2023/08/03@新都心

監督 英勉

圧巻の廃車場

★★★☆☆

 

ペヤング先輩こと永山絢斗が大麻所持・使用で逮捕されてしまい公開が危ぶまれた今作-決戦-だが、なんとか公開にこぎつけた。しかし、マスコミはこの事には触れないまま、作品は好評を得ている不思議感あり。

 

今作は廃車場のセットが圧巻。初見ではCGだと思ったけど、廃車が幾重にも積み上げられホコリを被った山で、走ったり殴ったり転げ落ちたりしている姿は迫力があった。これを見せられたら1つの話を2つに分け、前作-運命-は、説明に徹した判断は正解だと思う。

 

タイマン勝負は見応えあったが、素手の殴り合いではノーダメージなのに対して凶器攻撃は一撃で致命傷となるあたりはちと飲み込みにくい。そんな中でバジ(永山絢斗)と一虎(村上虹郎)はキャラ立ちしていたが、タケミチやマイキー、ドラケンは影を潜めてしまった。さらにキサキやハンマの狙いがはっきりしない展開はいただけない。

 

結局は一番隊隊長に任命されたタケミチがこの時代に残る決断をしたが、ここに生きていたはずのタケミチはどうなったのか、基本的な設定が分からなくなってしまった。決闘は納得の迫力ではあるが、−運命−−決戦−ともにストーリーは薄い気がしてしまい残念だった。