押して!!」でした。数時間に及ぶ陣痛との戦いで腰をさすり、肛門を押し続けていた母親はかなりヘトヘトになっており、やっと旦那とチェンジすることができました。ここからは旦那とタッグを組み、陣痛最終ラウンドです。
壁に面したベッドの上で横になり、旦那の方にお尻を向け、痛みの波が来たら「押して!押して!」と肛門を押してもらい、片方の手はベッドの柵を握り、片方は壁に当ててこらえました。
この時点で吐き気はなくなっていましたが、胃液を吐いたため喉はガラガラで、元々の低い声がさらにハスキーになると思いきや、意外と高い声で唸っているふうみんさんがいました。
さらに痛さの波は大きくなり、一度の波で肛門から出ようとする力が三回来るようになりました。旦那がいろいろ言ってくるのですが痛みの波が来ている時は答える余裕がなく、治まっている間も答える気力がなく、ただただ唸り声か「もうダメ」と弱音を吐くかのみでした。
さらに大波の時には旦那がかなりの力で肛門を押すので、次第に旦那の手も疲れ、押している最中にぷるぷる震え、その振動がまた痛く「動かさないで押して!!」とか微妙な位置加減に「そこじゃない!」など無茶な注文をし、痛さをこらえるのに壁に押し付けていた拳の皮がむけて血が出ているのに気づかないくらい我を忘れていました。
これまたいつまで耐えればよいのか、看護師さんは一向に来る気配がありません。大波が来た時に「いきみ」を逃すことが出来なくなり叫び声も「出ちゃう、出ちゃう!」に変わりました。この格闘を繰り返していると肛門から何かが少し出てしまった気がして、これは赤ちゃんではなく溜まっていた便が出てしまったんではないか、とナースコールを押しました。そして内診してもらい、出たと思ったのは便ではなく赤ちゃんだったようで(ちょろっと出始めた?)、そのまま分娩室へと移動となり、いよいよ大本番です!!
長くなってしまったのでその⑤(本当に最終章)に続く