2024/04/23@富士見

監督 スティーブン・スピルバーグ

ショーンとハリソンのおしゃれ泥棒

★★★★★

 

1989年作品。スティーブン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作総指揮、ハリソン・フォード主演によるアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」のシリーズ第3作。1938年。考古学者インディは富豪ドノヴァンから、キリストの血を受けた聖杯の捜索を依頼される。最初は渋っていたインディだったが、行方不明になったという前任者が自分の父ヘンリーだと知り引き受けることに。ベネチアで父の同僚シュナイダー博士と合流したインディは、父から託された聖杯日誌を頼りに、聖杯の在り処を示す手掛かりをつかむが……。インディの父ヘンリーを名優ショーン・コネリー、少年時代のインディをリバー・フェニックスが演じた。第62回アカデミー賞で音響効果賞を受賞。

 

大冒険に加え、ショーン・コネリーとハリソン・フォードのコンビ芸が最高にチャーミング。ほっこりします。クライマックスのシリア・テトラ遺跡で撮影するのも画期的だったのではと思う。この映画を見て私の同僚はテトラ遺跡のツアーに参加したというから感慨深い。

 

インディ映画祭りと銘打って3週連続でシリーズを観ましたが、改めてスピルバーグは上手いですなあ。アクションの釣瓶撃ち、アイデアが素晴らしいのはもちろんですけど、見せ方が良い。船が大爆発してインディが何も持たず海に飛び込むのだけど、画面の手前からスルッと浮き輪が流れ出てくるシークエンスにはシビれました。

 

ともかくこの作品はめちゃめちゃ面白い、いつ何時観ても飽きない名作でした。