2024/08/26@富士見

監督 ジョージ・ミラー

原点=最高

★★★★★


1981年作品。世紀末後の世界をカーチェイスとバイオレンスで魅せる。当時は「北斗の拳」のオマージュかと思っていたが逆で、この映画から北斗の拳が誕生したのだから面白いに決まっている。スタイリッシュなコスチュームと圧倒的な暴力は中2の僕に突き刺さったなあ。とはいえ、テレビてしか観たことがなかったけど、やっとスクリーンで鑑賞できる喜び。記憶が圧倒的すぎて伝説になっていたが…。


いざ鑑賞してみるとそのコスチュームも、マシンも当時としては革新的だし、迫力満点だった。カーチェイスで車体の下敷きになる人々とか生身感が半端ない。人が飛んでいく様子とかマジ死んでんな、と思う。女性を強姦して殺すとか、こんなシーンがあると恐怖感がマシマシ。(しかし配慮がありモロなシーンではなかったけど)

マックスの敵、狂犬ウェズとか最強ボス・ヒューマンガスとか狂気がサイコーかよ、って思った。あと、あっさり人が死ぬ、展開が早い。


すごいすごいと思い込んでいたが、実際は「フューリーロード」「フュリオサ」の方がアイデア満載、アクション満載で2段も3段も上だった、恐れいったぜ、ジョージ・ミラー。

しかし、原点=最高とはこのこと。