2024/07/08@大宮

監督 井上森人

サメマニアによるギャグ映画

★★★☆☆


くだらない企画とは分かっていたが、サメ映画を日本人の手で作ろうという意気込みは感じられた。だったら何故真正面に作らないのか…。その1点だけは疑問だが、作り手の熱意は伝わってきた。


温泉の街、暑海市でサメに襲われ死者が出ていた。そして温泉で行方不明者も同じ数出ていた。事件に悩む束警察署長、生物学者の巨勢は古代のサメ、温泉シャークの仕業と断定する。温泉シャークの狂気は温泉だけにとどまらず、暑海市の地下温泉源を縦横無尽に暴れまわり、ついに市内全域が危険区域と化した。そして温泉シャークの刃に束署長が倒れ、市長の万巻と巨勢と、謎のマッチョマンが温泉シャークの群れと対峙することとなる…。


ところどころ笑えたけど、全体的にはギャグセンスが合わなかった。マッチョマンの使い方、あと1歩間違えばぶち壊しな気もするほど、絶妙なバランスだった。生物学者役の中西裕胡は良い雰囲気を醸していたので、この先もどこかで出会うかも知れないなぁと思いました。