2019/08/29@南古谷

監督 瑠東東一郎
死んでも一緒にいたい
遂に映画化されたおっさんずラブ。わたくし1ミリも観たことがない。結果から言うと、予算が沢山ついて豪華にやりました凄いでしょ的な、駄目なノリでした。恐らく制作に時間が割けなかったのか中身がスカスカです。
 
冒頭の香港ロケ、意味ない。香港だからカンフーでしょ、とばかり春田(田中圭)のアクション。これで?です。春田と牧(林遣都)に恋人(っぽい)が出来て、気持ちのすれ違い、焼きもちでハラハラドキドキさせたくて、ミスリードを誘う演出が満載。その割には決定的なセリフや場面は1つもないという浅い展開。ドラマファンはこんなのが観たい訳ではない(のでは)と思いながら、早く終らないかなと考えてました。ポスターの炎ハートは燃え上がる愛の象徴かと思ってましたけど、ホントに爆破してますから、意味もなく(笑)
 
田中圭がブレークして嬉しい私です。デビュー当時、特段イケメンでもない、普通の優男。この先、生き残っていくのだろうかと勝手に心配していたのです。でも、私が感じた光るモノをみんなが感じていたから、今の田中圭がいる。そんな田中圭が今まで見た事がないくらい、やりたい放題自由気ままに暴れていたのは唯一の収穫。サウナで男五人が水をかけ合うシーンだけはめちゃんこ面白かったなぁ。
 
男と男の真剣恋愛は、世間からは理解されない、ひっそり日陰者みたいなイメージを、見事に打破していた。ボーイズラブ爆誕、ボーイズラブをメジャーコンテンツにした作品として歴史的価値があるとは思った。男と女の恋愛決め台詞は「死ぬまで一緒にいたい」だが、男同士は「死んでも一緒にいたい」となるようです。