2018/05/04@富士見
監督 廣木隆一
1.廣木監督のダメな作品なのに、後からじわりと心に染みる。
2.両親をうらむべき
3.岡山の宝⤵
伝説の少女漫画、ついに映画化!ということで注目度高めだったんですが、普通のだめな映画でした。そもそも廣木監督って少女漫画ばかり撮るけど、ホントこの手の物語が好きなのか疑問です。どの作品も工夫がなくて面白くない。引きのショットで二人の会話を見せるのは多用し過ぎで飽きた。これ「PとJK」では効果的に使えていました。やたら画面を動かしたがるのも観てると落ち着かなくて、遠くから近づいて、また離れる。目線の高さから徐々に上空へ上がっていくとか、遠くから1周、2周ぐるぐる回るとか、なぜそうするのか意図が分からんのです。監督が思い入れがあって撮った(と思われる)「バイブレータ」や「彼女は間違いじゃない」はとっても面白いんですけどね、こんな落ち着かない場面はないんです。それでも仕事が回ってくるのだから巨匠なんでしょね。「オオカミ少女と黒王子」は好きですけど、これは山崎賢人と二階堂ふみの力量の寄るところかなと改めて思います。でも、絶対に良い映画と評価できないけど、後からじわりと思い出します、結局好きなのかも。
さて、映画ですが、ストーリーがぶっとんでます。両親がパートナーチェンジしてシェアハウスで男女高校生が一つ屋根の下で暮らす、、、。シチュエーションがエロいです。男と女、もうやりたい放題じゃないですか。高校生の秘密の関係なんて言ってるわりには街中で葉っぱをかけ合うとかもうバレバレで。ネタバレだからあれだけど、あまりに壮大な勘違い物語ですよ。両親がバカヤローゆえに起きた悲劇です。
吉沢亮、魅力があります。ミステリアスです。可能性を感じますが、「リバース・エッジ」も今一つでしたけど、この作品だけでは評価できません。桜井日奈子は普通でした。普通の子を普通に見せてくれました、何でしょうか、この普通感。「岡山の宝」のはずが、スクリーンでは映えません。この先不安になりました。ただ、後から思い出すと二人の姿がジワっときます。吉沢亮と桜井日奈子、ほんとに付き合ってたらお似合いのカップルです。優希美青は最悪です、「ちはやふる結び」は最高でしたけど、監督の演出でしょうか、残念です。
ワンシーンだけ好きなところがあります。二人だけの夕食、吉沢亮にママレードボーイと名付けたシーンです。この時初めて日奈子が亮のこと、好きかもって意識した瞬間、胸キュンでした。

